企画書リスト
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言葉を知るのにも良いフランス語の絵本。アマゾンでも高得点。 | |
P02573 | パリ郊外の街の本屋さんで、当時1歳だった甥っ子(日本人)へのおすすめの絵本をお店の方に聞くとこの絵本をおすすめしてくださり、帰国し、見せると絵に惹かれたようで喜んでいました。シリーズもたくさん出ており、フランス人の方も『ひとつひとつが短い物語で、長すぎず短すぎず、就寝時にじっとしていられない子どもにはちょうどいい。それぞれのお話は特定のテーマを扱っている。お風呂の時間、トイレの時間、食事の時間など。本当によく考えられている』と仰っている絵本です。 |
フランス語 | |
P.19 | |
2014年 | |
試訳あり |
すきを仕事にしている世界のひとびと | |
P02575 | 世界中でユニークな仕事をしている人のインタビューからなる新聞コラムが絵本に。世界にはこんなことを仕事にしている人がいるという驚きとともに、私にも何かできるという勇気を与えてくれる。また子供達が将来を考える上で大切な「好きなこと」や「人の役に立つこと」について話し合うきっかけにもなる楽しく学べる絵本。年齢、性別、人種の違う人々が世界で様々な仕事をしている姿は多様性についても考える機会となる好奇心をくすぐる1冊です。 |
英語 | |
P.64 | |
2024年 | |
試訳あり |
小学校1年生前後に勉強にもなる、フランス語の絵本シリーズ。 | |
P02578 | 絵が素朴で読みやすく、小学生になる前からでも読み始められそうです。シリーズもたくさん出ており、中には勉強的な絵本から考えるような絵本まで出ており、フランス人の方も『小学校1年生の娘の為に購入。私が気に入っているのは、本の最初に親へのアドバイスがあること、物語の登場人物の紹介があること、音節の読み方、道具・物語に出てくる単語など、読むための準備もあることです。ページにはほとんど文字がないので、子供は迷うことがありません。無音の文字は別の色でリンクが示されている。絵もいい。本の最後には子供が読んだ物語を理解できたかどうかを調べるための質問がいくつかある。ぜひお勧めしたい』との評価です。 |
フランス語 | |
P.32 | |
2017年 | |
試訳あり |
絵と色遣いの繊細さ・かわいさが日本人向け、内容も楽しい。 | |
P02581 | 絵と色遣いがとてもかわいく、初めてフランスで見た時は日本人の方が描かれた絵本が、フランス語訳され、出版されていると思った程でした。絵のかわいさ・繊細さを子ども達にも大人にも見てほしいなと思います。家を探すために10ぴきいる、こねずみたちが1ぴきずついなくなり、残っているこねずみたちも絵の中のどこかしらにいます。どこかしらにいるのを探すのも楽しく、小さい子どもでも探すのが楽しく、見つけた時には嬉しくなると思います。最初は絵にばかり見惚れていましたが、よくよく見ると残っているこねずみ達が隠れていることに気づき、どこにいるのかを探すことが楽しくなってくる、そんな絵本です。 |
フランス語 | |
P.31 | |
2015年 | |
試訳あり |
SDGsについて考えよう!ちがいを超えた二匹の犬の友情のおはなし | |
P02584 | 子犬の「ぼく」には、一緒に遊びたい犬の友達がいますが、遊ばせてもらえません。どうして遊んではいけないの?そんなある日、ぼくは迷子に!困ったぼくに手を差し伸べてくれたのは…「ホームレス」という社会問題のテーマを扱いながらも、主人公の視点から、現実と理想の両方が描かれ、子どもの共感を得られるとともに、大人自身も自分たちの考え方や捉え方について考えるきっかけを与えてくれます。見かけ、偏見、そんなものに騙されて、本当に大切なものを見逃していませんか?主人公の純粋な心に、きっとあなたの心が動かされます。 |
英語 | |
P.32 | |
2024年 | |
試訳あり |
悩みごとはキノコみたいなものだった。台湾発・脱力系ゆる絵本。 | |
P02589 | 台湾の新進気鋭の絵本作家による最新作品。ある朝、目がさめると、頭にキノコがはえていた。お医者さまに相談したら、それは、なやみごとなのだという。しっかり眠ってなやまなくなれば、とれると言われたけれど、なやまないようにと思えば思うほどなやんでしまい、キノコはどんどん大きくなる。やがて友だちから意外な解決方法を提案され、試してみると、ようやくキノコがとれた。と、思ったら、また…。だれしも生きているかぎり、なやみは尽きないし、時には滑稽なほど取りこし苦労をしているもの。だから真剣に、深刻に生きなくていい。そんなメッセージが絶妙な軽さとゆるさで表現されている。読んだ後、関節がゆるんでしまいそうな絵本。★原書あり★ |
中国語 | |
P.48 | |
2025年 | |
試訳あり |
ナマケモノも水中では速い!動物の生態から多様性を説く絵本 | |
P02616 | 「陸上では遅いのに、水中では速い」というナマケモノの生態を物語に落とし込み、ゆっくり生きる大切さと多様性を受け入れる温かさを説いた4歳から楽しめる絵本です。熱帯雨林の奥深くでのんびり暮らすナマケモノの男の子。ところが幼稚園に入り、ほかの動物たちと生活リズムを合わせなくてはならなくなったから、さあ大変!イタリア・アンデルセン賞受賞作家の詩的な文章が心地よく、国際的に評価の高いイラストレーターが描く動物の愛らしさに思わず笑みがこぼれます。読者の中には、集団生活に馴染めない主人公に自分を重ねる子もいれば、忙しい現代社会に必死に慣れようとする幼い姿にそっと手を差し伸べたくなる大人もいることでしょう。★原書あり★ |
イタリア語 | |
P.48 | |
2022年 | |
試訳あり |
ヘンテコで素敵な植物を育てる女の子が、町の堅物な住人を変える | |
P02618 | 絵本に出てくる奇妙な植物たちの中には実在する植物があります。ドクロが沢山付いているように見える植物はキンギョソウで、花が散って種ができるとドクロのように見えます。そんな植物を実際に親子で探したり、一緒に架空の植物を想像して描いて楽しむ姿が目に浮かびました。この本のメッセージである「周りと違うことに勇気を持つ」「新しいものも受け入れてみる」なども、子供たちに伝えたいと思いました。また、ミリーの「気の合う人を探す」という行動は、この先、何かで困った時の対処方法の1つとして覚えていてほしいことです。 |
英語 | |
P.40 | |
2024年 | |
試訳あり |
動物たちの言葉や仕草に、絆の大切さを感じられる絵本です! | |
P02619 | 昨年12月に“日本に紹介したい絵本”を探してパリの書店をめぐりました。パステルカラーで光沢のある表紙にユーモラスな動物が描かれています。ページをめくると、特徴のある動物が1匹ずつ登場し、それぞれの悩みを訴え、解決していきます。日本でも馴染みがある作家によるイラストは、見る人の気持ちを明るくしてくれます。対象年齢は2歳から。大人による読み聞かせでも、小さな子どもが1人でページをめくっても、どちらでも楽しめる贅沢な絵本です! |
フランス語 | |
P.32 | |
2023年 | |
試訳あり |
死者の日を通じて、大好きな犬との永遠の別れを描いた絵本 | |
P02632 | 主人公の少年は、赤ちゃんの頃から兄弟のようにして育った愛犬を亡くし落ち込む。だがある日、ママが「一緒に死者の日をお祝いしよう」と言う。しぶしぶながらもお祝いの準備をする主人公は、死者の日とは「死んだ人を愛する気持ちをお祝いする日」なのだということを知る。そして自分が愛犬のことを覚えているかぎり、愛犬は自分の心の中で生き続けるのだと考えるようになる。この絵本は、大切な存在を亡くした子どもをなぐさめてくれると同時に、今は死についてピンときていない子どもにとっても、大人になったら必ず訪れる誰かとの別れに向き合う際の心の支えとなるはずだ。メキシコらしい鮮やかな色使いが印象的。 |
スペイン語 | |
P.32 | |
2023年 | |
試訳あり |
会話手段の違う耳の不自由なふたり。大騒動を経て良き友に! | |
P02634 | 人工内耳があれば会話できる主人公。だがクラスにいたのは、手話しか解せず、人工内耳を認めない男子だった。ふたりはぶつかり合いながらもいつしか互いを認めるようになり、やがて大きな騒動に関わったことで深い絆を結ぶ。本書では、ひと口に聴覚障害者といっても人それぞれに違うことを改めて知ることができる。いじめ、差別など現代社会に存在する学校問題にも触れ、学びの多い一冊だ。多様性を知れば、近くにいる障害者への気配りも変わってくるはず。さらに、クライマックスも予想外。肩ひじ張らず読了できること請け合いだ。ぜひ、手に取って読んでみよう。★原書あり★ |
英語 | |
P.237 | |
2021年 | |
試訳あり |
再掲 「サンタさん&○○&絵探し」の最強タッグ!爆笑クリスマス絵本 | |
P02637 | 子どもが大好きな「サンタさん」と「○○」をテーマにした、爆笑間違いなしの絵本です。子どもの心を一瞬でつかむキャッチーなテーマに加えて、起承転結のある愉快なストーリー。さらに絵探しの要素もあり、本が好きな子はもちろん、本嫌いな子や普通の読み聞かせでは集中力が続かない子も無理なく楽しめます。ユーモアあふれる作品ですが、ラストはクリスマス絵本らしく、クリスマスへのわくわく感が高まる展開となっています。Amazonには200件以上の評価が集まっており、レビューからは幅広い年齢の子供たちに愛されていることがうかがえます。クリスマス前のひとときを笑って過ごしたい全ての家庭におすすめです。★原書あり★ |
英語 | |
P.32 | |
2020年 | |
試訳あり |
星の海へ 灯台守の冒険 | |
P02650 | 断崖絶壁の孤島の灯台守は、相棒の犬と一緒に、島を見回り、海を見張るのが日課です。夜にはお月様とお話をします。ある晩、お月様が泣いていまし た。ふたご座の一人が、行方不明になったというのです。灯台守は、ボートに乗って、宇宙へ捜索に行くことにします。犬も、おそるおそるついて行きます。いざ、星の海へ。大冒険の始まりです。そしてようやく見つけたふたごの一人は、ブラックホールに吸い込まれそうになっていて・・・!読者も一緒にボートに乗って宇宙を航海している様な気になるでしょう。星座や宇宙に興味を持つきっかけになりそうな美しい絵本です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.38 | |
1991年 | |
試訳あり |
ロバという名のトリとトリという名のロバがいて | |
P02651 | 男性が飼っているロバという名前のトリがいなくなりました。近所を聞いて回っていると、隣に住む女性がチキンスープをご馳走してくれるというのでお邪魔します。彼女はトリという名前のロバを飼っていました。すると彼女が調理しようとしていたトリもロバのトリもいなくなってしまいまったので、男性と女性は一緒にロバとトリを捜しに行きます。なんとも愉快で笑ってしまう絵本。まだ日本では知られていない、アイスランド人とフィンランド人とイタリア人作家による合作絵本です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.54 | |
2015年 | |
試訳あり |
再掲 北欧神話 | |
P02652 | アイスランド発の北欧神話絵本。イラストレーション賞受賞作品。アイスランドで生まれた『新エッダ』が子ども向けに再話され、美しい絵本になりまし た。登場人物が多く複雑な北欧神話ですが、この本は読者に語りかける文章とユニークな絵で、分かり易くなっています。天地創造から巨人が生まれてラグナロクの大戦争に至るまでのお話が記述されています。オージンにソール、フレイルにフレイヤ、日本でもおなじみのキャラクターたちが繰り広げる世界の様子をとてもよく理解できるでしょう。日本ではあまり紹介されていないようなエピソードも含まれていて、新鮮な面白さを味わえます。子どもも大人も楽しめる、北欧神話入門に最適な本です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.122 | |
2008年 | |
試訳あり |
再掲 ねずみのオーケストラ訪問 | |
P02653 | 寒い冬の日、暖を求めて小さなねずみが入り込んだのは、コンサートホールでした。そこでは、コンサートのリハーサルが行われていて、ねずみは、あちこちから聞こえる不思議な音に驚かされます。読者は、オーケストラで使われる様々な楽器について、絵で見て、文章で説明を読み、その奏でる音をCDで聞いて、学びます。巻末には楽器の豆知識も載っています。アイスランドのシンフォニー・オーケストラ奏者二人による絵本で、2008年レイキャヴィーク児童文学賞とアイスランド女性文学賞を受賞しました。世界8カ国で翻訳出版され、音楽も演奏されています。5冊の続編が出版されています。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.42 | |
2008年 | |
試訳あり |
再掲 アイスランドならではの昔話 | |
P02661 | アイスランドでは有名な昔話。劇にもなっている。ろくでなしの夫が死んで、こんな夫の魂は天国にいけないだろうと思ったおばあさんは、夫の魂を天国まで持って行くことにします。しかし、天国の門から出てきたペテロもパウロも聖母マリアも、夫の魂を入れてくれません。おばあさんは神様たちの過去の行いを指摘して、辛辣な言葉で言い返します。アイスランドならではの世界に類を見ない昔話です。聖母マリアにそんなことを言えちゃうなんて、とキリスト教の国で生まれたとは思えない展開に驚きです。アイスランド人の画家による挿絵が可愛らしい絵本です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.28 | |
1992年 | |
試訳あり |
再掲 現代のおとぎばなし | |
P02663 | 子どもたちが、おとぎ話を読まなくなって、めっきり出番の減った魔女は、暇を持て余してジグゾーパズルをしています。そんな時代になって、作者は現代のおとぎ話絵本を作りました。友情の物語、怠け者の話、小人とトロル、魔女のお話、巨人と女の子、クリスマスの出来事、いろいろなお話を楽しめる美しい絵本です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.42 | |
1998年 | |
試訳あり |
再掲 子パフィン救出大作戦 | |
P02664 | 舞台は北大西洋に浮かぶ人口4200人の小さな火山島。パフィンの飛来地としても有名で、毎年島民たちが、迷子のパフィンのひなを救出して海に返します。物語は、なかなか飛び立たない小さなパフィンを家に連れて帰って、海に帰るまで育てる女の子と子パフィンの交流です。島の風景は、作者が現地に取材に行って描いたもので、島の様子がよくわかります。空飛ぶペンギンと呼ばれ、愛くるしい見た目の海鳥パフィンの生態は未だ謎も多く、読者は興味を惹かれるでしょう。アイスランドの子どもたちの日常を日本の子どもたちに紹介する本を作って欲しい、と私が作者に頼んで出来た絵本です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.24 | |
2008年 | |
試訳あり |
再掲 世界の平和を祈るクリスマスの絵本 | |
P02665 | 天使の子どもたちが、地上のきれいなクリスマス飾りを見て自分たちも人間の真似をしてクリスマスツリーを飾ることを思いつきます。星やオーロラで飾りつけをして、世界一大きくて素敵なクリスマスツリーができました。でも、ツリーの周りで踊る子どもたちがいません。そこで天使たちは、世界中の恵まれない子どもたちを招待します。世界には、クリスマスにツリーやプレゼントや家もないような子どもたちがたくさんいます。すると大地はたくさんの子どもたちで、いっぱいになりました。みんなが温かい光の中で、プレゼントをもらってツリーを囲んで歌います。本当のクリスマスとは?クリスマスに大統領がラジオで朗読した美しい物語。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.28 | |
1997年 | |
試訳あり |
再掲 いろんな動物にのってみるってどんな感じかな? | |
P02666 | 人気絵本作家による幼児向け絵本。人は、馬や象には乗るけれど、牛にはのらないよね。ほかの動物にのってみたらどんな感じがするんだろう、と男の子が想像します。サイ、キリン、トラ、カンガルー、ダチョウ、リクガメ、ナマケモノ。でも、一番乗り心地がいいのはやっぱり・・・!世界中のいろいろな動物たちの背中に乗って、旅をするとどうなるかな。子どもの豊かな想像が膨らむ絵本です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.28 | |
2006年 | |
試訳あり |
再掲 秘密の友達と大冒険 | |
P02667 | 女の子には、お母さんにも内緒の秘密の友達がいます。竜の友達です。竜は、お母さんが近くにいるときは小さくなって隠れています。いつも一緒に遊んで、夜は一緒に眠ります。たった一人秘密を知っている男の子と、大きくなった竜の背中に乗って、世界中を旅します。海にももぐるし、宇宙にだって行きます。子どもがもつ秘密の世界の冒険を、カラフルな絵で描いている、アイスランドのイラストレーション賞受賞作品です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.28 | |
2003年 | |
試訳あり |
再掲 アイスランドで本当にあったお話 | |
P02668 | パパが屋根裏部屋で、まだ羽の生えていない小さな鳩のヒナを見つけます。鳩のヒナを家族に迎えてから起こる様々な出来事を、子どもの一人が語ります。ヒナは成長し、パートナーを連れて来て、家に巣を作ります。そしてまたかわいいヒナが生まれます。鳩に冷蔵庫の卵を抱かせると、なんとヒヨコにかえります。鳥たちを観察しながら感情豊かな子どもたちは、色々なことを学びます。優しいお父さん、温かく見守るお母さん、やんちゃな子どもたちと、我がもの顔の鳥たちの日常が、興味津々の子どもの視点で語られた素敵な家族のお話です。美しい絵で彩られた感動の実話絵本です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.26 | |
2002年 | |
試訳あり |
再掲 オーストラリア固有の野生動物を紹介する絵本 | |
P02669 | オーストラリアのイラストレーターが、カラフルな絵でユニークな15種の野生動物を紹介している。動物たちを擬人化し、子育てする家族の関係を描くことで動物たちを身近に感じられる。読者の多くは、カモノハシが目を閉じて泳ぎ、ハリモグラはピンクのミルクを飲み、フクロネコのお母さんには乳首が六つあり、オーストラリアには白鳥ならぬ黒鳥がいて、生まれたばかりのカンガルーの赤ちゃんはクリップと同じくらいの重さで、木に暮らす動物で尻尾が無いのはコアラだけ、ということをこの本で初めて知るかもしれない。巻末の『家族の事実』では、更に詳細な生態と、絶滅危惧を含めた生存状況を紹介している。★原書あり★ |
英語 | |
P.32 | |
2012年 | |
試訳あり |
再掲 女の子の生きた証を描いた愛情あふれる絵本 | |
P02670 | この本は、重い滑脳症を持って生まれ、3歳で亡くなった、実在した女の子が主人公です。物語の中では、成長した姿で、車いすに乗って、元気に明るく毎日を楽しく生きています。彼女の両親の家族や友人によって作られたこの絵本は、クリスマス前のアイスランドで発売されて、多くの人に贈られました。女の子は、偏見のない心で人と接します。外国人でも、LGBTの親を持つ子でも、誰とでも仲良く一緒に遊びます。重い病気と障害と戦って短い生涯を終えた彼女が、本の中で生き続け、私たちに語りかけます。「だれでも一緒に遊べるはずです」と。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.28 | |
2016年 | |
試訳あり |
再掲 キリンのバス運転手と不思議な夢 | |
P02671 | キリンのバス運転手の首は、バスの屋根に穴をあけて顔が出るほど長くて、ほかのキリンたちにも笑われています。いじわるな乗客にからかわれることもあり、とてもはずかしくて、いつもおどおどしていましたが、大好きなバスの運転は楽しいのでした。ある日、そんな長すぎる首が役に立って、みんなによろこばれます。キリンの運転手は、長すぎる首も悪くないなと思います。ちょっと見た目が違うだけで、人のことを笑ったりいじわるしたり、とどこかで自分も経験しそうなありふれた光景は、小さな子どもも感情移入して読めるでしょう。身近な日常をキリンの社会に見ながら、チクンと胸が痛んで優しい気持ちになる素直な絵本です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.28 | |
1999年 | |
試訳あり |
再掲 スウェーデンの童話 | |
P02673 | 古いスウェーデンの童話にアイスランドの絵本作家が挿絵を描いた童話絵本です。小さな王子様と王女様が、森の中で魔女に魔法をかけられてガチョウにされて、食べられそうになってしまいます。悪い魔女、無垢な王子様と王女様、二人を助けようとする森の動物たちが登場する古典的な童話は、魔女に捕まった王子様と王女様は助かるのだろうかと、ハラハラ、ドキドキする展開で、幼い読者を魅了するでしょう。お話の中では、魔女も悪いことをすると罰を受けます。悪いことをすれば必ず罰を受けるという結末は、子どもの心に素直に響くでしょう。現代風のかわいい挿絵が、物語に彩を添えて魅力を増しています。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.32 | |
2001年 | |
試訳あり |
再掲 自分探しの旅にでた子羊のおはなし | |
P02674 | あるとき、つのの生えた子羊が生まれました。そんな、へんな子、はみんなに笑われますが、子羊はだれにでも親切な優しい子でした。ある日、つのの生えた子羊は、いっかくじゅうの話を聞きます。もしかしたら自分と関係があるかもしれないと思い、いっかくじゅうを探す旅に出ます。色々調べて、聞いて回って、世界中を旅しますが、いっかくじゅうには会えません。たくさんのことを学んで、最後に故郷に戻ったときには、子羊はとても成長していました。最初は、ちょっと人とちがう変な子、だと思っても、優しい子だと分かると、みんなが好きになって友達になります。かわいい絵の一生懸命な子羊の姿を見て、幼い読者も大好きになるでしょう。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.40 | |
2001年 | |
試訳あり |
再掲 おとぎの世界を舞台にしたおとぎ話 | |
P02675 | お話の舞台は、おとぎの森です。男の子がトロルにつかまって、お母さんは仲間を集めて助け出そうとします。助けるためには、大きな声で合言葉を唱えて洞窟を開けなくてはなりません。白雪姫に小人たち、赤ずきんに狩人、森の動物たちは協力してくれますが、魔女や継母やオオカミは協力してくれません。そこで「でんごんぶくろ」を使って声を集めます。この袋に声を吹き込むと、その声を持ち運んで届けることができるのです。お馴染みのおとぎ話の登場人物たちが出て来るお話の展開は、幼い読者にも分かりやすく描かれています。1993年と2007年にアイスランド国立劇場で劇が上演され大好評を博しました。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.36 | |
1986年 | |
試訳あり |
再掲 アイスランドの昔話絵本 | |
P02676 | アイスランドの代表的な昔話の一つです。日本の『三枚のお札』によく似たお話で、山姥ならぬ、女トロルが、少年を追いかけます。19世紀に蒐集されたアイスランドの昔話を、原文に忠実に再話し、美しい水彩画でアイスランドの風景を描いて絵本になりました。童話としても、昔話研究の視点からも楽しめます。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.36 | |
2000年 | |
試訳あり |
再掲 心温まるクリスマスのおはなし | |
P02677 | 語り手は9歳の女の子。おじいちゃんが亡くなって最初のクリスマスがやってきます。毎年クリスマスはワクワクして楽しいものでしたが、今年はいつも一緒に過ごしていたおじいちゃんがいない寂しくて変なクリスマスです。おじいちゃんにプレゼントを買いましたが、渡すこともできません。いつもおじいちゃんと見ていたクリスマスの星も見つかりません。すると、珍客がやってきて、探し物をしているといいます。どうやらそれば、女の子がおじいちゃんに買ったプレゼントと同じものらしいのです。結局女の子はその珍客にプレゼントを渡します。すると・・・ようやく女の子のもとに、本当のクリスマスがやってきました。全文試訳あり。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.56 | |
2001年 | |
試訳あり |
再掲 変っていうけど何が変なの? | |
P02678 | 変な鳥がいます。でも、いったい何が変なのでしょうか。目?足?くちばし?とさか?羽?しっぽ?声?ちょっとバラバラにしてみると、何だか子どもみたいにも見えます。何だか変です。でも何が変なのでしょうか。この絵本を見ていると、何が変なのか考えます。アイスランドの有名作家と有名画家が、大きな文字と独特の絵で語るユニークな絵本です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.28 | |
2002年 | |
試訳あり |
再掲 スウェーデンで半世紀以上読み継がれている絵本 | |
P02679 | 主人公は4歳の男の子。もう寝る時間ですが、ぜんぜん眠りたくありません。そこで「おしっこ!」「はみがき!」「のどがかわいた!」と、何度もパパを呼びます。パパはそのたびにやって来て、言う事を聞いてくれます。疲れているのに決して怒らず、とても優しいパパです。ママは登場しません。父子家庭の何気ない日常を描いたこの絵本はシリーズ化され、テレビアニメや映画にもなっています。本は40ヶ国語に翻訳されて、日本でも何点か出版されました。一人親、父親の子育て参加、日本でも時代が変わってきた今、ぜひ新訳で復刊を!★原書あり★ |
スウェーデン語 | |
P.28 | |
1972年 | |
試訳あり |
幼児から大人までワクワクほぼノンフィクションなSTEM絵本 | |
P02680 | アメリカの本屋で見つけた科学の絵本。一見すると子どもが好きそうな可愛い絵本だが、実際に読むと内容は科学の本だ。フィクションと事実の調和が見事であり、きっと子どもたちが科学に興味を持つきっかけになるだろう。しかも、読む人を選ばない。科学の知識に自信がない私でも子どもに読み聞かせができる内容でありながら、同時に大人の知的好奇心までも刺激する。私の試訳を読んだ、日本で物理修士・アメリカで光学修士を取得した夫も「この本を自分に買いたい」と言った。幼児から大人、文系・理系を問わず幅広く楽しめる。ただ、科学の本なので英語での多読には向かない。多くの日本人に、母語で深く内容を理解して欲しい本だ。 |
英語 | |
P.36 | |
2021年 | |
試訳あり |