「辞書の図書館」について

有志で協力して社会的意義のあるコンテンツを翻訳『翻訳プロジェクト』

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Q:
「辞書の図書館」とはどのようなものですか?

A:


翻訳に役立つ辞書を集めてWeb上で自由に使えるようにした何でもありの仮想図書館です。

アメリア翻訳プロジェクト内の各ページの上部にある「辞書の図書館」アイコンをクリックすると、アクセスできます。

通常のオンライン辞書は多くの人が一般的な目的のために使うことを想定したものですが、「辞書の図書館」では、専門家や特定の趣味を持った人たちが独自の目的のために編んだ辞書を中心に集めます。

熱心な翻訳者や翻訳学習者に私家版辞書やデータベースを「寄贈」していただくこともあれば、これまでにない辞書をアメリアで独自に企画することもあるでしょう。翻訳の仕事から生み出されるものから、個人の趣味や研究から生み出された辞書まで、本当に「何でもあり」。現在のスタート時点では数冊しか辞書が並んでいませんが、今後どんどん増やして行く予定です。

具体的な使い方については、「辞書の図書館」右上の「ヘルプ」をクリックしてください。

Q:
具体的にどのような種類の辞書が考えられますか?

A:

たとえば、ミステリー小説の翻訳家が集めている警察用語や法律用語のデータには、一般の辞書にはない見出し語や適切な訳語を多く含んでいるものがありますが、そういった私家版辞書は通常一般の目に触れることがほとんどありません。

こうしたデータを一ヵ所に集めてみんなが閲覧できる「図書館」は、非常に有益で楽しい場所になるでしょう。

Q: 「プロジェクト辞書」とはどのようなものですか?

A:

アメリア翻訳プロジェクトではさまざまな文書を翻訳しますが、「プロジェクト辞書」とは、その中で検討された訳語を辞書として登録したものです。

つまり、プロジェクトの参加メンバーが検討した訳語が原文の文脈を伴った形で確認できるので、翻訳プロジェクトが大きくなればそれだけ見出し語、訳語、例文の充実した辞書になります。これ自体が「辞書の図書館」の中に大きな書架を形作ることになるわけです。


Q: 例文を集めた「活用辞典」のようなものもありますか?

A:

いうまでもなく翻訳者にとって実践的な活用辞典は必要不可欠なもので、「辞書の図書館」でも活用辞典の充実化は重要な目標の一つです。

また、たとえば、映画の好きな人なら、さまざまな映画の批評文に出てくる英語表現やシナリオに登場する描写の英語表現などを集めて、日本人の使いにくい書き言葉の和英活用辞典を編んでしまうような、趣味の世界で集めた活用辞典も考えられます。

Q: ほんの数語しかない辞書でも登録できますか?

A:

できます。

「辞書の図書館」には、見出し語が数語で情報が訳語だけしかないような辞書から、見出し語が数千語、数万語で例文やコメントが豊富についているような辞書まで、既存の辞書にないような視野を広げてくれるような辞書を書架に並べることを考えています。

個人の独創によって生み出された辞書から、グループの知恵を集積して作り出された辞書まで、非常に幅広い辞書がこの「辞書の図書館」に並ぶことになるのです。

Q: 作りかけの辞書でも登録できますか?

A:

できます。

基本的に、「辞書の図書館」では、「辞書は育つもの」という考え方に立っています。その意味で「作りかけ」という考え方自体が存在しないといえるでしょう。
「プロジェクト辞書」も含めて、一つの目的で辞書を編み始めてから、随時、改訂や増補を繰り返し、より充実したものにするわけです。

辞書の編纂には編者の発想力、洞察力、遊び心が総合的に反映されるので、辞書の「成長」を翻訳者としての成長の糧とすることにもなるでしょう。