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企画書リスト

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村上春樹×カート・ヴォネガット、集大成的サスペンスミステリー
P02351 国際的なベストセラー作家によるサスペンスミステリーの体裁を取った集大成的な作品になります、ヴォネガットを彷彿とさせるアフォリズムは本作でも冴え渡り、前作に続き本作では著者の最も得意とする登場人物のダイアローグ形式を採用しています。著者の一貫したテーマである、時間の概念、現代のテクノロジーの進化と反比例する孤立感、人間性、社会性、宗教・信仰、死後の世界が存分に散りばめられています。
英語
P.246
2010年
試訳あり
コロンバイン高校銃乱射事件からのインスピレーション
P02352 国際的なベストセラー作家によるコロンバイン高校銃乱射事件からインスピレーションを受けた、唐突な事件や事故の被害者や被害者遺族に与える影響やその後の人生についての一つの可能性や考察を軸とした作品となっています。本作は4部制になっており各部ごとに違った語り手の視点でそれぞれの人生が描かれます。著者の一貫したテーマである、思春期の心情・信仰・死後の世界・他者との交流など作者がライフワークとして一貫して扱うテーマが存分に散りばめられています。
英語
P.244
2003年
試訳あり
一人でいること、一人でしかいられないこと。
P02353 国際的なベストセラー作家による一人の孤独な中年女性を主人公にした作品となります。彗星を目撃したことに端を発する人生の転換や学生時代の海外旅行先で授かり長らく離れ離れだった息子との再会を端緒に彼女の人生が彩りを持っていきます。物語の大枠は左記の通りですが、本作の魅力はやはり著者の一貫したテーマである、孤独・信仰・死後の世界・他者との交流などがビジョンを通して著され、カートヴォネガットや村上春樹、チャーリー・カウフマンを彷彿とさせる特有のユーモアと共に存分に発揮されています。
英語
P.256
2004年
試訳あり
村上春樹やヴォネガットを凌駕するポストモダン寓話
P02354 国際的なベストセラー作家による、その後の作風を決定づける分岐点となった作品です。従来までの世俗的価値観と宗教的価値観の衝突や、若者が成長して大人の役割を果たすことの困難さ、情報過多や、思慮に満ちた風刺、ポップカルチャーからの影響に加え、自然災害や超常現象により非日常におかれた登場人物たちが見つけ出す人生の意味には心を揺さぶられることとなります。作風はカートヴォネガット、村上春樹や漫画家の浅野いにお氏に通じる部分があり特に20代の読者に対して訴求力が期待できます。映像化への高い期待もあり、翻訳出版には最適であると考えます。
英語
P.288
1998年
試訳あり
オースターNY三部作×ヴォネガット的箴言に満ちた読書讃歌寓話
P02355 国際的なベストセラー作家による、ヴォネガットを彷彿とさせるアフォリズムとニヤリとさせられる風刺に満ちた寓話作品です。本作では作者の最も得意とする登場人物のダイアローグ形式を採用し、集大成的な作品として位置づけられています。過度な科学の発展による人類が自然に及ぼしている影響やオンライン上での驚異的なスピードでの情報拡散に対しての警鐘や一過性の名声に翻弄される悲しい人間のサガやネットでの希薄な繋がりの虚しさに対して鋭い切り口での描写が冴え渡っています。後半にはオースターNY3部作を凌駕する16の短編が物語内物語として詰め込まれ、その短編と本筋が絡み合い壮大な読書讃歌を紡ぎあげることとなります。
英語
P.297
2009年
試訳あり
心の琴線に触れる、中高年世代に贈るノスタルジックSF小説
P02364 この作品は、人間の記憶と忘却をテーマにしたSF小説である。物語前半は、「過去」と「現在」を自由にタイムワープする謎の人物を通して、記憶障害のアルツハイマー患者たちの人生模様が詳らかにされる。物語の語り部は、謎の人物と共に、彼らを優しい眼差しで見つめ、時にユーモアを、また時に悲哀を込めて、真の人生の意味を読者に問いかける。さらに後半は、人間の記憶と忘却を国家のそれへと置き換え、物語は大掛かりな地政学的SFへ変容していく。「過去」の世界が、「現在」の我々にどのような影響を及ぼしているのかを新たな視点で描いている。人生の分岐点を過ぎた、中高年世代層にノスタルジーと共感を呼ぶ作品である。
英語
P.297
2022年
試訳あり
教会の孤児院で育つ少年が仲間を守って悪と戦う姿を描くホラー
P02377 19世紀末。人里離れた谷にあるその孤児院では、司祭らの庇護のもとで三十数名の少年たちが暮らす。主人公の少年は孤児の中で最年長の16歳。幼い頃に両親を亡くして以来、孤児院で育ち、司祭となる教育を受けている。ある夜、保安官が逮捕した男が重傷だと助けを求めて教会を訪れる。何かに取り憑かれていたその男が教会で死んで以来、一部の孤児たちの性質が変わり、徒党を組んで殺戮を始める。主人公は神父や仲間の少年たちと共に、得体のしれない殺戮者となった少年たちと戦う。戦いの最中に主人公は司祭となる決意を固め、叙階して司祭ととして戦う。仲間の少年たちを救うことはできたが、戦いで負った怪我が原因で主人公は命を落とす。
英語
P.335
2023年
試訳あり
孤高の男が「ゲーム」を生き抜く、ダークファンタジーLitRPG
P02378 英語圏におけるライトノベルともいえるジャンル“LitRPG”。その特徴はRPGゲームのようにキャラクターたちがレベルアップや進化をし、スキルやアイテムを駆使してミッションをこなしていくことにあります。日本のファンタジー小説界にも根付きうる、魅力あるジャンルです。本作はそれらLitRPGの特長を下敷きに、強大な敵との命を賭けたスリルのあるやり取りや権謀術数、そして打ち倒したときの爽快感も味わえる、壮大な冒険ファンタジー小説としても完成されています。何も持たない孤高の男が己の能力と機転を頼りに、どう生き延び、成り上がるのか。作りこまれた世界を読者は共に冒険していくことになります。
英語
P.379
2022年
試訳あり
カーカス賞とO・ヘンリー賞をW受賞した注目のデビュー作
P02415 アメリカで出版されるや否や、数々の文学賞を受賞したナイジェリア系作家によるデビュー短編集。ビアフラ戦争のエピソードとフェミニズムやサイエンス・フィクションの要素を織り交ぜた、独創的な世界観に読む者を一瞬で引き込む未邦訳作家。作品中に描かれる、親が娘にかける期待、その重圧に苦しみながらなんとか応えようともがく娘の姿に、共感と郷愁を覚える女性読者はきっと多いはず。アフリカ文学における松田青子と呼ぶべき作家による本作品の日本語版を、ぜひ翻訳させてください。
英語
P.240
2017年
試訳あり
南インドを舞台に三者の視点から語られる象をめぐる物語
P02419 2000年の南インド。森の中で発見された子象は成長し、人気の象となるが、幼いころのトラウマから凶暴な象へと変貌する。農村では田畑を象に荒らされ生活に困窮する人々がいる。中には密猟に手を染める者もいた。象を狩る者、絶滅危惧種の象を守ろうとする者。果たして、象は神か? 守るべき弱い生き物か? 脅威をもたらす存在か?
英語
P.221
2016年
試訳あり
1979年イギリスで、連続殺人犯を追う12歳の女の子の成長物語
P02420 1979年のイギリス、不景気や失業、若い女性ばかりを狙う連続殺人鬼が世の中に暗い影を落とす中、十二歳の主人公は自分が殺人犯を見つけることができれば、家族のままならない状況も変わるのではという突拍子もないアイディアを思いつく。大人はみんな同じただの「大人」だと思っていた主人公は、殺人犯を探すため周囲に目を向けたことでそれぞれが抱える事情、優しさや温かさ、残酷な事実や自身の家族に隠された秘密を知り、自身も殻から抜け出し世界を知って成長していく。殺人犯の姿を知ろうとすることで、少女が思いもよらない現実に傷つきもがきながら成長し、悲しみを抱えながらも前を向く姿が心に残る一冊。
英語
P.455
2024年
試訳あり
ノンバイナリーのオートフィクション。トリプル受賞作
P02451 スイスのノンバイナリー作家が執筆に11年をかけたオートフィクション。「わたし」から「あなた(祖母)」に書かれた手紙形式で、わたしに幼少時の記憶がほとんどない理由や、若くして家族のアルバムから姿を消した「あなた」の妹の行方が探られていく。デビュー作にしてユルゲン・ポルト財団文学奨励賞、ドイツ書籍賞、スイス書籍賞をトリプル受賞。原書は10万部を売り上げ、版権は16言語圏に売却済み。LGBTQ+だけでなく、生まれ持った体ゆえに抑圧されてきたすべての人に届けたい1冊である。バイナリーの世界でアイデンティティを探っていく作家の揺れる姿勢とともに変化する文体も魅力的で味わい深い作品。
ドイツ語
P.334
2022年
試訳あり
40万部が売れて米国で映画化の話もあるシスターフッド小説
P02452 ある秋の農場で心に傷を抱えた10代と40代の女性が出会い、友情を育み再出発するまでを描く珠玉の作品。ドイツの報道週刊誌『シュピーゲル』のベストセラーリストに2年以上入り、40万部を売り上げ、英語版が出てすぐにメジャー映画化決定との話もある話題作。原文はドイツ語だがドイツ色は薄く内容は普遍的で、登場人物の名前も米国風なため多くの翻訳小説ファンに受け入れられる素地がある。本書ではSNS全盛時代に失われがちな人と人とが直接ぶつかりあうことで生まれる関係が丁寧に描かれていく。読後、未来に向かって歩きだしたふたりにエールを送らずにはいられない。そしてこのエールは、わたしたち自身へのエールでもある。
ドイツ語
P.255
2019年
試訳あり