実務翻訳を経て今は映像翻訳を目指す、徳政みづきさん Flavor
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徳政 みづきさん

第106回

ファッションブランドの社内翻訳者を経て在宅映像翻訳者を目指すママは「子育て1年生」! 徳政 みづきさん

Nozomu Kanari
帽子好きが高じて、憧れだった帽子のブランドに就職。「昔からやると決めたら何でも怖がらずに突き進むタイプなんです」

岡田 :本日のゲストはファッションブランドの社内翻訳者としてお仕事をされてきた徳政みづきさんです。徳政さんは夏にかわいい女の子を出産されたばかり。今日は赤ちゃんと一緒のインタビューとなりました。ファッション業界や翻訳のことだけでなく、子育てのお話も聞けそうです。それにしてもかわいい赤ちゃん! 癒されます〜。

徳政 :泣かないでいてくれるといいんですが……。初めての子育てなので、わからないことだらけです。

岡田 :あ、寝ながら笑ってますよ! この笑顔がたまりませんね。かわいすぎて赤ちゃんにばかり気を取られてしまいますが、気を取り直してよろしくお願いします。徳政さんはファッション業界にお勤めだったんですね。

徳政 :はい。大学卒業後、帽子ブランドの会社でバイヤーアシスタントとして翻訳の仕事をしました。次に勤めたアクセサリーの代理店の会社でも、英語を使う仕事に携わってきました。

岡田 :帽子の会社でのバイヤーアシスタントとは、主にどんなお仕事だったんですか?

徳政 :海外での買い付け業務のアシストをする傍ら、英語でのメールのやり取り、展示会用カタログの翻訳など、社内での英語の仕事全般を行いました。当時、会社が海外進出に力を入れはじめた時期だったので、英語関連の仕事が増えたようです。

岡田 :そうすると英語に関することは何でも、といった具合ですね。その会社でのお仕事を選んだのは、翻訳など英語のお仕事を希望されたからですか?

徳政 :いいえ、実は私、学生の時は帽子のデザイナーを目指していたんです。とにかく帽子が大好きで、モノづくりも大好きだったので、ずっと帽子のデザイナーになることを夢見ていました。大学では英語を学んでいましたが、土曜日に帽子のデザイン専門学校に通い、いろいろな帽子を作ったりデザインしたりしていたんです。

岡田 :そうなんですか。帽子ありき、だったんですね。

徳政 :はい。最初に勤めた会社は、帽子のブランドとして日本で有名な会社だったので、なんとしてもこの会社に入りたいと思っていました。当時、新卒の募集もしていなかったんですが、飛び込みで門を叩いて「お願いします!」と(笑)。

岡田 :それはかなりの勇気と情熱! よほど帽子の道に進みたかったんですね。

徳政 :はい。昔からやると決めたら何でも怖がらずに突き進むタイプなんです。やりたいと思ったことはとことんやってみたくなる。結局その会社に入社できたのですが、帽子のデザイナーとしてではなく、英語の力を買われての採用となりました。

岡田 :では憧れていたデザイナーの道は?

徳政 :当時はとにかくその会社に入りたい一心で、入社さえできればそこから自分の好きなことに近づけるだろうと……。とりあえずバイヤーアシスタントとして翻訳の仕事で始めて、そこから何らかの形で道が開ければいいなと思いました。もちろん英語の方でも貢献しながら、好きな帽子を世界に広め、いろいろな人に帽子の魅力を知ってもらいたいとも思っていました。

岡田 :なるほど。それが徳政さんの翻訳との出会いだったんですね。もしこれが帽子の会社ではなく、その他一般の会社だったら翻訳の仕事は?

徳政 :やっていないと思います(笑)。不思議ですね。

岡田 :いろいろな巡り合わせで、今日があるんですね。

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