出版翻訳だけでなくナレーション翻訳でも活躍の鮫島圭代さん Flavor
読み物
Flavor of the Month
<第107回>  全5ページ
日課は毎日30分の英会話レッスン 日本美術を世界に伝えることが夢

濱野 :英訳となると、高度な英語の表現力や語彙力が必要とされると思いますが、翻訳力や英語力アップのために何か普段から実践していることはありますか?

鮫島 :もちろん、翻訳学校に通って予習・復習するということが何よりもいちばんの学習法ですが……。そのほかにも毎日30分、スカイプのオンライン英会話レッスンを受けています。生の自然な英語に触れることが、英訳の仕事にはとくに役立つと思います。それに、自由に質問することができるので、翻訳の仕事で出た疑問はある程度そこで解決することができるんです。

濱野 :それは一石二鳥ですね。翻訳学校に週1回のペースで通って、毎日30分の英会話レッスンを受け、翻訳や執筆、芸術活動……とてもお忙しそうですが、息抜きはどのようにされていますか?

鮫島 :この仕事をしていると腰が痛くなることが多いので、毎日散歩をしています。あと、こちらは完全な趣味ですが、フラダンスを習っています。下手なのですが、ハワイアンミュージックに心が癒されて、息抜きとしては最高です。

濱野 :散歩にフラダンス、健康的でいいですね。最後に今後の夢をお聞かせいただけますか?

鮫島 :翻訳については、さきほどもお話ししたとおり、芸術家の伝記などの美術関係の本を訳せる翻訳家になりたいですね。水墨画家としての活動では、講師の仕事にしろ、ライブパフォーマンスにしろ、水墨画のすばらしさを国内外に広めていきたいと思います。私にできるのは、一つひとつの作品に魂を込めて描くこと。それは、翻訳でも同じです。一文一文に、魂を込めて訳す……。そうやって、日本のすばらしい美術を伝える活動を続けたいですね。

濱野 :「美術」という軸があると、翻訳の世界でも迷わず前に進めそうですね。今日は貴重なお話、ありがとうございました。芸術家やライター、翻訳者としての今後のさらなるご活躍をお祈りしています!

鮫島さんのホームページ:http://www.tamayosamejima.com/

■柔和な口調ながらも、日本美術への情熱がひしひしと伝わってきました。芸術肌という印象が強い鮫島さんですが、じつはスケジュール管理が得意で、締切に関係なくすべてを早めに終わらせたい性格とのこと(ああ、見習いたい……)。ネットの動画で見たパフォーマンスの凛としたお姿、ほんとうにかっこよかったです!

前へ トップへ