出版翻訳だけでなくナレーション翻訳でも活躍の鮫島圭代さん Flavor
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Flavor of the Month
<第107回>  全5ページ
「美術」を軸に学習と活動を続け いつか芸術家の伝記を訳したい!

濱野 :知り合いから仕事の依頼を受け、必要に迫られて日英翻訳の講座を受講したというお話でしたが、その後も学習は続けているのでしょうか?

鮫島 :はい。初めに受講したのは日英翻訳の基礎を学ぶ授業でしたが、その後は出版翻訳のフィクションやノンフィクションを学ぶクラスに通っています。気づけば、もう2年間も学習を続けていることになりますね。

濱野 :翻訳学習を続けるあいだに、何か気持ちの変化はありましたか? 「一生翻訳を続けていきたい」とか「こんな本を訳したい」とか。

鮫島 :もともと本好きということもあり、どんどん翻訳の世界に惹かれています。それに、学習を続けていくなかで新たな夢もできました。昔からジョージア・オキーフというアメリカの女性現代画家が好きなのですが、その画家の伝記が日本でも出版されていて、すばらしい内容なんですよ。私もいつか、そういう画家の伝記を訳せたらいいな、と。

濱野 :やはりご興味があるのは、美術系の本でしょうか?

鮫島 :そうですね。「美術」という分野に関わっていきたいので、日本美術のすばらしさを海外に伝えたり、反対に海外の美術を日本に伝えたり、そういった分野の翻訳に携われたらと思いますね。もちろん翻訳だけではなく、執筆も水墨画の活動も同じスタンスで続けていければ最高です。

濱野 :「美術」というひとつのテーマがあって、それを軸に芸術活動、翻訳、執筆などにも関わっていきたいということですね。

鮫島 :そうですね。20代のころは、たくさん個展をしたり、アパレルの展示会に出展したりするなど、積極的に活動していました。その甲斐あってか、海外でも個展を開き、アパレルで墨絵の服を扱っていただくこともできました。今は、呼んでいただけるところに需要があると思って、そのときにきちんとした仕事ができるように、日々精進することが大切だと考えています。

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