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  ディケンズ発砲事件 提案者:充田
用語: A fourth count
訳語候補: パート1/ユニット4
説明: ユニット4の冒頭に4番目の訴因と出てきますが、そうするとユニット11/12/13の中に3つの訴因が記載されているのではないかと思われます。お恥かしいながら、アメリカの刑法/刑訴法における訴因の数え方が全く解りませんので、ユニット4も加えて、4つの訴因とは、原文から推定して下記のように理解して良いのかどうかコメントお願いいたします。

(1) the willful, deliberate and premeditated attempted murder of Bernard Gibbs
(2) assault with a firearm on Gibbs and assault with a firearm on Diane Hamilton
(3) he (=defendant) personally and intentionally discharged a firearm in connection with the assault on Gibbs, and he personally used a firearm and intentionally inflicted great bodily injury in connection with assault on Hamilton
(4) willful discharge of a firearm in a grossly negligent manner

素人目には、少なくとも(3)の中に訴因が2つはあるような気がしますが、そうすると(4)が4つ目の訴因ではなくなるので、解らないままで上記のように4分類してみた次第です。

また、"A fourth count"が仮訳文では、非常に厳格・几帳面に「4つのうち残る1つの訴因」と訳されております。この場合の不定冠詞"A"は、日本人の感覚としてはどう理解したら良いのかコメント頂ければありがとうございます。A first count/A second count/A third count/A fourth countと単に訴因1件づつを意味するのであれば、特に訳さないでも「4番目の訴因」と訳しておけば、それで足りるのではないかという至って乱暴な感じも抱いておりますが、確信が持てませんのでご助言をお願い申しあげます。

 A fourth count 吉本 2005/08/23 12:19:49
通常、助数詞の前にはtheがつくといわれますが、それは読者(聞き手)にとって挙げられるべき数が予め了解されている場合です。つまり、この場合、先に訴因が4つであるという記述があればthe fourth countとされていたでしょうが、予め数を知らせずにひとつずつ訴因を挙げて「4つめとなる訴因である〜は」と述べている箇所なので、不定冠詞のaが用いられa fourth countとなっているわけです。

ですから、「4番目の訴因」はa fourth countの訳として適当であり、むしろ「4つのうち残る1つの訴因」の方がthe fourth countと近い意味になるでしょう。

冠詞について厳格であるということは、それを逐語的に訳出すること(aと「1つ」を対応させるような)ではなく、文脈や用法を含めて冠詞の意味を十分に消化した上でそれに相当する日本語に置き換えることだと考えます。その場合、逐語的には訳を省略したような形になることもある点にご留意ください。
   
 Re:A fourth count 吉本 2005/08/23 12:20:30
訂正です。
助数詞→序数詞
でした。