【アメリア】Flavor of the Month 25 石井 祥典さん
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Flavor of the Month
<第25回>  全4ページ


妥協はしない、好きなことを仕事にしたい! 大学4年3月にギリギリでトライアルに合格しました


坂田:翻訳の勉強を始めたのはいつ頃からですか?

石井:大学3年生の1月頃に、フェロー・アカデミーの体験入学に参加しました。実務、映像、出版のすべての分野から選んで受講できるのですが、僕は小説とテクニカルライティングとコンピュータの3つの講座を受講しました。その後、4月から週1回のテクニカルライティングの授業を半年間受講しました。

坂田:どうしてテクニカルライティングの講座を選んだのですか?

石井:正直なところ、一番仕事が得やすいかなと思いました。

坂田:大学卒業後のことをふまえて、仕事になりやすいというところがひとつのポイントだったわけですね。

石井:そうですね。卒業後の仕事が決まっていない状態だったので。僕はフリーターには絶対になりたくなかった。目的をもった仕事に就きたかったんです。

坂田:でも、最近はフリーター志望の学生が多いと聞きますが。

石井:まわりの友人は、そんな人ばっかりでしたね。就職が厳しいということもあるのでしょうが、友だちの3分の1がフリーター、3分の1が海外に行って、残りが就職や大学院といった感じです。

坂田:そんなにフリーターになる人が多いんですか! 海外に行く人はどういう目的で?

石井:契約社員の海外勤務や留学などです。いきなり海外で仕事をするというのも、就職同様、難しいですけどね。

坂田:3年の夏頃に就職活動を始め、冬に翻訳の勉強を始めたというのは、一般企業への就職をやめて翻訳者になると決めたのもこの頃ですか?

石井:自分が好きじゃないことをやってもしょうがないなと感じ始め、好きなことを仕事にしようということは決めていました。翻訳の仕事だけをやりたいと心が決まったのは、4年の夏過ぎぐらいです。その時点で就職活動をやめて、翻訳者志望に絞りました。

坂田:翻訳者としての仕事探しは、どのようなことをしたのですか?

石井:フェローの講座を受け始めると同時にアメリアの会員になっていたのですが、最初はあまり活用していませんでした。講座が終わった秋頃から、「JOB INDEX」を利用して、トライアルに応募するようになりました。英検の準一級を持っていたので、これをキーワードにして募集条件に合う会社を検索しました。googleでも同じように検索して、募集があるのを見つけては履歴書を送ったり、トライアルに応募したりしました。

坂田:で、手応えは?

石井:最初は、まったくダメでした。バイトはしていたんですが、ビジネスメールの常識などを知らなかったので、きちんとしたメールを送っていなかったのが原因のひとつだったのではないかと思います。相手の会社に対しても申し訳なかったと今は反省しています。そういうことが、何度か応募するうちに少しずつわかっていきました。

坂田:それで、卒業前に仕事は決まったのですか?

石井:大学4年になってもずっと決まらないまま、授業は終わってしまいました。翻訳の仕事ができると決まったのは3月上旬です。トライアルを受けた会社から面接に来てくださいという連絡が入り、面接したその場で、明日から来てくださいということになって。

坂田:じゃあ、ぎりぎりのところでトントン拍子に決まった感じ?

石井:そうですね。

坂田:ホッとしたでしょう。

石井:はい、正直ホッとしました。
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