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  アイオワ義父殺人裁判 提案者:充田
用語: BEGEY → ベギー
訳語候補:
説明: パート5/ユニット3

今回裁判の被告人HEATHER MARIE BEGEYのカタカナ表記については、「殺人のプロジェクト一覧」のサイトの解説に「ヘザー・マリー・ベギー」というカタカナ表記を示していて下さったので助かりましたが、仮にこのhelpがなかった場合、HEATHERとMARIEは何とか見当がつくとして、BEGEYのカタカナ表記をどうしたものか途方に暮れました。
法廷意見の冒頭に出て来る裁判官・判事・検察官・弁護士などの固有名詞のカタカナ表記は一回的に現れるのが普通なので、適当にカタカナ表記してもまだ許されるとして、今回のBEGEYのように文中に頻出する場合は、カタカナ表記にも一定の根拠、ルールまたは探索方法などについて共通知識があった方が今後のため良いと思いますので、BEGEYをベギーとカタカナ表記されるに至った経緯や考え方についてご指導頂きたくお願いいたします。また、他に方法がない場合には、BEGEYとそのまま原文表記することも選択肢の一つと諒解して良いかご指導下さい。

 人名の表記 吉本 2004/06/30 10:35:21
人名の表記については次の原則に従うのがよいと思います。

1) 定着した表記がある場合はこれを用いる。
2) 定着した表記がない場合は発音辞典や類似名などから推定する。

Begeyの場合は明らかに2)でしょう。また、発音辞典の類には見当たらないので類似名から推定するしかないようです。

まず僕の念頭に浮かんだのがハンフリー・ボガートの愛称Bogeyの発音が「ボウギ(ー)」(ゴルフのbogeyも同じ)であること。Harvey、Ashleyといったポピュラーな名前は俗に「ハーヴェイ」「アシュレー」などと表記されることがありますが、実際の発音は「ハーヴィ(ー)」「アシュリ(ー)」です。もちろん、Kelleyも「ケリ(ー)」。

たぶん「ベゲイ」とお読みになった方はgeyserなどの発音から推定されたものと考えますが、僕は上記のような点からアクセントのない第二音節のeyは通常「ei」でなく「i」になるのではないかと判断しました。

「シェルダン裁判」のいくつかの人名と同様、実際の人名は特定のエスニシティに即した読み方(フランス系ならフランス語の発音)になる場合があるので必ずしも英語の秩序に従うとは限りませんが、ここではとりあえず「ベギー」でよいのではないかと考えた次第です。