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  ターザン著作権裁判 提案者:充田
用語: state law claim
訳語候補:
説明: パート5/ユニット26

このユニットは脚注1の一部で、脚注1の付されたパート4/ユニット4には、被告によるサマリージャッジメント申し立てが却下されることが陳べられております。

このサマリージャッジメント申し立ての対象となったのは, この法廷意見に具体的に述べられた範囲では、ホガースによって1972年に出版された”Tarzan of the Apes”および1976年出版された”Jungle Tales of Tarzan”の2冊のマンガ本だと思います。その限りでは、「出版された」著作物の著作権に関する請求は、1909年著作権法においても、連邦法上の請求だと思います。

すると、リーダーが2005年Amelia12月号の誌上「アメリア翻訳裏プロジェクト」でご解説の内容に鑑みて、ここで「州法上の請求」が出てくるのは、サマリージャッジメント申し立ての対象は、上記2冊の出版済み著作物に留まらず、「未発行の」ホガース著作物も含めて、およそバロウズ著作物に基づくものはすべて含まれていたことを示していると諒解してよろしいでしょうか?


 state law claim 吉本 2006/04/18 07:25:06
遅くなって大変申し訳ありません。ご質問の件、下記の通りお答えします。

未発行の著作物が州法により保護されていたというのは1909年法下でのことですね。これは著作権の保護期間について判断する場合に考慮される事柄で、現在の裁判管轄については無関係です。

この場合、裁判の対象となっている作品が異なるわけではなく、契約法などに基づく州法上の請求を補充裁判権により連邦地方裁判所で管轄しているということだと思います。通常、1976年著作権法は連邦法なので著作権侵害に関する請求は連邦裁判所の管轄になり、契約違反など州法上の請求に関しては州裁判所の管轄になるのですが、主要事実の核心部分が共通している場合は別々の手続きで処理するのが大変なので、州法上の請求も「同一の事件または訴訟」として連邦裁判所で扱うわけです。ここでは、その結論として、連邦法上の請求を却下すると同時に州法上の請求も却下したということだと思われます。