第13回 ジョーク翻訳コンテスト
やまざわ みほこ さんの訳文
課題
A married couple, both 60 years old, were celebrating their 35th anniversary.
During their party, a fairy appeared to congratulate them and grant them each one wish.
The wife wanted to travel around the world. The fairy waved her wand and poof - the wife had tickets in her hand for a world cruise.
Next, the fairy asked the husband what he wanted.He said; "I wish I had a wife 30 years younger than me."
So the fairy picked up her wand and poof - the husband was 90.
訳文
ともに60歳を迎えたある夫婦が、結婚35周年のお祝いをしていました。
パーティーの最中、妖精がお祝いに現れて、2人の願いをひとつずつかなえてあげると言いました。
妻の願いは世界中を旅することでした。
妖精が魔法の杖を振ると… なんと妻の手には、世界一周クルージング旅行のチケットがあるではありませんか!
次に妖精は、夫に向かって願い事は何かと尋ねました。すると夫はこう言いました。
「僕より30歳若い奥さんが欲しいなあ」
妖精は魔法の杖を振って願いをかけました。
すると… なんと夫は90歳になってしまいましたとさ!
レーティング参加者からのコメント
2. 「僕より30歳若い奥さんが欲しいなあ」というセリフが、この夫に少し親しみを感じさせて、良いと思いました。poofを、「なんと」という一言で表現しているのも、くどくなくて、良いと思います。 (評価5)
3. 最後のオチの訳し方が、面白味があって◎ (評価4)