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企画書リスト

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欧米圏でも注目の中国人小説家が英語で執筆した、幻想的な短編集
P02516 これまで著書が11ヶ国語へ翻訳され、母国のみならず欧米圏でも高い評価を得る中国人作家が、初めて英語で執筆した、越境文学の試み。全九話からなる、どこか不思議で幻想的な短編小説集。夢と現実の間を縫うように、時代や国も異なる場所で、九人の主人公たちはそれぞれの痛みと居場所のなさを抱え、「ここではない場所」を探して彷徨い続ける。欧米圏で暮らすアジア人として、男社会に生きる女性として、家父長制の家族における娘として、さまざまな社会単位におけるマイノリティ性を見つめ、言葉のズレや文化の違和感を繊細に拾い上げ描き出した意欲作。中国文学への注目が高まる今日、ぜひ日本の読者に紹介したい作品です。
英語
P.304
2023年
試訳あり
崩壊する世界は猫が救う。猫を主人公としたSF三部作の一冊目
P02521 猫が主人公のSF小説。崩壊が進む近未来の人間社会を、一匹の家猫が猫や人間と協力して救う物語である。猫の一人称視点でユーモラスに進むが、動物学や哲学、社会思想に言及しつつ主人公の成長を描く点で重厚さも備える。仲間と出会いながら人間についての理解を深めていく冒険譚でもあり、幅広い層に訴えかける力を持っている。三部作の一作目で、残りの二作もすでに出版されている。
フランス語
P.343
2016年
試訳あり
へたれわんこ騎士×天真爛漫な王のハイファンタジーBL漫画。
P02525 王を守るために騎士の道を志した筆頭騎士×天真爛漫で健気な王のハイファンタジーBL漫画。王と騎士という身分を超えて愛し合っていることに気がつき、関係をスタートさせるも、ポラリスが他国の王子たちから政略結婚を申し込まれたことでぎくしゃくしてしまう二人の関係が描かれている。作者はもともとアニメ作品の二次創作活動をしており、本作を漫画投稿サービスで投稿し、680万ビューを達成、2024年2月に紙書籍を出版している。星をモチーフにした世界観と青・白を基調とした塗りが特徴的。BL・ファンタジーが好きな読者層の支持を見込める作品。
英語
P.217
2024年
試訳あり
クープランド作品の集大成的サスペンスミステリー
P02560 国際的なベストセラー作家によるサスペンスミステリーの体裁を取った集大成的な作品になります、ヴォネガットを彷彿とさせるアフォリズムは本作でも冴え渡り、前作Generation Aに続き本作では著者の最も得意とする登場人物のダイアローグ形式を採用しています。著者の一貫したテーマである、時間の概念、現代のテクノロジーの進化と反比例する孤立感、人間性、社会性、宗教・信仰、死後の世界が存分に散りばめられています。
英語
P.246
2010年
試訳あり
コロンバイン高校銃乱射事件からのインスピレーション
P02561 国際的なベストセラー作家によるコロンバイン高校銃乱射事件からインスピレーションを受けた、唐突な事件や事故の被害者や被害者遺族に与える影響やその後の人生についての一つの可能性や考察を軸とした作品となっています。本作は4部制になっており各部ごとに違った語り手の視点でそれぞれの人生が描かれます。著者の一貫したテーマである、思春期の心情・信仰・死後の世界・他者との交流などクープランドがライフワークとして一貫して扱うテーマが存分に散りばめられています。
英語
P.244
2003年
試訳あり
村上春樹やヴォネガットを凌駕するポストモダン寓話
P02562 国際的なベストセラー作家による、その後の作風を決定づける分岐点となった作品です。従来までの世俗的価値観と宗教的価値観の衝突や、若者が成長して大人の役割を果たすことの困難さ、情報過多や、思慮に満ちた風刺、ポップカルチャーからの影響に加え、自然災害や超常現象により非日常におかれた登場人物たちが見つけ出す人生の意味には心を揺さぶられることとなります。作風はカートヴォネガット、村上春樹や漫画家の浅野いにお氏に通じる部分があり特に20代の読者に対して訴求力が期待できます。映像化への高い期待もあり、翻訳出版には最適であると考えます。
英語
P.288
1998年
試訳あり
一人でいること、一人でしかいられないこと。
P02563 国際的なベストセラー作家による一人の孤独な中年女性を主人公にした作品となります。彗星を目撃したことに端を発する人生の転換や学生時代の海外旅行先で授かり長らく離れ離れだった息子との再会を端緒に彼女の人生が彩りを持っていきます。物語の大枠は左記の通りですが、本作の魅力はやはり著者の一貫したテーマである、孤独・信仰・死後の世界・他者との交流などがビジョンを通して著され、クープランド特有のユーモアと共に存分に発揮されています。
英語
P.256
2004年
試訳あり
オースターNY三部作×ヴォネガット的箴言に満ちた読書讃歌寓話
P02564 国際的なベストセラー作家による、ヴォネガットを彷彿とさせるアフォリズムとニヤリとさせられる風刺に満ちた寓話作品です。本作では作者の最も得意とする登場人物のダイアローグ形式を採用し、集大成的な作品として位置づけられています。過度な科学の発展による人類が自然に及ぼしている影響やオンライン上での驚異的なスピードでの情報拡散に対しての警鐘や一過性の名声に翻弄される悲しい人間のサガやネットでの希薄な繋がりの虚しさに対して鋭い切り口での描写が冴え渡っています。後半にはオースターNY3部作を凌駕する16の短編が物語内物語として詰め込まれ、その短編と本筋が絡み合い壮大な読書讃歌を紡ぎあげることとなります。
英語
P.297
2009年
試訳あり