【アメリア】Flavor of the Month 38 友清 仁さん
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Flavor of the Month
<第38回>  全5ページ


「受けなければ受からない!」トライアル受験は2年で30回

友清:最初は、通信講座のみで勉強する予定でしたが、途中で通学講座も受講することにしました。2004年9月からです。受講の動機は、〈ベータ〉の課題で、「英和」は激しく添削されているのに「和英」はほとんど添削されなかったので、「和英」の方が得意なのかもしれないと思ったからです。当時、通信講座に和英の講座がなかったので、思い切って通学講座を受けることに決めました。長谷川至誠先生の「テクニカル英訳」の講座です。しかし、受講申込者数が少なかったため、一時は「開講しない」予定だったそうです。「長野から通うので、絶対に開講してください!」とお願いして開講してもらいました(笑)。

坂田:そうですか。でも通学は大変だったのでは?

友清:授業は毎週土曜日でした。11時のバスに乗り、東京には2時半に着きます。3時から5時まで講義を受けて、6時のバスに乗って帰りました。長野へ着くのは11時過ぎです。

坂田:たっぷり12時間ですね!

友清:長距離バスでの通学は大変でしたが、長谷川先生の講座は、上手く表現できませんが「翻訳テクニック」だけでなく「翻訳のココロ」を教えていただいたことが印象に残っています。大変実りのある講座でした。現在、4社の翻訳会社に登録していますが、うち2社は和英での登録です。

坂田:「翻訳のココロ」というと、いちばん印象に残っているのはどのようなことですか?

友清:「和英が得意」と思いつつも、いざ講義をうけてみると、先生に何度も全文書き直され、かなりへこみました。そんな中、先生の「原文を書いた人の気持ちや立場を考えないと、原文ばかり追いかけて意味不明な英語になる」という言葉が心に残りました。まだまだ、先生のおっしゃることの真理まではわかりませんが、そのような考えで翻訳作業をすると、不思議と前置詞や冠詞などにも目がいくようになりました。

坂田:トライアルは、いつごろから受け始めましたか?

友清:翻訳の勉強と並行して、〈ベータ〉受講中から積極的に受験しました。いま考えれば無謀でしたね。セミナーなどに参加したときに他の学習者の方々とお話しする機会があったのですが、そこで皆さんは意外にトライアルを受験されていないことがわかりました。私は、翻訳の学習は今年(2006年)の1月でちょうど2年になりますが、すでに30社近く受験しています。 しかし、私より学習歴が長い5〜6年勉強している方でも、2〜3回しか受験していないようです。

坂田:そうですね。人それぞれ考え方があるでしょうが、まだまだ勉強中で自信がないのでトライアルを受けたことがありません、という方もいらっしゃいますね。

友清:私は「トライアルは、受けなければ受からない!」という発想です。私の場合、年間の勉強計画を立て、その中にトライアルの受験を組み込みます。そのため、暇なときにはネットで翻訳会社のめぼしをつけておきます。もちろん、アメリアで条件のあった求人があったときは、必ず応募します。なにより「○月にトライアルを受ける」と決めれば、勉強にもメリハリがつきますからね。現在も1社受験中、1社返答待ちです。

坂田:トライアルの結果はいかがでしたか?

友清:翻訳の勉強を始めて、ちょうど1年経った頃1社に合格。その3カ月後に2社目に合格しました。すべてアメリアを通じて応募しました。初めての仕事は、2社目に合格した会社からいただきました。勉強を始めて1年4カ月後のことです。そのときは、通信講座「マスターコース契約書」を受講中でしたので、担当の吉本秀人先生に、悩みというか不安な気持ちをタラタラと質問票に書いてしまいました。先生に励ましていただいて、本当に助かりました。私のようにコネもなく、学習機会が少なくても、積極的に動けば何とかなるものだと実感しました。

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