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  年金運用ミス裁判 提案者:充田
用語: fiduciary dutyおよびfiduciary
訳語候補: 「受託者責任 or 信認義務」および「受託者 or 受任者」
説明: パート5/ユニット11

辞書の図書館の米国裁判用語辞典で、fiduciary dutyの訳語は「信認義務」となっております。また、辞書作成室INDEXのfiduciary dutyの訳語(ブローカー詐欺裁判)に関するリーダーコメントとしては「信認義務」(または「受託者責任」)が適当であるとのコメントを頂いております。

それに対して、9月1日付【アメリア】次回判例案内の【概要】でfiduciary duty(受託者責任)と記載されているのは、今回の年金運用ミス裁判において、fiduciary dutyの訳語としては「受託者責任」の方が適訳というご意向と諒解して良いかどうかについてコメントをお願いいたします。

また、fiduciaryの訳語は、trustee(=受託者)と区別して、英米法辞典のように例えば「受認者」と訳すべきかどうかについてもご意見をお願い申しあげます。

 fiduciary dutyおよびfiduciary 吉本 2009/10/15 00:05:35
現在のところ、fiduciary dutyは「受託者責任」がほぼ定訳になっていると思います。

そのためご指摘の通りfiduciary duty=「受託者責任」と見なして概要も書いています。翻訳においてもこれを採用してよいでしょう。

ただし、fiduciary dutyが「受託者責任」と訳されているのに対して、通常、エリサ法におけるfiduciaryは「受認者」であり、trusteeは受認者の中に含まれる「受託者」とされています。

したがって、定訳にしたがって下記のように訳し分けるのがよいと考えます。

fiduciary duty→受託者責任」、fiduciary→受認者」、trustee→「受託者」