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  リヤドロ人形裁判 提案者:充田
用語: first sale doctrine
訳語候補:
説明: パート3/ユニット5

訳文にいきなりファースト・セール・ドクトリンと出てきても、消尽の準則と出てきても、一般の読者にはピンとは来ないと思うので、いずれにしても説明の必要があると思います。

ファースト・セール・ドクトリンはfirst sale ruleとして、英米法辞典に「消尽の準則」という定訳が掲載されており、また伺うところでは「消尽の準則」が法律界ではごく普通に使用されている用語であるらしいので、小生はわれわれの判例翻訳プロジェクトの訳語に採り入れてよいと思い、first sale doctrineは「消尽の準則」と訳した上で、一般読者のために説明書きを付することを提案しました。

これに対して、このユニット5の中に裁判官がfirst sale doctrineの内容を説明していることではあり、訳文にはファースト・セール・ドクトリン(first sale doctrine)と表記しておけば、それで充分ではないかとの反対提案がありました。原語がファースト・セール・ドクトリンと比較的解りやすいカタカナ書きであることから見ても、これもまた合理的な考え方と思われます。

first sale doctrineの訳出の仕方について、コメント頂きたくお願いいたします。


 first sale doctrine 吉本 2007/10/23 07:41:03
first sale doctrineについては「ビデオルーム裁判」に出てきた概念ですが、「消尽の準則」よりは定着している「ファーストセール・ドクトリン」の訳語を使うのがよいと思います。

専門用語はそれを知らない読者にとっては通常「いきなり出てくる」ものであり、その用語の説明と学習は別途行われるべきであると考えます。用語の概念を訳語の表現により十分に説明することは必ずしも必要(可能)ではないでしょう(「消尽の準則」でも概念の意味は判然としないものと思われます)。