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  情報コラム
教えてダーリン ダンナさんはネイティブチェッカー ネイティブチェッカーと楽しく英訳! 翻訳アタマもデッドヒート♥2020年東京オリンピック

<課題文>

①2020年のオリンピック開催地が東京に決定
②東京での開催は1964年以来56年ぶり、2回目となる。
③世界中からアスリートや観客たちが集い、熱い戦いが繰り広げられる。
④持続可能な大都市のモデルとして、今後東京は大きな変化を迎えることになる。

<訳例>

①Tokyo has been chosen as the host for the 2020 Olympic Games.
②This will be the second Olympics held in Tokyo since the 1964 Summer Games, 56 years ago.
③Athletes and spectators from around the world will gather, and the intense competition will unfold.
④As a sustainable metropolitan model, Tokyo will face dramatic changes going forward.



優秀訳次の課題 全7ページ

簡単そうな文ほど、表現法が複数あって悩みます(第2文)

さて第2文、「東京での開催は1964年以来56年ぶり、2回目となる」、簡単そうなのに意外にてこずった感があったんだけど。
そうかもしれませんね。この文はいろんなスタイルに訳せますから頭を抱えて当然です。たとえば、It is the first time in 56 years……、It has been 56 years since……ではじまる文。または、This will be the second time……の形もあります。どれも適切な訳で、どれがいちばんというものではありません。でもsecond (time)を文頭に使うと、オリンピックの再来を強調できるので、原文に近いイメージになりますね。
なるほど、英語ではだいじな部分を前にもってくるもんね。ショートケーキのイチゴを先に食べるか後に食べるかは大きな問題。
私は最後に食べますが……。次、「1964年以来」はもちろん、since 1964、がいちばんシンプルな訳です。でももう少し親切に、since Tokyo last hosted the Olympics in 1964、としたほうが英語としてもわかりやすく読みやすい表現になります。多くの外国人は1964年に東京でオリンピックが開催されたことを知らない可能性が高いですから、こうした補足があるといいですね。
日本の若い人でも、以前東京でオリンピックがあったことを知らなかった人がいたかもしれないしね。
「56年ぶり」ですから無理もありません。この「56年ぶり」は、for the second time in 56 years、it has been 56 years since……、56 years ago、などを使うといいでしょう。ただし、It has been 56 years since……の場合は「何年前に」オリンピックが東京で開催されたかが強調され、「2回目」は後回しになることを意識してください。原文とは強調のポイントが異なったイメージになりますね。
うーん、「2キロ太った」ことが重要であって、何を食べたかは次の情報というのと同じだね。文頭に何をもってくるかはたしかに大切!
……2キロ太ったんですか、何食べたんですか、奥さん?

 

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