判例翻訳プロジェクト解説

有志で協力して社会的意義のあるコンテンツを翻訳『翻訳プロジェクト』

アメリア翻訳プロジェクトトップ > 判例翻訳トップ > このプロジェクトのねらいとメリット

回答: プロジェクトリーダー 吉本秀人氏

Q:
このプロジェクトの目的はなんですか?

A:

みんなでできるだけたくさんのアメリカの判例を翻訳して、できるだけ多くの人に読んでもらうデータベースをつくること、そしてその作業の中でアメリカの法律やビジネスについての知識をできるだけ増やすことです。
Q:
翻訳する「みんな」とは誰ですか?

A:

「みんな」は原則的にanybodyなんですが、具体的には翻訳者、翻訳学習者、法律家、法律の学生、ビジネスマンなどが中心になるでしょう。
Q: 判例を翻訳するには、語学力だけでなく、法律やビジネスの実務の知識が必要になると思いますが、翻訳者はとくに語学に詳しく、法律家はとくに法律に詳しく、ビジネスマンはとくに実務に詳しい場合が多いのではないでしょうか?

A:

そうですね。それぞれある程度の偏りはあるとしても、各人の知識や技量を総動員して翻訳するわけです。
Q: 極端な場合、語学が全然できなくて法律の知識が豊富な人というのはプロジェクトに参加できないのですか?

A:

実際の翻訳は語学力のある人が担当して、その訳文の検討に専門知識に精通している人が参加する、ということも可能です。
Q: 判例の英語って難しくないですか?

A:

契約書の英語などに比べて、英文自体が複雑なものは少ないですね。ただ、簡単そうに見える言葉が特別な意味を持っていることもありますが。
Q: 翻訳しながら知識が増えるとは具体的にどのようなことですか?

A:

アメリア翻訳プロジェクトでは、訳文を掲示板で検討しながらいろいろな知恵を出し合ったり調査をするわけですが、そのやり取り自体が情報の蓄積になります。そして、とくに重要と思われる表現は辞書として残します。
Q: それぞれのメンバーが自分に不足しているものを補いながら翻訳の作業に参加して、その補いあったところが知識になるというわけですね。

A:

そして、翻訳者、法律家、ビジネスマン、どのような立場の人でもそれぞれの仕事の中でその知識の蓄積を生かすことができます。
Q: データベースを利用する人にはどんな人がいるでしょう?

A:

さっきあげた翻訳する立場の「みんな」に加えて、ジャーナリストなど、報道関係の人たちにも読んでもらえるんじゃないかと思います。もちろん、漠然と「判例って何?」と興味をもった人にも読んでもらいたいですね。
Q: プロジェクトリーダー以外の人が「この判例を訳してほしい」とアプローチすることも可能ですか?

A:

もちろんです。さまざまなところから「訳してほしい判例」を集めてプロジェクトで翻訳者を募集し、データベースを充実させていくのが理想ですから。