アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
最新情報やアメリア会員の方の
翻訳実績を綴ります♪

実務分野ではお使いの翻訳者さんも多い翻訳メモリ系支援ツール、Trados。

メーカー元であるSDL社よりセミナーおよびトレーニングのご案内をいただきました。

ご興味のある方はぜひご検討ください。

無料Webセミナー

1/12(木) SDL Trados Studio 2017スタートアップセミナー

詳細はこちら

2/7(火) SDL Trados Studio Basic 1「翻訳メモリの概要」

詳細はこちら

有料トレーニング

【東京コース】

1/30(月) SDL Trados Studio 2017 初級コースパート1

詳細はこちら

1/31 (火) SDL Trados Studio 2017プロジェクトマネージャーコースパート1

詳細はこちら

2/21 (火) SDL Trados Studio 2017 初級コースパート1

詳細はこちら

2/22 (水) SDL Trados Studio 2017初級コースパート2

詳細はこちら

2/23 (木) SDL Trados Studio 2017 中級コース

詳細はこちら

3/13(月) SDL Trados Studio 2017 初級コースパート1

詳細はこちら

3/14(火) SDL Trados Studio 2017 プロジェクトマネージャーコースパート1

詳細はこちら

3/15(水) SDL Trados Studio 2017 プロジェクトマネージャーコースパート2

詳細はこちら

3/16(木) SDL MultiTerm 2017コース

詳細はこちら

3/17(金) SDL Trados Studio 2017 上級コース

詳細はこちら

【大阪コース】

3/23(木) SDL Trados Studio 2017 初級コースパート1

詳細はこちら

3/24(金) SDL Trados Studio 2017 初級コースパート2

詳細はこちら

アメリア事務局 河原

実務分野ではお使いの翻訳者さんも多い翻訳メモリ系支援ツール、Trados。

メーカー元であるSDL社よりセミナーのご案内をいただきました。

Tradosの導入を検討されている方や、実際に使っているけど今一つ使い方が分からない、という方にもおススメです。

いずれも無料、かつウェビナーでの開催ですので、自宅にて受講いただけます。

ご興味のある方はぜひご検討ください。

12/7(木)SDL Trados Studioスタートアップ セミナー

初めてSDL Trados Studio使う翻訳者を対象とした約2時間のスタートアップ セミナーです。

12月分からStudio2017を使って行います。

参加申込はこちら

12/13(火)SDL Trados Studio Q&A セッション

SDL Trados Studioの機能や使い方について、お客様からのご質問を事前募集し、セミナー時間中に回答します。事前にいただいた質問は原則必ず回答しますので、どしどし質問を送ってください。<ご質問の締切日:12月6日(火)>

参加申込はこちら

12/15(木)SDL Trados Studio Tips セミナー

実際にSDL Trados Studioを使う方を対象に、SDL Trados StudioのTips(操作のヒント)をご紹介いたします。

参加申込はこちら

前回のTips セミナーの録画はこちら

SDL Trados Studio 2017のご紹介セミナー(録画)

最新バージョンSDL Trados Studio 2017の新機能をご説明したWebセミナーの録画です。

録画のリンクはこちら

アメリア事務局 河原

フェロー・アカデミーからのお知らせです。

アメリア会員にご興味ある方はぜひご検討くださいね

フェロー・アカデミーの通信講座初級「実務翻訳<ベータ>」では、

8/25(木)までにお申込みいただいた方を対象に、

アメリアの入会金&初年度年会費(計21,600円)が無料になる

キャンペーンを実施しております。

アメリアで求人情報の検索、翻訳力の腕試しができるスキルアップのコンテンツなども

利用できるこの機会をぜひご利用ください!

▼キャンペーンの詳細はこちら▼

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◎こんな人におすすめ!

会社で英語を使うし、読むのは得意だけど、今ひとつ抜きん出る何かが足りないと感じている方、

「実務翻訳<ベータ>」はその悩みの突破口となるかもしれません。

ビジネスで一歩リードできるカギは、「翻訳力」にあるのです。

▼ビジネスに必要な語学スキルとは?▼

http://www.fellow-academy.com/fellow/pages/pr/20160705.jsp?160819

本格的に実務翻訳の学習を始めるなら、今がチャンスです!

「実務翻訳<ベータ>」で力を付けながら、アメリアをお得に活用しましょう!

アメリアWebサイトで連載もしていただいている名誉会員の田口俊樹氏による

イベントのご案内です

田口氏が聞き手となり、話題の新刊海外書籍を取り上げ、その本を訳した翻訳者

出版社の編集者を招き、翻訳書の舞台裏トークを繰り広げます。

ゲストは翻訳家の東野さやか氏と編集者の山口晶氏(早川書房)

開催日時は9月22日(木・祝) 11:00~12:30、翻訳会館にて(東京都港区)。

ご興味ある方はぜひ!

★お申込みはコチラから★ 9月20日(火)正午まで

田口俊樹プレゼンツ トランスレイターズ・スタジオ

こんにちは。アメリア事務局の並木です。

すっかり秋も深まってきましたね

先日参加いたしました日本翻訳連盟(JTF)主催による

『辞書・コーパス・用語集』最新情報というセミナーが大変勉強になりました。

講師:

高橋聡先生深井裕美子先生

セミナー概要:

本セミナーではまず、翻訳者が使える辞書環境の最新情報をお伝えし、さまざまな辞書の正しい使い方を復習する。

その後、実際の翻訳ではどの辞書をどのように使うべきかという話に進み、各種コーパスを紹介した上で、辞書にない用語をどうするかという話にまで踏み込む。

(JTFのHPページより)

講師のお二方のブログにも貴重な情報が満載ですので、ぜひアクセスしてみてください。

高橋先生禿頭帽子屋の独語妄言

※10/29発売の『翻訳力を鍛える本』でも辞書についての記事(pp.16-21)を執筆されています。

深井先生Nest翻訳講義 資料室」 「翻訳者の薦める辞書・資料

この度は貴重な勉強をさせていただきありがとうございました

アメリア事務局 並木

以前定例トライアルの審査員をしてくださっていた佐藤晶子さんから

「通訳セミナー」をお知らせいただいたのでご紹介します

日時: 2015年11月7日(土)13:30-17:30

場所: 仙台市民会館 第3会議室

参加費: JAT会員1,500円 非会員:2,000円

交流会(ネットワーキングディナー): 18:00~

講師は、NHKラジオやテレビ番組などへの出演経験を有する

多才な通訳者ミック・コレスさん。

MCは、海外経験20年以上を有し、日本だけでなくロンドンでも

通訳をなさっていた岩田香さんがご担当とのこと。

「通訳のお仕事ってどうやって得られるの?」という漠然とした疑問から

「メモの取り方は?」というような具体的な疑問まで、セミナー前半の講師体験談や

後半のワークショップを通して紐解いていく、内容だそうです。

詳細は★コチラ★

ご興味ある方はぜひ

事務局 入江

アメリアの協力会社で、映像日本語版制作と出版を手掛ける

ACクリエイトの浦郷さんから、新刊本をお送りいただきました。

題して、『オードリー・ヘプバーン 59のエレガンスルール』。 

言わずと知れた大女優にして、永遠のファッションアイコンとされる

オードリー・ヘプバーンの様々な時代のファッショナブルな写真と

スタイリングや生き方についてのワンポイントアドバイスが、

英語と日本語の併記で綴られていくビジュアルブックです。

この翻訳の監修が、なんと字幕翻訳の大御所、菊地浩司さん。

長くなりがちな日本語訳を、コンパクトにスカッと決めています。

ひとつだけ紹介すると……

You can never go wrong with a little black dress.

無敵の一着 リトルブラック ドレス

さすが字幕の大家だけあって、英語のセリフを言い終わるまでに

読み終えられそうな字幕……じゃなくて日本語訳ですよね

オードリーのスタイルにうっとりしながら翻訳の勉強にもなる

「So Audrey―59 Ways to Put a Little Hepburn in Your Step」、

素敵な一冊です。

浦郷さん、ご紹介いただきありがとうございました。

次は、どんな映画や俳優をテーマにした本を出されるのか、

楽しみにしております

アメリア事務局 室田

翻訳学校フェロー・アカデミーが創立40周年を記念して

特別な言葉をお届けする「言葉のチカラ」

40人の言葉に関わるプロたちによるエッセイを公開しています。

フェロー・アカデミー40周年記念 「言葉のチカラ」

翻訳家はもちろん作家、ミュージシャン、脚本家、ラジオDJ、

漫画家、司会者、言語研究者などなど…錚々たるメンバーが勢揃い

■エッセイ執筆者一覧 ■

角田光代(作家) / Mummy-D(ラッパー) / 柴田元幸(英米文学研究家)

レイチェル・チャン(ラジオDJ) / 木村俊士(CM演出家) / 藤村能光(企業メディア編集長)

奥平邦彦(キャスター) / 三浦真紀(演劇ライター) / 池田綾子(シンガーソングライター)

アンゼたかし(映像翻訳家) / 田口俊樹(文芸翻訳家) / 川島孝之(コピーライター)

深沢彩子(ナレーター) / 吉田玲滋(英字新聞記者) / 目黒条(戯曲翻訳家)

金恩淑(韓国語教師) / トニー・ラズロ(言語研究家) / IKKAN(脚本家) / 矢彦孝彦(校閲者)

渡辺敏史(自動車ジャーナリスト) / 永吉美紀(司会者) / 藤倉小鷗(書家)

高橋聡(実務翻訳者) / 一岡裕人(方言指導師) / 桝井麻耶子(弁護士)

柳家ろべえ(落語家) / 内田春菊(漫画家) / 田原アルノ(声優) / 平野詠子(日本語教師)

田丸千種(俳人) / 間室道子(書店員) / 平木靖成(辞典編集者) / 川添崇祐(僧侶)

坂本ひとみ(大学教授) / 金子みちる(訳詞家) / 松田尚子(字幕ディレクター)

竹原ミチコ(通訳者) / 堀内伸浩(文章コンサルタント) / 今川佳子(翻訳会社)

野口和也(臨床心理士)

アメリアでお馴染の田口俊樹氏やアンゼたかし氏、高橋聡氏もご登場

言葉のプロたちの「言葉への想い」に触れてみてはいかがでしょうか。

ぜひご覧ください

事務局 入江

来月アメリアWebサイトで公開する「田口俊樹の対談cafe」ゲスト、

フランス語と英語の翻訳でご活躍の橘明美さんから、

『奴隷のしつけ方』という訳書をいただきました。

橘さん、ありがとうございました。

この本、帯にある「古代ローマ貴族が教える、究極の”人を使う技術”」という文言から

ビジネス書のようなものを想像しますが、さにあらず。

古代ローマの貴族が「本気で」奴隷を上手に使う方法を手ほどきしてくれています。

それだけだと現代人には分かりにくい部分があるので、現代の古典学者が章ごとに

解説していくというスタイル。もちろん著者はその学者さんなのですが。

つまり、ものすごく面白く仕立て上げた文化人類学の読み物というわけです。

実はキリスト教徒も奴隷を使っていた、とか、何年か務めた忠実な奴隷は解放され、

場合によっては元「ご主人さま」が元奴隷に事業資金を提供し

ビジネスマンとしての成功に導いたり、生活の面倒をみていたとか、

亡くなったら家族の墓に葬っていたとか…

私が無知だっただけかもしれませんが、初めて知る歴史的事実のオンパレードに

読み始めたらぐいぐい引き込まれました。

もう一冊、中谷ハルナさんからも『偽りの顔たち』をご献本いただきました。

こちらは、言わずと知れた大人気シリーズ、イヴ&ロークものの、

なんと第35弾です。すごいですね~!

今回の舞台は映画の撮影現場。つまり容疑者はみな演技力抜群の

俳優たちで、事情聴取で本音を引き出すこともままならない状況と

いうことです。

そんな中、イヴたちはどうやって真犯人を突き止めるのか

こちらもページを繰る手が止まらない作品です。

橘さん、中谷さん、訳書をありがとうございました。

これからも、面白い作品をたくさん、日本の読者に届けてください

アメリア事務局 室田

フランス語と英語の翻訳者としてご活躍の河野万里子さんから

訳書が2冊届きました。

『ジェーンとキツネとわたし』はイジメにあっている少女が主人公の

「グラフィックノベル」。絵本とコミックの中間くらいの印象です。

居場所のない少女が、読んでいる本の物語の世界と現実を行ったり

来たりして、最後には現実の世界で友だちができ、夢をもつようになる

という素敵なストーリー

グラフィックもお洒落で、全体にトーンは抑え目ですが、

主人公の少女が物語の世界に入っているときや、少し心が明るくなった

ときにはイラストがカラーになるという仕掛けです。

もちろん最後にはカラフルでHappyなページが待っているのですが、

そういった仕掛け以上に物語の内容が素晴らしく、引き込まれてしまいます。

「カナダ総督文学賞」を受賞した作品とのことですが、それだけの文学性、

芸術性の高さを感じます。

『青い目の人形物語Ⅰ』も、少女の心の成長物語ですが、こちらは

先の大戦がはじまる前のお話です。歴史的事実としてご存知の方もいる

かと思いますが、当時、日米友好のため、米国から「親善大使」として

青い目の人形がたくさん日本に送られました。この運動に参加した

子供たちの、そして大人たちのお話です。

「戦後70年 戦争と平和を考える本」のシリーズとして刊行された本書、

続編は、日本で青い目の人形を受け取った少女、千代ちゃんが主人公

だそうです。訳書の刊行は来年になるとのこと、楽しみです。

河野さん、素敵な訳書をお送りいただき、ありがとうございました

今後ますますのご活躍を期待しております

事務局 室田

爽やかな陽気が続いておりますね

先月受講した、日本翻訳連盟(JTF)主催による

プロが教える日本語文章の校正・リライトのテクニック

というセミナーがとても勉強になりましたのでご報告いたします。

講師は、“日本語お助け人” こと校正者/リライターの磯崎博史さんです。

磯崎さんのHPはこちらからご覧いただけますので、

ぜひ一度アクセスしてみてください

翻訳は、語学力や専門知識はもちろんのこと、

それと同じくらい日本語力が厳しく問われるお仕事ですよね。

この度のセミナーでは、日本語の奥深さとプロに求められる厳しさを再確認し、

具体的なテクニックの数々も非常に参考になりました。

磯崎さんとJTFにご許可いただいた上で講義の要約をお伝えします。

日本語の運用能力を高めることで、翻訳者として「選ばれる理由」を作りましょう!

たとえ小さな改善であっても、その積み重ねが全体的な品質向上につながります。

日本語として自然な、そして正しい文章を書くために必要なスキルを学びましょう。

具体的なテクニックの一例…

①文意にふさわしく、日本語として自然な語句を選択する

語と語の親和度を意識する

例:

×チラシを挿入する

○チラシを同封する

×謙虚な額

○控えめな額

語感がしっくりこない時は類語を調べると良い

例:「振る舞い」→「言動」にしてみる

漢語を和語にしてみる

※日本人の言語中枢の大部分は和語で成り立っているので、

漢語を和語にするだけで日本語らしさを感じてもらえる。やわらかい表現になる。

例:「~で構成された」→「~からなる」にしてみる

②重複を解消する

同一語句が連続する場合は、一方を違う表現にして変化をつける

概念の上位/下位に着目する

例:「端末」が2回出てくる文なら、例えば一方を「製品」(「端末」よりも上位概念の言葉)に置き換える。

漢語の意味範囲に留意する

例:

×心を共感しあう

○想いを共有する

※「共感」という言葉には、そもそも「~しあう」という意味が含まれているので「共感しあう」は重複表現。

同一助詞の3回以上の連続は避ける

例:

×カトリック教会の中の宗派の妥協の産物→「の」は2回くらいに抑えたい

○カトリック教会の諸宗派における妥協の産物

③適切な表記にする

文意に合わせて適切な表記を選択する

例:

×~することからはじめて

○~することから始めて

※「初めて」、「始めて」のいずれの意味なのかが明確に伝わるように、

余計なところで漢字をひらかない。漢字をひらく目安は、

十五画を超えるか否かが一つの判断基準になる。

品詞別の表記に留意する

例:

×先生はお話になった

○先生はお話しになった

※話すを動詞として使うなら送り仮名が必須。名詞として使うなら送り仮名はなしでOK。

こまめに辞書にあたり、正確な表記を確認する

例:下記は全て表記の誤り

×優しさの込もったお手紙

×例えどんな時も

×名声を欲しいままにする

×言葉を散りばめる

④正文に仕上げる

主語と述語の対応関係を意識する

例:

×彼の小説の特徴は、青春ではなく晩年を描く。

○彼の小説の特徴は、青春ではなく晩年を描くところにある。

語句間の修飾関係に過不足が生じないように留意

例:

×オランダの司令塔スナイダー対策を巡って試行錯誤していた。

○オランダの司令塔スナイダーへの対策を巡って試行錯誤していた。

※×のままだと、「司令塔」が指し示すものが「スナイダー」なのか「スナイダー対策」

なのかがはっきりしないので、複合格助詞「への」を入れて修飾関係を明確にする。

読み手の理解を助けるための語順変更や、

必要に応じての補完語を考慮する

以上となります。

いかがでしたでしょうか?

もっともっと知りたい!学びたい!と感じた方は

ぜひ今後、磯崎さんのセミナーを受講してみてくださいね。

私はセミナー当日に内容の復習はしたものの、

その後日頃の業務に応用することの難しさを実感しています。

日本語力アップへの道は一日にしてならず、ですね!

時間はかかっても少しずつでも向上していくと良いのですが…。

磯崎さん、日本翻訳連盟様、この度は貴重な機会を誠にありがとうございました

アメリア事務局 並木

アメリア会員の青山万里子さんのブログでアメリアをご紹介いただきました。

青山さん、ありがとうございます!

青山さんのブログはこちら→ブログ

翻訳はもちろん、美味しそうなランチや趣味のお話など

青山さんの素敵な日常が垣間見れて、楽しいブログです!

ぜひご覧ください

同じく、情報誌『Amelia』2015年5月号にご登場いただいた

実務翻訳家の関根マイクさんのブログでもご紹介いただきました!

関根さん、ありがとうございます!

関根マイクさんのブログはこちら→ブログ

「定例トライアル」を「これに受かれば、たぶん普通のエージェントであればどこでも受かるのではないだろうか。」とのお言葉をいただき、事務局スタッフ一同、大変嬉しく思っております!

「ひとこと翻訳大賞」へのご感想もありがとうございました。

翻訳や通訳にまつわる深い考察の数々、大変参考(いや勉強)になること間違いなしです。

ぜひチェックしてくださいね

アメリア事務局 河原

今回のリニューアルでは会員の皆さまや出版社の方がより見やすく、分かりやすいサイトを目指し、デザインと構成を一新いたしました

出版不況とは言われますが、海外には日本でまだ紹介されていない面白い本や読まれるべき本があるはずです。アメリアではそのような埋もれた「宝」を日本に紹介するお手伝いをさせていただいております。

ぜひご活用ください!

出版持込ステーションTOP

http://www.amelia.ne.jp/bookstationTop.do

出版持込ステーションと出版持込コンテストから生まれた本

http://www.amelia.ne.jp/user/job/bookstation_05.jsp

アメリア事務局 河原

今回は、事務局スタッフが参加したJTF翻訳セミナーの様子をお伝えいたします。

【日時】2014年12月18日(木)

【テーマ】あなたの翻訳は大丈夫? ~翻訳者による品質保証を考える~

【講師】齊藤 貴昭氏 翻訳コーディネーター・社内翻訳者

【概要】「質の良い翻訳」にするためには何をどうすればよいのか?

①「翻訳後チェックすればいい」という考えはダメ。ミスを★最初からしない★という考えを持つこと。

ミスがある翻訳物=不良品である。そういう不良品を作っていることに罪の意識を持つこと。なぜなら、翻訳者とは職人であるから。

②ミスの大半はヒューマンエラーである。

スペルミスや数字の転記ミスなど。どんなにいい訳文でもこういうポカミスがあると「翻訳物の品質が悪い」と判断される。

③では、どうやってミスを防ぐか

1.翻訳環境を整える

例えば、モニターを2台そろえたり、大型モニターを用意するなど、物理的に間違った操作をしにくくする環境にする。難しい単語は口に出しながらタイプする、など。

2.翻訳前の事前準備をしっかりとする

スタイルガイドの確認、あいまいな点は翻訳会社へ確認し事前にクリアにしておくこと。

3.翻訳中のミスはすぐ気付き、すぐつぶす

転記はせずに、コピペを多用する。数字はパソコンに発音させるようにして耳でもチェックする、など。

4.翻訳後は人間の知覚をフル活用し、集中する箇所を絞って検出力を上げ、ミスゼロにする。

漠然とチェックするのではなく、チェックポイントをその都度絞って、そこに意識を集中してチェックすること。 もちろんここでツールを使うのはOK。ただ、自動検出ツールの場合はその精度の検証を行うこと。また自動検出に頼りっきりになるとチェック感性が鈍る可能性があるので、使い方はよく考えて!

<河原感想>

職人、翻訳者としての心構え、ミスを出さない方法、翻訳会社と翻訳者との責任の線引き、等についてお話されていました。 繰り返しおっしゃっていたのは、「ミスをしないためには、視覚、聴覚、触覚といった人間の知覚をフル動員して対策をしましょう」ということです。会員の皆さんは意識の高い方ばかりだと思いますが、もし「翻訳後チェックすればいい」とか、あるいは「最終的にチェックはコーディネーターさんとチェッカーさんがしてくれるので、多少こちらのチェックが甘くてもまあいいか」とお考えになる方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしていただければと思います。

齊藤さんご自身が開発したツール、WildLightはこちら→http://wordwildlight.wordpress.com/

数字の認識と色のパターン認識を同時に使ってチェックをするものです。

無料でご利用いただけるそうなので、ぜひお試しくださいね!

アメリア事務局 河原

明日はひな祭りですね

週末に急いでお雛さまを出しました

ところで、皆さまは特定非営利活動法人(NPO)日本知的財産翻訳協会(NIPTA)

という団体があるのはご存知でしょうか?

アメリアも加盟しており、毎月「知的財産翻訳ジャーナル」を届けていただいています。

2月号を拝読してびっくり

アメリア会員の加納美奈さんが、NIPTAが特許翻訳能力を測るために実施している

知的財産翻訳検定の1級合格者として紹介されていて、

合格者のコメントも寄稿もされていらっしゃいました。

加納さん、合格おめでとうございます!!

加納さんは既に特許翻訳者としてバリバリご活躍されていらっしゃいますが、

改めてご自身のレベルチェックやスキルアップの目的からご受験を決意されたそうです。

その謙虚なご姿勢に、今後ますますのご活躍は間違いないと確信しました

今後も時々お仕事のお話などお聞かせいただけるととても嬉しいです

知的財産翻訳検定にご興味をお持ちの方はこちらをご覧くださいね♪

アメリア事務局 並木

本日はアメリアの協力会社でもある株式会社 PD Classicさんが製作された、

ユニークなAndroid(アンドロイド)用の壁紙アプリをご紹介します!

株式会社 PD Classicさんと言えば、クラシック映画のDVD製作や販売もされており、

アメリアの「定例トライアル」や「翻訳トライアスロン」のために映像素材も

ご提供いただいています。

今回リリースされた3種類は、いずれも無料でご利用いただけるそうなので、

下記リンクよりぜひDLしてみてくださいね

★動画壁紙

★メモ壁紙

★かがみ壁紙

アメリア事務局 並木

アメリア協力会社である ACクリエイト株式会社より、会員のみなさまへイベントのお知らせです。

◇◇◆◇◇◇◇◇◆◇◇◇◇◇◆◇◇◇◇◇◆◇◇◇◇◇◆◇◇◇◇◇◆◇◇

東京バイリンガルサービス主催 スペシャルトークイベント

『戸田奈津子さんと語るハリウッドビジネスの英会話』

◇日時: 2014年10月2日(木) 18:30開場 / 19:00開演(21:00終了予定)

◇会場: 六本木アカデミーヒルズ/タワーホール(六本木ヒルズ森タワー49階)

◇出演者: 戸田奈津子 (映画字幕翻訳家)

       菊地浩司 (映画字幕翻訳家/東京バイリンガルサービスCEO)

◇参加費: 無料

◇定員: 300名

応募方法: 以下①~④を明記の上、「event@bilingual-s.tokyo 」宛てにメールをお送りください。

①お名前 ②ご住所 ③お電話番号 ④メールアドレス

※先着順とさせていただきます。

※上記イベント情報に変更がある場合は、「www.bilingual-s.tokyo/ 」または

「www.ac-create.co.jp/ 」にてお知らせいたします。

◇◇◆◇◇◇◇◇◆◇◇◇◇◇◆◇◇◇◇◇◆◇◇◇◇◇◆◇◇◇◇◇◆◇◇

ご興味がおありの方はぜひご参加ください!

アメリア事務局 河原

夏の風物詩ともなった『キンダー・フィルム・フェスティバル』。 今年で第22回を迎えました。毎年開かれる国際交流パーティーに今年は事務局スタッフから並木と河原が参加させていただきました。

参加にあたって今回はドレスコードありということで、テーマは夏。夏を連想される格好で来場してくださいとのお達しがありましたので、浴衣を着た方がたくさんいらっしゃいました。見た目にも涼やかで、特に女性の外国人の方はピンクの華やかな浴衣を身にまとい、うちわ片手にとても嬉しそうでした。(私たちはというと、並木はブルーのワンピースで夏っぽさはありましたが、私は白いスカートに黒のジャケットとまったく夏感のない服装で…。失礼いたしました

また今回のパーティーはポットラック形式ということで、何かしら一品持ち寄りとのこと。私たちはクッキーとプレッツェルを持参いたしましたが、中にはお国の伝統菓子を持参された海外の方もいらして、バラエティ豊かな品ぞろえに初めてのポットラックパーティを楽しませていただきました。

来場者は国際色豊かで、上映された映画の監督さんや海外の映画祭に携わるディレクターさんたちなど海外からも多かったです。そのほか、声優さん、協賛企業の方々、かわいい子ども審査員たちなどなど、こういう場でないと話す機会がない方と交流がもてるのも、このパーティーならではですね。

そしてそして翻訳を担当してくださった、われらがアメリア会員の皆さん

会員のみなさまとは普段、お目にかかる機会が少ないので、こうして実際にお話しを伺えるのは本当に貴重でありがたいことと思っております。今回のお仕事についてはもちろんのこと、普段のお仕事や、アメリアに対するご感想など、たくさんお話をお聞かせいただきました。(Fさん、Tさん本当にありがとうございました!)

今回ご協力くださった会員さんをご紹介させていただきます。

『ぼくとママの追いかけっこ 』小尾恵理さん

『ブラム』鎌手美弥子さん(キンダー審査員が選ぶ キンダー・フィルム最優秀作品賞受賞長編部門)

『ピノキオ』川岸史さん

『Finn』寺本亜紀さん(大人がえらぶ、子どもたちに見せたい映画 国際特別審査員賞受賞長編部門)

『ZIAZAN』矢野真弓さん

『Anything Goes』森本寛子さん(キンダー審査員が選ぶ キンダー・フィルム最優秀作品賞受賞短編部門)

『ON STOPPING THE RAIN』今井純子さん

『KOLOBOK』藤本幸子さん

皆さん、お忙しい中ご協力いただき、ありがとうございました。

そして招待券に当選された皆さま、実際にご覧になっていかがでしたでしょうか?

よろしければ感想をお寄せいただけましたら嬉しいです。

プロと一緒に声優体験ができるワークショップがあったり、単に映画を鑑賞するだけでなく「つくる・参加する・体験する」の映画を体全体で楽しめる映画祭。

もちろん大人だって十分楽しめます!

また来年もご応募いただける機会があると思いますので、ご興味ある方はぜひチャレンジしてください!

アメリア事務局 河原

弊社スタッフが2014年2月13日に行われたJTF翻訳セミナーに参加してきました。

その際のテーマは「メディカル翻訳:クライアントの要求にどうこたえるか

~翻訳会社・翻訳者に求められる対応と、翻訳会社から翻訳者へ向けてのメッセージ~」でした。

講師は、アメリアの「定例トライアル」2014年5月号 日英(メディカル)でも審査をご担当いただく

株式会社ウィズウィグの川原氏です。

その講義内容は、メディカルのみならず、全分野の翻訳志望者の方に幅広くお役に立ちそうな

内容だと思いましたので、レポートの中から特にお伝えしたい項目を厳選し、

シェアさせていただきます。

【講義概要】

トライアルに合格できる翻訳者と、合格できない翻訳者とでは何が違うのか。

仕事が減ってしまう翻訳者と、常にトップ翻訳者として活躍し続ける翻訳者との違いは何か。

様々なクライアントの声に応え、多様なプロジェクトに向き合ってきた翻訳会社の

コーディネータが、メディカル翻訳市場の最前線を語ります。

【講義のポイント】

翻訳者に求められること

・納期厳守。

・体調管理。

・見直しを徹底し、訳文のクオリティを高く保つこと。

・参考資料に合わせる

 ※注:参考資料をよく読み込む。基本的には参考資料の訳語を踏襲するという意味ですね。

・オリジナリティあふれる訳文は控える。文学調の訳文もNGだそうです。

・訳出時に疑問/不明点があれば、コメントを残す。

・契約している翻訳会社のソースクライアントの領域に精通すること。

・稼働時間の延長/変更可な場合はマメに連絡を

 ※注:夕方発注→朝納品が多いので、夜間翻訳できる人は有利だそうです。

トライアルに合格できる翻訳とは?

ズバリ、こんな訳文ならトライアルに合格できるそうです

・誤訳がない。

・訳抜けがない。

・数値に誤りがない。

・文書の種類に応じた適切な訳語を使用できている。

・内容が理解できている。

・参考資料が適切に使用されている。

・原文の誤りに気付いてコメントが残せる。

トライアル応募時の注意点

・必ずファイルの受領報告のメールを送りましょう。

・原文を上書きするのか等、提出時の体裁も確認します。

・実務経験があるなら、その実績も伝えましょう。

・取引希望価格は高すぎると仕事がもらえない可能性があるので、

 まずは希望額を伝えて様子を見ましょう。

・原稿を公共の場で広げる等、他人の目に簡単に

 触れられる状況は作らない方が無難です。

・ネット上に原稿や用語集を上げる等の行為は言語道断!

複数の翻訳会社との契約について

複数社との契約は、仕事の幅やカバーできる領域が広がると共に、

翻訳会社の倒産等のリスクヘッジになるもなる一方、

依頼が重なった際に断ることが増えることで、逆に仕事の依頼が減ってしまう、

仕事を断りたくないがために許容量以上の仕事を引き受けてしまい、

結果仕事が粗くなるといったデメリットも考えられます。

基本的なことですが、デメリットへの対策としては、

依頼が重なった時にも断るのではなく、いつならまたどのくらいの分量なら

対応できるのかを提案してみるのが有効そうです。

翻訳者に今後より一層求められること

・参考資料を適切に使用すること。

・テンプレートに対応出来るだけの高いWord操作能力。

・恒常的な知識/用語のアップデート。

以上、個人翻訳者の方にとってご参考となる項目も多いように思いましたが、

いかがでしょうか。講師の方や主催団体であるJTFにも許可をいただいた上で

ブログに掲載させていただきました。

なお、本レポートはあくまで聴講者の見解であり、

必ずしも講師の方のお考えそのものをお伝えできているとは限りませんので、

その旨どうかご理解いただけますと幸いです。

アメリア事務局 並木

突然ですが、皆さまはNPO法人である

日本翻訳者協会(Japan Association of Translators = 略称JAT

という組織をご存知でしょうか!?

翻訳/通訳者のための情報交換の場を設け、それによって翻訳の品質を向上させ、

翻訳をさらにやりがいのある仕事へと高めることを目的に1985年に設立されました。

そのJATが主催する年次会議、

IJET(International Japanese-English Translation Conference)が、

2014年6月21日(土)~22日(日)

東京ビッグサイトで開催されます。

翻訳/通訳に関わる多くの方々に、自己研鑽、情報交換、ネットワーキング、議論、

リフレッシュの場を提供することを目的とし、60以上のプログラムやさまざまな出会いの

イベントが開催されます。

翻訳業界でさらなるお仕事や人脈を広げるチャンスかもしれません。

例えば、今回の基調講演は、作家の村岡恵理氏によって

“村岡花子-『赤毛のアン』翻訳に託した未来への希望”というテーマで行われます。

講演者の村岡恵理氏は、『赤毛のアン』の訳者として知られる村岡花子氏の孫にあたる方です。

その他にも前夜祭や、交流ランチ/夕食会等、出会いのイベントも盛り沢山です。

もしご興味のある方は、IJETのHPからご参加申込ください。

ご参加には費用が発生しますが、4/10までは<早割>が、

学生の方には<学割>の適用があるそうですので、

ぜひチェックしてみてくださいね

アメリア事務局 並木