翻訳業界の用語一覧
ALL あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 ら行 アメリア用語
用語 | 説明 | |
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あ行 | アフレコ | 映像に合わせて音声をレコーディングすること。 |
上書き翻訳 | 原稿データそのものに上書きしながら翻訳をおこなう方法。 | |
上訳/下訳 | 下訳とは大まかに翻訳すること、上訳とは、下訳を元に出版できるレベルにまで翻訳を作り上げること。 | |
SST | 字幕制作ソフトの一種。 | |
NMT | ニューラルネットワークを使用した機械翻訳のこと。 | |
NDA | 秘密保持契約のこと。 | |
MLV | 国際的な大手の翻訳会社、マルチランゲージ・ベンダーのこと。 | |
オンサイト(インハウス) | 在宅ではなく企業に出向いて翻訳をすること。 | |
か行 | 買取形式/印税形式 | 買取形式は、出版社が翻訳料を一式○円という固定の金額で買い取る形式。印税方式は、出版社が翻訳料を本体価格の○パーセントという印税率を元に支払う形式。 |
監訳 | 全体を査読し、内容や翻訳に間違いがないかを最終的にチェックすること。 | |
機械翻訳(MT/Machine Translation) | 人間を介さず、コンピューターによって言語を別の言語に変換すること。自動翻訳と呼ばれることもある。 | |
企画の持ちこみ | 出版したい企画を出版社に提案すること。 | |
共訳 | 複数名で翻訳すること。 | |
クライアント | 翻訳を委託する企業や個人。 | |
原文ベース | 原文の文字数(ワード数)×単価によって翻訳料金を算出する方式。 | |
工業英語能力検定 | 科学技術文書を正しく書き、正しく読む能力を客観的に評価する国内唯一の資格検定。 | |
校正(校閲) | 数字のミス、誤字・脱字等のチェックに加え、誤訳・訳抜け、内容の裏取りや表現の修正等を行う業務。 | |
さ行 | 差分編集 | 新旧のドキュメントを比較し、その差分(追加や削除、変更点)を旧ドキュメントに反映させて、新しいドキュメントを作成する業務。 |
仕上がり訳文ベース | 訳文の文字数(ワード数)×単価によって翻訳料金を算出する方式。 | |
字幕 | 映画やドラマなどで、台詞などの情報を文字で表すこと。 | |
字幕制作ソフト | 映像メディアに字幕を付与するためのソフトウエア。 | |
出版持込ステーション | 翻訳の出版企画と出版社の出会いの場。持込企画の受付。 | |
常時募集 | 翻訳会社において登録翻訳者を通年募集する形態。 | |
スクリプト | 原文の文字原稿(台本)。 | |
スタイルガイド | 句読点、文体、全角・半角、文字間のスペース、記号、固有名詞等、翻訳をするうえでのスタイルを規定したガイドラインのこと。 | |
スポッティング | 字幕を表示させるタイミングを決めること。 | |
ソースクライアント | 翻訳案件において二次受注の関係が存在する場合、翻訳を依頼する一次発注者のこと。 | |
ソース言語 | A言語からB言語に翻訳する際のA言語(元の言語)のこと。日本語から英語への翻訳の場合、ソース言語は日本語。 | |
た行 | ターゲット言語 | A言語からB言語に翻訳する場合のB言語(翻訳語の言語)のこと。日本語から英語への翻訳の場合、ターゲット言語は英語。 |
逐語訳/意訳 | 逐語訳/意訳⇒逐語訳は原文を一語一語、忠実に翻訳すること。意訳は文意をくみ取って、自然な文章に翻訳すること。 | |
知的財産翻訳検定 | 知的財産翻訳の中心である特許明細書などの知的財産に関する翻訳能力を客観的に測るための検定試験。 | |
著作権エージェント | 作家に代わって、著作権や翻訳権の管理、出版社への交渉などを行う会社。 | |
DTP/DTPオペレーター | パソコンで専用のソフトを使いながらルールに従って印刷物として出力できるようデータを作成する業務。/その業務にあたるスタッフ。 | |
テクニカルライティング | 主に技術情報を、目的・読者対象に応じてわかりやすく正確に伝えるための手法のこと。 | |
登録翻訳者 | 翻訳会社のトライアルに合格した翻訳者のこと。パートナー翻訳者と呼ばれることもある。 | |
トライアル | 翻訳の仕事を発注する前に、発注者が翻訳者の実力を確認するために行う試験のこと。 | |
Trados | 翻訳支援ツールの一種。SDL Trados Studioと呼ばれることもある。 | |
トランスクリエーション | translationとcreationを掛け合わせた造語。原文に基づきながらも、よりクリエイティブなライティングを行うことが特徴。 | |
な行 | ノンフィクション | 事実に基づいた作品。 |
は行 | ハコ書き(ハコ割り/ハコ切り) | スクリプトに区切りを入れて、1枚の字幕にどこまでの台詞を表示させるかを決める業務。 |
品質管理(QA/QC) | 訳文の品質管理。クライアントへの納品前の最終工程。 | |
フィクション | 著者によって作り出された架空の物語 。 | |
吹替 | 映画やドラマなどで、台詞などの情報を声優によって吹き替えること。 | |
フリーランス | 特定の企業や団体等に専従せず、自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主または個人企業法人のこと。 | |
プルーフリーディング/プルーフリーダー | 訳文のチェックをすること。チェック範囲は簡単なレベルから品質に影響する範囲までケースバイケース。/その業務にあたるスタッフ。 | |
プロジェクトマネージャー(PM) | プロジェクトの予算、人事、対外折衝の権限を有する責任者のこと。 | |
ボイスオーバー | 原音をバックで小さく聞かせながら、その上に日本語を乗せる手法。 | |
ポストエディット(PE)/ポストエディター | 機械翻訳(機械翻訳ソフトによる翻訳)の後に、訳文に対して編集、校正を行う業務。/その業務にあたるスタッフ。 | |
ほんやく検定 | 一般社団法人日本翻訳連盟が主催する翻訳力検定試験。 | |
翻訳コーディネーター | 登録翻訳者やチェッカーに仕事を割り振り、依頼し、スケジュール管理をするスタッフ。 | |
翻訳支援ツール(CATツール) | 翻訳者が効率的に、高品質な翻訳を行うためのソフトウエア。翻訳メモリ(TM)を指すことも多い。 | |
翻訳者登録制度(ISO17100) | 翻訳サービス提供組織(TSP)に対する要求事項を規定した国際規格ISO17100に基づき、専門的力量を有する翻訳者を第三者機関(日本規格協会 翻訳者評価登録センター)が評価し登録する制度。 | |
翻訳チェック/翻訳チェッカー | 原文と訳文を突き合わせて、誤字・脱字や訳抜け、誤訳、クライアントの指示を守っているかどうか等のチェックをすること。/その業務にあたるスタッフ。 | |
翻訳メモリ(TM) | 過去に行った翻訳を登録しておき、訳語をリサイクルするツール。TM=Translation Memoryとも呼ぶ。 | |
ま行 | マッチ率 | 翻訳メモリに登録されている訳文と翻訳対象の文章がどれだけ一致しているかを示す数値。 |
Phrase TMS(旧 Memsource) | 翻訳支援ツールの一種。 | |
memoQ | 翻訳支援ツールの一種。 | |
メモリ作成 | 原文と訳文を一対のペアとしてデータベース化すること。 | |
ら行 | リーディング | 原書を読んで、作品の概要やあらすじ、評価などをレジュメ(シノプシス)としてまとめる仕事。 |
リライト | 文章を書き直すこと。 | |
リンギスト | 翻訳物の品質管理や校正業務などを担当するスタッフ。 | |
レジュメ(シノプシス) | 出版社が出版するかどうか検討するための資料。 | |
レビュー/レビューアー | 原文と訳文を突き合わせて、誤字・脱字等のチェックをするほか、高品質な翻訳物となるよう、翻訳のクオリティにまで踏み込んだチェックをすること。/その業務にあたるスタッフ。 | |
ローカライズ(ローカリゼーション/ローカライゼーション) | 対象国の文化に合わせて現地語化すること。 | |
アメリア用語 | 会員スカウト | 会員のプロフィールを元に企業が直接仕事を打診できるシステム。 |
クラウン会員 | 翻訳経験の有無に関わらず「実際の仕事で通用するレベル」とみなされるアメリア独自の会員資格。 | |
スペシャルコンテスト | 求人情報の掲載時に、トライアル課題があらかじめ発表されている募集形態。 | |
定例トライアル | 「仕事で通用するかどうか」を審査基準にアメリアで毎月実施される翻訳の模擬試験。 | |
翻訳トライアスロン | 翻訳をトライアスロンに見立て、出版、映像、実務の3種目の英文課題を和訳するアメリアのイベント。 |