【アメリア】Flavor of the Month 100 島 健太郎さん
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Flavor of the Month
<第100回>  全5ページ
英語はカナダとオーストラリアでのワーキングホリデーで習得。学習スイッチはいつもオン!

岡田 :今はフリーランスとしてご活躍の島さんですが、英語力はどのように培われたんですか?

:英語は主にオーストラリアとカナダへのワーキングホリデー中に勉強しました。今から10年ほど前です。それ以前はまったく……(笑)。旅行英語程度で、翻訳なんて考えてもいませんでした。

岡田 :ワーキングホリデーに行こうと思ったきっかけは?

:当時、社会人になって数年でしたが、とにかく英語を習得したいという気持ちが強かったんです。海外旅行で思うように英語でコミュニケーションがとれず、満足に旅行も楽しめなくて、上手に話している日本人を見て「いいなあ、うらやましいなぁ」と思うこともありました。根が負けず嫌いなこともあって、なんとかして英語をものにしたいと思っていました。そこで一念発起し、ワーキングホリデーで英語を学ぶ決心をしたんです。

岡田 :なるほど。すでに社会人生活をはじめてからのワーキングホリデーですから、大きな決断でしたね。いざ海外生活をはじめてからはいかがでしたか?

:オーストラリアとカナダにそれぞれ1年ずつ滞在しましたが、オーストラリアでまず語学学校に2ヶ月ほど通い、基礎を固めてから仕事を探し始めました。現地の旅行会社に日本人の求人があったので、そこで1年働いてから一度帰国し、カナダでまた1年過ごしました。カナダではホテルとファーストフード店とで働きながら英語の勉強をする、という毎日でしたね。

岡田 :お仕事もあったとは思いますが、勉強もそうとう努力されたのでは? そうでなければ仕事をしながら2年間で語学をマスターするのはなかなか難しいですよね。

:そうですね。ワーキングホリデーに出ることで日本の仕事も辞め、時間も費用もかけていますから、期間内にマスターしなければもったいないという気持ちはあったと思います。オーストラリアでは仕事と遊びと両方楽しみましたが、カナダに行ったときにはすでに翻訳で身を立てていこうと決心していたので、翻訳を意識した勉強に身を入れるようになりました。リゾート地でコミュニティも小さく、ずっと仕事か勉強だけの生活だったような……。将来、翻訳の仕事をするためにはどうすればいいかを考えて、文化や会話、話し方などを英語圏にいる間に学ぼうと努力したのを覚えています。

岡田 :なるほど、やはり2年間、かなり熱心に勉強に取り組んでいたんですね。カナダで翻訳の道を選んだ理由は?

:もともとドラマや映画が好きでしたから、自然に映像翻訳の道に行き着きました。オーストラリアで習得した英語を最大限に活用できる仕事がしたい、という気持ちが強かったですし。人によってはワーキングホリデーから帰国して、英語と無関係な仕事につくことも多いと聞きましたが、それではもったいないなと。

岡田 :なるほど。翻訳の道に進むのは自然な流れだったんですね。ビジョンが明確になると、具体的な学習計画がたてやすくなりますし、勉強もはかどりますね。

:そうですね。特に会話で使われる表現はいつも意識して覚えるようにしていたと思います。日常の話し言葉がわからなければ、ドラマや映画で使われる話し言葉もわかりませんから、とにかく会話にどっぷりと浸かって、幅広くいろんな表現を覚えようと思っていました。いろいろな仕事の場面や、同僚との会話なども意識的に吸収するよう努力しました。

岡田 :学習スイッチはいつもオンでしたか?

:カナダの時はそうでした。会話だけでなく本も読んだり、英文法の本を買ってひたすら勉強したり……。英訳された日本のマンガを読むこともありました。

岡田 :翻訳の道というビジョンがあったからこそ、突き進むことができた努力の日々ですね。

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