【アメリア】Flavor of the Month 103 遠藤 康子さん
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Flavor of the Month
<第103回>  全5ページ
根っからの朝型人間 毎朝5時に起床し、翻訳三昧の1日

濱野 :典型的な1日のスケジュールはどのようなものになりますか? たとえば、ニュース翻訳と出版翻訳がある日は?

遠藤 :だいたい朝7時にニュース翻訳を始めて、遅くとも11時くらいに提出。少し休憩をはさんで、お昼過ぎから夕方6時頃まで出版翻訳に専念します。夜は夕食を作ったり、犬の散歩をしたり、家族と過ごしたりする時間に充てています。そもそも私は朝が早いので、あまり夜遅くまで仕事はできません。毎日、朝5時過ぎには起きるので。

濱野 :5時!? それは、早いですね。

遠藤 :子供の部活の朝練などもあり、お弁当を用意しなくてはいけませんので。ただ、私はもともと朝型体質なので、それくらいのスケジュールがちょうどいいんです。ニュース翻訳を始める7時頃は頭がいちばん冴えている時間ですね。

濱野 :朝型……憧れます。ニュースの翻訳はどのようなプロセスで仕事が進むのでしょうか?

遠藤 :まず、担当の日の朝にメールで原稿が送られてきます。もちろん、それまで中身はわかりません。欧米の政治絡みの話題や、エンターテインメント系のニュースなど、内容はさまざまです。分量としては、300〜600ワードくらいでしょうか。ただ、調べ物の量は内容次第なので、ワード数が少ないからといって楽ができるわけではありません。

濱野 :なるほど。どんな記事が来るのか、毎日ドキドキですね。むずかしい内容や苦手な分野の長文記事が来ると、その日の予定が狂ってしまうのでは?

遠藤 :そうですね。ときどき、即日納品ではない長めの記事が来て、丸1日かかってしまうこともあります。そこに、予定外の出版翻訳のゲラが急に届いたりすると、もう地獄です(笑)。

濱野 :納品までが長丁場の出版翻訳では、ノルマ通りに進まなかったり、締切前に急激に忙しくなったりすることもあると思うのですが、緊急時はどのように時間を捻出していますか?

遠藤 :なるべく計画通りに進めるようにしていますが、どうしても無理なときは、なんとか夜に時間を取ったり、土日を潰したり。朝型の身体に鞭を打って、土曜日の深夜まで仕事をすることもありますね。

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