ジュエリーの実務翻訳と映像翻訳でご活躍の秋山真樹子さん Flavor
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秋山 真樹子さん

第112回

ジュエリー関連の翻訳と執筆が専門。自身のウェブサイトから発信し、海外のジュエリーワールドとの窓口に 秋山 真樹子さん

Makiko Akiyama
アート作品が中心の「コンテンポラリージュエリー」が専門分野

岡田 :本日のゲストはジュエリー関連の翻訳、執筆が専門の秋山真樹子さんです。オンサイトで北欧インテリアの会社や映像関連の会社に勤務のご経験もあり、映像、IT、アート、アパレル等の分野でも実務翻訳のお仕事をされているそうです。秋山さん、今日はよろしくお願いいたします。ジュエリー関連がご専門とのことで、さすがに今着けていらっしゃるネックレスも重ね使いが素敵です。

秋山 :ありがとうございます。このネックレス、ひとつは友人のブランドのもので、もうひとつはオットー・クンツリというスイス人のジュエリーアーティストの作品なんです。正面から見ると四角く見えますが、横から見るとハート型になってるんですよ。

岡田 :わ、ホント、ハート型なんですね! シンプルながらもかわいらしいデザインで、普段でも気軽につけられそうです。

秋山 :気取らずに使えて気に入っています。実はこれ、「愛情を量り売りする」という面白いコンセプトの作品で、もとは一本の長いパイプ状になったものを1cmや2cmなど好きな長さに切り売りしてくれるんです。

岡田 :秋山さんはジュエリー関連の評論や作家へのインタビュー記事なども執筆されているとのことですから、その作家さんともそうした関係でお会いになったんですか?

秋山 :はい。クンツリ氏は去年、東京都庭園美術館で個展を行ったんです。その関連イベントに制作進行で携わり、会場で上映するインタビュー映像の字幕や、カタログの一部の翻訳も担当させていただきました。ご本人もとても素敵な方でしたよ。コンテンポラリージュエリーの世界を牽引する代表的存在なんです。

岡田 :コンテンポラリージュエリー、ですか。いわゆるカルティエやティファニーといった金銀プラチナにダイヤやルビーの世界とは異なるジュエリー?

秋山 :そうですね。そちらはいわゆる「ハイジュエリー」「コマーシャルジュエリー」と呼ばれる世界で、宝石の中でも極めて品質の高いものが選ばれる華やかな世界です。コンテンポラリージュエリーはコンセプトに基づいて創られるアート作品で、素材も宝石類だけではなく、木や紙やプラスチックなどあらゆる素材を使います。シンプルで身につけやすい作品も多いんですよ。私はジュエリー全般に関心があるので、ハイジュエリーもエスニックジュエリーも好きですが、今はコンテンポラリージュエリーを中心に記事を翻訳したり執筆したりしているんです。

岡田 :秋山さんはジュエリーがご専門とお聞きしたので、さぞや華やかな世界のお仕事だろうと思っていましたが、アート的な要素が濃い分野だったんですね。私は高級ジュエリーにまるで縁がないので、お話についていけるか心配でしたがちょっと安心しました。カルティエもブルガリも一個も持ってないので(笑)。

秋山 :アハハ、私も持ってませんよ(笑)。

岡田 :今日はジュエリーのお話から翻訳のお話まで、たくさんお聞きしたいと思います。どんなお話が聞けるかとても楽しみです!

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