【アメリア】Flavor of the Month 24 富沢 玲子さん
読み物
Flavor of the Month
<第24回>  全5ページ


外見はこんなに似ていても、文化や風習はまったく違う! 初めての韓国旅行でカルチャーショックを受けました


坂田:そもそも韓国語を勉強し始めたきっかけは何だったのですか?

富沢:大学に入学して、第2外国語を選ばなければならなくて、何かアジアの言語を学びたいなと思ったんです。中国語か韓国語かで迷ったのですが、その時、隣の国なのに韓国のことをまったく知らない自分に気付いたんです。韓国語は“アニョハセヨ”くらいしか知らなくて……。こんなことではいけない、隣の国を知らないと! と思って韓国語を選びました。

坂田:そうですか。でも、第2外国語だと授業数はそれほど多くないですよね。

富沢:第2外国語の授業なんて、そんなに真面目にやらないですよね(笑)。授業は週に1回、2年間で終わりですから、英語でいうと中学2年生ぐらいのレベルです。

坂田:ちなみに大学の専攻は?

富沢:外国語学部で専攻は英語でした。

坂田:そうなんですか! じゃあ、英日翻訳にも興味がある?

富沢:いいえ。それが、韓国語を始めたら、英語よりも韓国語のほうにどんどん傾いてきちゃって。韓国語のハングル文字ってすごく面白いんですよ。

坂田:丸と棒の組み合わせですよね(笑)。

富沢:はい(笑)。最初、これは何だろうと思ったんですが、あれはすごく合理的にできていて、ちょっと覚えると簡単なんですよ。韓国語は日本語と文法も似ていますし。漢字をもとにした言葉なので、似ている単語も多くて、もうやりだしたら止まらなくなってしまいました。でも、一度、大学時代に旅行で韓国に行ったのですが、あの時はカルチャーショックを受けましたね。

坂田:それは、韓国語が通じなかったということですか?

富沢:言葉が通じないということもそうですが、外見は似ているのに、マナーや風習は全然違うし、やっぱり外国なんだということを改めて認識させられて……。このままじゃだめだ、もっと真剣に勉強しようと思って、大学を卒業してからも韓国語教室に通いました。そのうち、やっぱり韓国に行きたい! と思うようになって留学を決意しました。

坂田:韓国での留学生活はいかがでしたか?

富沢:ソウルにある大学の語学学校に通いました。毎日、午前中に授業を4時間受け、午後は友だちと遊んだり、テレビを見たり、映画を観に行ったりしました。

坂田:授業のシステムは?

富沢:学校は、3カ月に1級ずつ上がっていって、最後の6級を終えると卒業です。一番下の1級から始めるとストレートに進級して1年半かかるんですが、私は日本で少し勉強していたので2級から入ることができたので、1年3カ月ですべてのクラスを終えることができました。

坂田:その6級というのは、どれくらいのレベルですか?

富沢:6級は、新聞が読めて、テレビのニュースも普通に理解でき、授業では討論をするぐらいのレベルです。6級卒業程度で韓国の大学に入学が可能です。

坂田:学校の勉強はかなり厳しかったですか?

富沢:そうですね、課題やスピーチなどの発表は、上の級に行くにつれてどんどん増えましたね。上の級にあがれない人もけっこういるんですよ。

坂田:富沢さんはストレートで6級まで行ったんですよね。優秀だったということですね。

富沢:まあ、毎日通っていたので(笑)。

坂田:留学を終えて帰ってきたのはいつですか?

富沢:2002年12月です。最後の思い出に、ワールドカップを観戦してきました。

前へ トップへ 次へ