岡田 :一度挫折した翻訳の道をあきらめず、31歳で大学に再入学して再出発を果たした大友さん。今は子育てと翻訳を両立させながら、お忙しい日々を過ごされています。大友さんの今後の目標をお聞かせください。
大友 :今後は児童書や絵本を訳してみたいと思っています。子どもたちが「私たちが読める本を訳して」と背中を押してくれることもありますが、私自身、子どもの頃に『長靴下のピッピ』や『赤毛のアン』などの児童書が大好きで、本の世界に入りこんだ経験もありますから。今後は児童書や絵本の勉強をしたいと思っています。
岡田 :今の翻訳のお仕事と家事と育児と児童書翻訳の勉強、なんと4足のわらじですね!
大友 :本当はフェロー・アカデミーの児童書翻訳の講座にも行きたいと思っているんですが、もう少し子どもが大きくなってからでしょうか。でもそうしたら、児童書を訳す頃には子どもたちは大きくなってしまっているかな(笑)。
岡田 :いつかお子さんたちが、お母さんの訳した本を読みながら、ワクワクするような本の旅をする日がくるんでしょうね。最後に翻訳学習中のみなさんにメッセージをいただけますでしょうか?
大友 :翻訳は楽しい仕事です。飽きやすい性格の私ですが、翻訳は何年やっても飽きるということがありません。いつも学べることがあり、これで満足ということがないからだと思います。確かに出版不況の中、報酬がいいとは言えませんが、あきらめずに挑戦するだけの価値はあると思います。コツコツと努力していれば道が開けるはず。余計なことは考えず、翻訳が好きならがんばってほしいと思います。
岡田 :今、充実していますか?
大友 :そうですね。仕事が好きですから、充実しています。「おばあちゃんになっても翻訳をしていたい!」と思います。
岡田 :今日はお忙しい中、ありがとうございました。どんなときも常に向上心を持って前進される大友さんに元気をいただきました。今後もたくさんの訳書を楽しみにしています。近い将来、ワクワクするような児童書を訳される日がくるかもしれませんね。これからも益々のご活躍を!