企画書リスト
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性的マイノリティにとって、「正しい社会」とは? | |
P02233 | 私たちは生まれてくる前から性別やジェンダーに縛られている?性的マイノリティである主人公の成長を通して、性別やジェンダーに縛られない考え方に気付かせてくれるお話です。子どもたちが性的マイノリティやジェンダーについて考えるきっかけにもなるでしょう。今後、多様化が進んでいくと思われる日本の子どもたちにぜひ読んでもらいたいです。イラストもカラフルなので、目でも楽しめる一冊です。 |
英語 | |
P.32 | |
2019年 | |
試訳あり |
アクシデントの後から始まる、レジリエンスの過程を描いた絵本 | |
P02235 | 童謡や物語にも登場する主人公は、あるアクシデントに見舞われます。そのアクシデント以降、トラウマを抱えた主人公が時間をかけて困難と向き合う過程が、ユーモアあふれるイラストとともに丁寧に描かれています。本作は、心の病と闘う作者の家族に触発されて、生まれた作品であると作者は語っており、物語のなかにもリアルなメッセージが込められた作品です。★原書あり★ |
英語 | |
P.40 | |
2017年 | |
試訳あり |
地球がプラスチックに飲み込まれた!そのとき、私たち人間は… | |
P02249 | 働くママでもある作者ふたりが、子どもたちの未来のために環境問題に切り込んだ絵本。かわいらしいキャラクターと、カラフルで淡い色使いが魅力的だが、プラスチックの使用について考えさせる要素もたっぷり。特に、キャラクターの真の姿が垣間見えるラストシーンは、思わずトラウマになってしまうのではないかと思うほどのインパクトがある。読み終わったら、家族で語り合いたくなること間違いなし。コロナ禍で大きく変わった私たちの生活。オンラインショッピングやデリバリー利用の増加によって、目に見えてプラスチックの使用量が増えたように感じる。プラスチックが私たちにどんな影響を与えるか、新たな視点で学べる一冊だ。 |
韓国語 | |
P.48 | |
2022年 | |
試訳あり |
夢か現実か、曖昧な世界のなかでのやさしい家族愛の物語 | |
P02264 | 危ないことをしないようにと、お父さんに注意された主人公ですが、好奇心は止まりません。今日もまた蝶を追っていると、夢と現実が入り交じる世界に入ってしまいます。そこで主人公は、兄弟たちとあたたかい日々を過ごし、生きていくための知恵を親から与えられます。徐々に成長していた主人公ですが、ある日、もうひとりの自分を見つけると…。88ページにわたる作品ですが、その半分は文字のないページであり、淡い色彩の写真と生き生きとした可愛らしいイラストが違和感なく組み合わさっています。世界各国で翻訳され親しまれている作品であり、自然教育や動物愛護の要素も含まれています。★原書あり★ |
英語 | |
P.88 | |
2020年 | |
試訳あり |
”大人にも”読んでほしい!人生の楽しみ方を語りかける絵本 | |
P02265 | 国際アンデルセン賞作家賞の受賞歴をもつ絵本作家が手掛けた絵本。仕掛けが施され、ページをめくる楽しさを子どもたちが感じられる一冊です。また、主人公や動物たちの表情が豊かに描かれており、年齢の低い子どもたちにとっても内容が分かりやすいため、幅広い読者層に向けて発信できると思います。昨今、「大人向け絵本」という言葉が聞かれるようになり、今や絵本市場のターゲットは子どもたちだけに限定されません。本書は、人生のすばらしさ、笑うことの大切さを思い出させてくれる本。「日々忙しさに追われ、疲弊した大人たちの心をふっと軽くする絵本」というコンセプトでの出版を提案します。 |
英語 | |
P.48 | |
2010年 | |
試訳あり |
アメリカで成功した移民アーティストの人生 | |
P02272 | アメリカン・ドリームを叶えるため、はるばるやってきた。入国するにも山あり谷あり。西洋美術を本格的に学び、東西文化をとけあわせ、母への追憶を絵筆にのせる。あの、誰もが知る社長の目に留まり、映画を成功にみちびく、伝記絵本。本書で作者・イラストレーターともに受賞。 |
英語 | |
P.36 | |
2019年 | |
試訳あり |
どんな自分も受容してあげよう!一歩踏み出す勇気をくれる絵本 | |
P02277 | 「自己肯定感」、最近至る所で目にする言葉です。育児や教育の場でも、自己肯定感を高める方法などが叫ばれて久しいですが、自己肯定感を育む前に必要なのが「自己受容」です。いいところも悪いところも全てひっくるめたあるがままの自分を理解し認めること。これは、自己肯定感よりも知られていない概念ですが、自己受容なしに自己肯定感を育むことはできません。本書は、固定観念だらけの現代で、子どもたちにどんな自分も認めていいんだよ、と語りかけてくれる物語です。★原書あり★ |
英語 | |
P.38 | |
2019年 | |
試訳あり |
はらぺこオバケのドタバタ絵本 | |
P02278 | はらぺこのオバケくん、冷蔵庫はからっぽ。さあ、こまった。デリバリーを頼もうと電話をするも、つながるのはへんてこなところばかり。ついには宇宙人にまで! はたしてオバケくんは食べ物にありつけるのか。奇想天外な展開にわくわくする。リズミカルな文が読みきかせにぴったりな1冊。登場するキャラクターたちのセリフも個性豊かでおもしろい。ポップでカラフルな絵がドタバタストーリーをしゃれた作品に仕上げている。オバケくん第2弾と合わせて手にとってほしい。 |
英語 | |
P.32 | |
2022年 | |
試訳あり |
からからオバケのドタバタ絵本 | |
P02279 | はらぺこオバケにつづく第2弾。ビーチで優雅にくつろぐオバケくん、のどがからから。水を飲もうと、バッグから取りだしたとたん、ぜんぶこぼしてしまう。さあ、こまった。あちらこちらで飲み物を手にいれようとするが、うまくいかない。もうトイレの水でいいか!? はたしてオバケくんは飲み物にありつけるのか。オバケくんの暴走はとまらない。前作同様、ばかげていて笑える作品。子どもと一緒にゆかいな気分になれる。 |
英語 | |
P.32 | |
2023年 | |
試訳あり |
我が子に読ませたい人生の教訓が学べるベストセラー絵本 | |
P02280 | 本書は、英語圏ではシリーズ化されている絵本で、ベストセラーとなっています。多言語への翻訳がされている言語も2つほどありますが、アジアの言語には、まだ翻訳されていません。 すでにアニメ化されています。読者対象は、読み聞かせるなら幼稚園児。自分で読むなら小学校低学年くらいです。親が子どもたちに学んでほしいと思うような、他人との関わり方、どんな価値観を持って生きていくといいかなどの教訓が主人公の経験を通して伝えられています。本書を読むことで、子どもたちにとっては、学びになるだけでなく、キャラクターの個性、カラフルなイラストなども目を引き、日本の子供たちにも楽しめる内容になっていると考えます。 |
英語 | |
P.74 | |
2015年 | |
試訳あり |
幼い子供の心の葛藤と成長を温かい筆致で表現する親子で読む絵本 | |
P02284 | 幼い子供の心細い気持ちや、まだ拙いながらも友達を思いやる気持ちが、やさしく時にユーモラスに描かれていて、親子で楽しめる絵本です。大人には、毎日の一コマに過ぎないことも、幼い子供にとってはその度に初めて乗り越えていく出来事で、こうやって日々成長していくのだなあと、子育ての振り返りを感じてしまいました。聞き手の子どもは、主人公の男の子を通して、共感したり、自分の出会ったことのない気持ちに気付いたりし、読み手の親は、自分の子供には客観的に見れない事柄でも、このお話を通して未熟な子供の気持ちにハッとさせられることでしょう。全編を通して感じる子供の心への思いやりにあふれていて、とてもホッとする絵本です。 |
英語 | |
P.32 | |
1983年 | |
試訳あり |
大好きなお菓子をこっそりたらふく食べる夢に酔いしれる絵本 | |
P02285 | 大好きなお菓子をお腹いっぱい食べて見たい、と思う子供の心をわしづかみにするような絵本です。それも、夜中にそっと抜け出して、こっそりと食べてしまうところに、スリルとドキドキがつまっていて、読み聞かせの場合には、興奮していく子供の様子を見ながら読むところに、醍醐味を感じられるでしょう。いけないとわかっているのに、抗えないおいしさの幸福感に流されていく主人公の様子がとてもユーモラスに描かれています。文のテンポがよいことと、擬態語擬音語が多いことで、衝動的な子供の心理をよく表していて、短いお話の中で子供が十分に疑似体験できる面白味が詰まったお話です。 |
英語 | |
P.32 | |
2017年 | |
試訳あり |
喧嘩ばかりのきょうだいの心をつなぐ少し不思議な体験を描く絵本 | |
P02286 | きょうだいとは、喧嘩をしても親や友達とは違う絆で結ばれて信頼し合っている特別な関係ではないでしょうか。毎日の生活の中で、すれ違うきょうだいの気持ちをつなぐ、不思議な体験がこの本には描かれています。仲の悪い兄と妹は、何もかもが両極にいるような存在で、表面上対立し合っています。しかし、大変な状況に陥った時、心の奥のやさしい気持ちにお互い気付くのです。子どもにとっては、ちょっとしたミステリーを絡めた仲直りの物語として楽しめ、大人にとっては、所々に散りばめられる隠喩のようなイラストを通して謎解きのような楽しみ方もでき、読む年齢や心の状況によって様々な捉え方のできる興味深い絵本だと思います。 |
英語 | |
P.32 | |
2008年 | |
試訳あり |
カラリズムをテーマに、少女と星の旅を美しい絵本にした話題作 | |
P02298 | カラリズムをテーマにしたこの絵本は、暗い肌の色をコンプレックスに持つ少女が、流れ星との旅によって新しい価値観を身に付け、前に進もうとする物語です。ルオ語で「星」の名前を持つ、真夜中のような暗い肌をした少女は、誰よりも暗い肌の色をしています。ある晩、明るい色の肌にしてほしいと神に祈ります。流れ星が飛んできて、少女は星に乗って旅に出ます。昼の女王と夜の女王の姉妹の話を知り、黒い美しさも存在することを知るのです。ニューヨークタイムズのベストセラーとなり、アニメミュージカル化が発表。美しいイラストも見応えで、コレッタ・スコット・キング賞を受賞。ぜひ、日本の子供たちに読んでもらいたい一冊です。 |
英語 | |
P.48 | |
2019年 | |
試訳あり |
ウシはモー、イヌはワン、ニワトリはコッコー、ではアヒルは? | |
P02300 | カラフルな色彩で描かれた動物がたくさん登場します。動物の鳴き声が繰り返して出てくるので、子どもたちに喜ばれること間違いなしです。農場の動物たちが集まって歌を歌います。でも、一匹おかしな鳴き声の動物がいます。みんなで間違えをなおしてあげようとしますが…大きな声でみんなで読んでみたくなる一冊です。 |
英語 | |
P.24 | |
2023年 | |
試訳あり |
ライオンが見張っているのは | |
P02301 | 子どもたちに大人気のライオンのお話です。ライオンが夜中見張りをしているのは何でしょうか? 次々とやってくるお馴染みの動物から、ライオンは大事なものを守り続けることができるでしょうか? 可愛らしいイラストにそった、リズミカルな繰り返しの文章を大きな声で、時には小さな声で読むことで、若い読者を物語の中へ導いてくれること間違いなしの作品です。2022年ピクチャーブック賞を受賞した、新しい「お気に入りの一冊」です! |
英語 | |
P.30 | |
2022年 | |
試訳あり |
忍者、清の皇帝、アステカ族…何を食べていたの? | |
P02303 | 先史時代から未来までの歴史の中で、忍者や海賊、石器時代の穴居人やアステカ族、宇宙飛行士など、各時代を象徴する10の興味深い「集団」が何を食べているのかを想像しながらゲーム感覚で読み進められる新しいタイプの食文化の絵本。提供されたヒントから何を食べていたのかを想像するインタラクティブな要素や雑学に加え、4つの異なる時代のレシピも掲載されている。遊びながら、さまざまな国の集団の歴史や暮らし、食文化を学べる作品。 |
英語 | |
P.48 | |
2023年 | |
試訳あり |
「サンタさん×○○×絵探し」の最強タッグ!爆笑クリスマス絵本 | |
P02319 | 子どもが大好きな「サンタさん」と「○○」をテーマにした、爆笑間違いなしの絵本です。子どもの心を一瞬でつかむキャッチーなテーマに加えて、起承転結のある愉快なストーリー。さらに絵探しの要素もあり、本が好きな子はもちろん、本嫌いな子や普通の読み聞かせでは集中力が続かない子も無理なく楽しめます。ユーモアあふれる作品ですが、ラストはクリスマス絵本らしく、クリスマスへのわくわく感が高まる展開となっています。Amazonには150件を超える評価が集まり、レビューからは幅広い年齢の子供たちに愛されていることがうかがえます。クリスマス前のひとときを笑って過ごしたい全ての家庭におすすめです。★原書あり★ |
英語 | |
P.32 | |
2020年 | |
試訳あり |
北欧神話 | |
P02320 | アイスランド発の北欧神話絵本。イラストレーション賞受賞作品。アイスランドで生まれた『新エッダ』が子ども向けに再話され、美しい絵本になりました。登場人物が多く複雑な北欧神話ですが、この本は読者に語りかける文章とユニークな絵で、分かり易くなっています。天地創造から巨人が生まれてラグナロクの大戦争に至るまでのお話が記述されています。オージンにソール、フレイルにフレイヤ、日本でもおなじみのキャラクターたちが繰り広げる世界の様子をとてもよく理解できるでしょう。日本ではあまり紹介されていないようなエピソードも含まれていて、新鮮な面白さをあいそうです味わえます。子どもも大人も楽しめる、北欧神話入門に最適な本です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.122 | |
2008年 | |
試訳あり |
ねずみのオーケストラ訪問 | |
P02321 | 寒い冬の日、暖を求めて小さなねずみが入り込んだのは、コンサートホールでした。そこでは、コンサートのリハーサルが行われていて、ねずみは、あちこちから聞こえる不思議な音に驚かされます。読者は、オーケストラで使われる様々な楽器について、絵で見て、文章で説明を読み、その奏でる音をCDで聞いて、学びます。巻末には楽器の豆知識も載っています。アイスランドのシンフォニー・オーケストラ奏者二人による絵本で、2008年レイキャヴィーク児童文学賞とアイスランド女性文学賞を受賞しました。世界8カ国で翻訳出版され、音楽も演奏されています。5冊の続編が出版されています。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.42 | |
2008年 | |
試訳あり |
変っていうけど何が変なの? | |
P02324 | 変な鳥がいます。でも、いったい何が変なのでしょうか。目?足?くちばし?とさか?羽?しっぽ?声?ちょっとバラバラにしてみると、何だか子どもみたいにも見えます。何だか変です。でも何が変なのでしょうか。この絵本を見ていると、何が変なのか考えます。アイスランドの有名作家と有名画家が、大きな文字と独特の絵で語るユニークな絵本です。 |
アイスランド語 | |
P.28 | |
2002年 | |
試訳あり |
世界の平和と子どもたちの幸福を祈るクリスマスの絵本 | |
P02327 | 天使の子どもたちが、地上のきれいなクリスマス飾りを見て自分たちも人間の真似をしてクリスマスツリーを飾ることを思いつきます。星やオーロラで飾りつけをして、世界一大きくて素敵なクリスマスツリーができました。でも、ツリーの周りで踊る子どもたちがいません。そこで天使たちは、世界中の恵まれない子どもたちを招待します。世界には、クリスマスにツリーやプレゼントや家もないような子どもたちがたくさんいます。すると大地はたくさんの子どもたちで、いっぱいになりました。みんなが温かい光の中で、プレゼントをもらってツリーを囲んで歌います。本当のクリスマスとは?クリスマスに大統領がラジオで朗読した美しい物語。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.28 | |
1997年 | |
試訳あり |
いろんな動物にのってみるってどんな感じかな? | |
P02328 | 人気絵本作家による幼児向け絵本。人は、馬や象には乗るけれど、牛にはのらないよね。ほかの動物にのってみたらどんな感じがするんだろう、と男の子が想像します。サイ、キリン、トラ、カンガルー、ダチョウ、リクガメ、ナマケモノ。でも、一番乗り心地がいいのはやっぱり・・・!世界中のいろいろな動物たちの背中に乗って、旅をするとどうなるかな。子どもの豊かな想像が膨らむ絵本です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.28 | |
2006年 | |
試訳あり |
秘密の友達と大冒険 | |
P02329 | 女の子には、お母さんにも内緒の秘密の友達がいます。竜の友達です。竜は、お母さんが近くにいるときは小さくなって隠れてい ます。いつも一緒に遊んで、夜は一緒に眠ります。たった一人秘密を知っている男の子と、大きくなった竜の背中に乗って、世界中を旅します。海にももぐるし、宇宙にだって行きます。子どもがもつ秘密の世界の冒険を、カラフルな絵で描いている、アイスランドのイラストレーション賞受賞作品です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.28 | |
2003年 | |
試訳あり |
子パフィン救出大作戦 | |
P02330 | 舞台は北大西洋に浮かぶ人口4200人の小さな火山島。パフィンの飛来地としても有名で、毎年島民たちが、迷子のパフィンのひなを救出して海に返します。物語は、なかなか飛び立たない小さなパフィンを家に連れて帰って、海に帰るまで育てる女の子と子パフィンの交流です。島の風景は、作者が現地に取材に行って描いたもので、島の様子がよくわかります。空飛ぶペンギンと呼ばれ、愛くるしい見た目の海鳥パフィンの生態は未だ謎も多く、読者は興味を惹かれるでしょう。アイスランドの子どもたちの日常を日本の子どもたちに紹介する本を作って欲しい、と私が作者に頼んで出来た絵本です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.24 | |
2008年 | |
試訳あり |
アイスランドで本当にあったお話 | |
P02331 | パパが屋根裏部屋で、まだ羽の生えていない小さな鳩のヒナを見つけます。鳩のヒナを家族に迎えてから起こる様々な出来事を、子どもの一人が語ります。ヒナは成長し、パートナーを連れて来て、家に巣を作ります。そしてまたかわいいヒナが生まれます。鳩に冷蔵庫の卵を抱かせると、なんとヒヨコにかえります。鳥たちを観察しながら感情豊かな子どもたちは、色々なことを学びます。優しいお父さん、温かく見守るお母さん、やんちゃな子どもたちと、我がもの顔の鳥たちの日常が、興味津々の子どもの視点で語られた素敵な家族のお話です。美しい絵で彩られた感動の実話絵本です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.26 | |
2002年 | |
試訳あり |
スウェーデンの童話 | |
P02332 | 古いスウェーデンの童話にアイスランドの絵本作家が挿絵を描いた童話絵本です。小さな王子様と王女様が、森の中で魔女に魔法をかけられてガチョウにされて、食べられそうになってしまいます。悪い魔女、無垢な王子様と王女様、二人を助けようとする森の動物たちが登場する古典的な童話は、魔女に捕まった王子様と王女様は助かるのだろうかと、ハラハラ、ドキドキする展開で、幼い読者を魅了するでしょう。お話の中では、魔女も悪いことをすると罰を受けます。悪いことをすれば必ず罰を受けるという結末は、子どもの心に素直に響くでしょう。現代風のかわいい挿絵が、物語に彩を添えて魅力を増しています。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.32 | |
2001年 | |
試訳あり |
自分探しの旅にでた子羊のおはなし | |
P02333 | あるとき、つのの生えた子羊が生まれました。そんな、へんな子、はみんなに笑われますが、子羊はだれにでも親切な優しい子でした。ある日、つのの生えた子羊は、いっかくじゅうの話を聞きます。もしかしたら自分と関係があるかもしれないと思い、いっかくじゅうを探す旅に出ます。色々調べて、聞いて回って、世界中を旅しますが、いっかくじゅうには会えません。たくさんのことを学んで、最後に故郷に戻ったときには、子羊はとても成長していました。最初は、ちょっと人とちがう変な子、だと思っても、優しい子だと分かると、みんなが好きになって友達になります。かわいい絵の一生懸命な子羊の姿を見て、幼い読者も大好きになるでしょう。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.40 | |
2001年 | |
試訳あり |
おとぎの世界を舞台にしたおとぎ話 | |
P02335 | お話の舞台は、おとぎの森です。男の子がトロルにつかまって、お母さんは仲間を集めて助け出そうとします。助けるためには、大きな声で合言葉を唱えて洞窟を開けなくてはなりません。白雪姫に小人たち、赤ずきんに狩人、森の動物たちは協力してくれますが、魔女や継母やオオカミは協力してくれません。そこで「でんごんぶくろ」を使って声を集めます。この袋に声を吹き込むと、その声を持ち運んで届けることができるのです。お馴染みのおとぎ話の登場人物たちが出て来るお話の展開は、幼い読者にも分かりやすく描かれています。1993年と2007年にアイスランド国立劇場で劇が上演され大好評を博しました。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.36 | |
1986年 | |
試訳あり |
心温まるクリスマスのおはなし | |
P02336 | 語り手は9歳の女の子。おじいちゃんが亡くなって最初のクリスマスがやってきます。毎年クリスマスはワクワクして楽しいものでしたが、今年はいつも一緒に過ごしていたおじいちゃんがいない寂しくて変なクリスマスです。おじいちゃんにプレゼントを買いましたが、渡すこともできません。いつもおじいちゃんと見ていたクリスマスの星も見つかりません。すると、珍客がやってきて、探し物をしているといいます。どうやらそれば、女の子がおじいちゃんに買ったプレゼントと同じものらしいのです。結局女の子はその珍客にプレゼントを渡します。すると・・・ようやく女の子のもとに、本当のクリスマスがやってきました。全文試訳あり。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.56 | |
2001年 | |
試訳あり |
アイスランドのユニークな昔話 | |
P02337 | アイスランドでは有名な昔話。劇にもなっている。ろくでなしの夫が死んで、こんな夫の魂は天国にいけないだろうと思ったおばあさんは、夫の魂を天国まで持って行くことにします。しかし、天国の門から出てきたペテロもパウロも聖母マリアも、夫の魂を入れてくれません。おばあさんは神様たちの以前の行いを指摘して、辛辣な言葉で言い返します。アイスランドならではの世界に類を見ない昔話です。聖母マリアにそんなことを言えちゃうなんて、とキリスト教の国で生まれたとは思えない展開に驚きです。アイスランド人の画家による挿絵が可愛らしい絵本です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.28 | |
1992年 | |
試訳あり |
オーストラリア固有の野生動物を紹介する絵本 | |
P02339 | オーストラリアのイラストレーターが、カラフルな絵でユニークな15種の野生動物を紹介している。動物たちを擬人化し、子育てする家族の関係を描くことで動物たちを身近に感じられる。読者の多くは、カモノハシが目を閉じて泳ぎ、ハリモグラはピンクのミルクを飲み、フクロネコのお母さんには乳首が六つあり、オーストラリアには白鳥ならぬ黒鳥がいて、生まれたばかりのカンガルーの赤ちゃんはクリップと同じくらいの重さで、木に暮らす動物で尻尾が無いのはコアラだけ、ということをこの本で初めて知るかもしれない。巻末の『家族の事実』では、更に詳細な生態と、絶滅危惧を含めた生存状況を紹介している。★原書あり★ |
英語 | |
P.32 | |
2012年 | |
試訳あり |
女の子の生きた証を描いた愛情あふれる絵本 | |
P02340 | この本は、重い滑脳症を持って生まれ、3歳で亡くなった、実在した女の子が主人公です。物語の中では、成長した姿で、車いすに乗って、元気に明るく毎日を楽しく生きています。彼女の両親の家族や友人によって作られたこの絵本は、クリスマス前のアイスランドで発売されて、多くの人に贈られました。女の子は、偏見のない心で人と接します。外国人でも、LGBTの親を持つ子でも、誰とでも仲良く一緒に遊びます。重い病気と障害と戦って短い生涯を終えた彼女が、本の中で生き続け、私たちに語りかけます。「だれでも一緒に遊べるはずです」と。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.28 | |
2016年 | |
試訳あり |
キリンの運転手と不思議な夢 | |
P02341 | キリンのバス運転手の首は、バスの屋根に穴をあけて顔が出るほど長くて、ほかのキリンたちにも笑われています。いじわるな乗客にからかわれることもあり、とてもはずかしくて、いつもおどおどしていましたが、大好きなバスの運転は楽しいのでした。ある日、そんな長すぎる首が役に立って、みんなによろこばれます。キリンの運転手は、長すぎる首も悪くないなと思います。ちょっと見た目が違うだけで、人のことを笑ったりいじわるしたり、とどこかで自分も経験しそうなありふれた光景は、小さな子どもも感情移入して読めるでしょう。身近な日常をキリンの社会に見ながら、チクンと胸が痛んで優しい気持ちになる素直な絵本です。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.28 | |
1999年 | |
試訳あり |
アイスランドの昔話絵本 | |
P02343 | アイスランドの代表的な昔話の一つです。日本の『三枚のお札』によく似たお話で、山姥ならぬ、女トロルが、少年を追いかけます。19世紀に蒐集されたアイスランドの昔話を、原文に忠実に再話し、美しい水彩画でアイスランドの風景を描いて絵本になりました。童話としても、昔話研究の視点からも楽しめます。★原書あり★ |
アイスランド語 | |
P.36 | |
2000年 | |
試訳あり |
スウェーデンで50年間読み継がれている絵本 | |
P02344 | 主人公は4歳の男の子。もう寝る時間ですが、ぜんぜん眠りたくありません。そこで「おしっこ!」「はみがき!」「のどがかわいた!」と、何度もパパを呼びます。パパはそのたびにやって来て、言う事を聞いてくれます。疲れているのに決して怒らず、とても優しいパパです。ママは登場しません。父子家庭の何気ない日常を描いたこの絵本はシリーズ化され、テレビアニメや映画にもなっています。本は40ヶ国語に翻訳されて、日本でも何点か出版されました。一人親、父親の子育て参加、日本でも時代が変わってきた今、ぜひ新訳で復刊を!★原書あり★ |
スウェーデン語 | |
P.28 | |
1972年 | |
試訳あり |