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企画書リスト

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ストリートチルドレンの少女と奇跡の動物の物語
P02229 舞台は、博物館の地下から北極点にまで及ぶ。言葉が話せない動物の思いを必死に理解し、助けようとするストリートチルドレンの少女は、どんな知恵と勇気を見せてくれるだろうか。
英語
P.496
2018年
試訳あり
作者の実の娘の闘病をモチーフにした、笑顔とユーモアの物語
P02234 想像力が豊かで、遊びを一から考案したり、面倒事を押しつけられた時もシークレットミッションだと言って忠実に遂行したり、毎日の出来事や身に降りかかる災難を面白がって笑顔で過ごしている小学六年生の女の子が主人公。クラスには身勝手な女王のように君臨する子もいてトラブルが絶えないが、持ち前のユーモアで楽しく乗り切っていたところ、ある日、脳腫瘍と診断される。日常の有り難みを噛みしめながら二度の手術に立ち向かう主人公のモデルになったのは、作者の実の娘。幼い覚悟とユーモアで道を拓いていく様はまさに爽快。作中、主人公がジュリエット役を演じたシェイクスピア劇は、悲劇のシーンさえも会場中に満面の笑みをもたらします。
英語
P.245
2017年
試訳あり
疑念、不安、裏切り、そして救い。実在の人物に基づく戦争のもう一つの顔。
P02236 数々出版されている、児童向けの戦争小説の中でも異色の作品と言えます。重いテーマではありますが、サスペンス的要素もあり、終盤であっと驚かされます。恰も、映画を見ているかのような臨場感とテンポの良さで、読者を飽きさせない構成になっています。しかも、本書は実際に実在した人物がモデルになっており、第二次大戦中のヨーロッパ人の物の考え方が垣間見えます。本作品の良いところは、読後に色々と考えさせられる要素があることです。物事にはすべて裏と表があり、一面的に捉えてはいけない、と言うとても大切なメッセージが込められています。
オランダ語
P.153
2007年
試訳あり
個性あふれる仲間との出会い、友情を描く心温まるストーリー
P02263 主人公は自分の生活にうんざりし、大金を得ることで人生を変えたいと願っている女の子。日々の心の慰めは図書館で読む本だった。ある日偶然手に入れたものがきっかけで、不思議な生き物たちに出会う。生き物たちは自分たちを助けてくれるなら、代わりに宝石を差し出すと主人公に約束した。主人公は大金を手に入れるのが夢だったので、生き物たちに協力し、助ける方法を探すことにした。最初はお互いに反発してばかりだったが、仲間と一緒に過ごし困難を乗り越えることで、主人公は自分の本当の望みに気づく。
英語
P.240
2021年
試訳あり
ある植物学者をモデルに描いた夢見る少年の物語
P02275 これは、一人の科学者の伝記ではなく、壮大な夢とアイデアを内に秘めた一人の少年の物語。主人公の夢は、大きくなったら植物の研究をして世界中を飛びまわること。舞台は1700年代のスウェーデン。ある雪の残る冬の日、主人公は妹と一緒に自分たちがかつて住んでいた地を散歩する。道中では、彼の持つ生きものに関する知識や、彼の頭の中にある画期的なアイデアを披露しながら、自分の将来に夢を膨らませていく。鮮やかでカラフル、かつ可愛らしいイラストとともに、スウェーデンでは最も著名な偉人の一人の少年時代が描かれる。冬の長い北欧ならではの展開で、植物や動物など、生きものの成長についても学ぶことができる一冊。
スウェーデン語
P.72
2022年
試訳あり
壊れた母との生活。ヤングケアラーのリアルを描くフィクション
P02282 アルコール中毒の母親との生活に悩む少女。自分を犠牲にし、幼い弟の世話をする彼女は何度も窮地に立たされる。母親を救いたいのに、裏切りだとなじられると思うと、周囲に真実を告げられない。だがある事件をきっかけに、とうとう家庭の事情を知られ……。本書は、ヤングケアラーを題材にしたフィクションだ。主人公の思いが赤裸々に綴られ、まるで実話のようで、ぐいぐい引き込まれていく。周囲に早くSOS を出すこと、そして、回りが手を差しのべることの大切さを教えてくれる、貴重な1冊だ。★原書あり★
英語
P.112
2020年
試訳あり
閉店後のおもちゃ屋さんを、そっとのぞいてみたら…?
P02290 街の老舗玩具店で繰り広げられるおもちゃたちの冒険物語、18話が収められています。登場するのは、どこか風変わりなぬいぐるみたちばかり。体が大きすぎて誰にも買ってもらえない子猫、布製で水に入れないことがコンプレックスのワニ、ピンク色をしているために誰にも怖がってもらえず、傷ついているオオカミ…。みな「誰かに必要とされたい、自分という存在を認めてほしい」と願っています。そしてそれぞれに、新しい「ご主人」との出会いや、仲間や、自分が勇気をふるって起こした行動によって救われていきます。ページから飛び出してきそうなパワフルな挿絵も、物語の魅力を存分に伝えてくれます。
ロシア語
P.80
2020年
試訳あり
王さまだって、十人十色。既成概念を打ち壊す、現代風おとぎ話
P02291 絵本という体裁を取ってはいますが、どこか大人に向けた寓話のようにも思える作品です。 全部で19話あり、それぞれに個性的な王さまが登場します。それも、勇ましく立派な王ばかりではありません。王さまだって人の子、好きなこと嫌いなことも違えば、弱みだってあります。 どの物語も「あるところに、王さまがいました」という一行で始まるのですが、その後の展開はまったく予測不能です。大変な目に遭う王さまもいれば、「万事塞翁が馬」とばかりに、奇跡的に危機を脱する王さまもいます。笑った後にふと考えさせられるような、不思議な味わいの物語です。
ロシア語
P.64
2018年
試訳あり
小さな少年と心優しいロボットが悪と戦う友情物語
P02293 少年には優しい両親がいます。でも友達がいません。毎日近所のいじめっ子にいじめられます。ある日、少年はロボットと出会います。ロボットは悪人にいじめられていました。少年はロボットを助けます。二人は親友になりました。一緒の家に住み、一緒に学校に行きます。もう近所のいじめっ子は寄ってきません。二人はロボットをいじめた悪人と再び戦います。小学校中学年向けのお話です。絵はカラフルで、絵本と読み物とコミックを一つにしたような本です。本を読むことが苦手な子も楽しめるように仕掛けが施されています。
英語
P.112
2014年
試訳あり
先生がエイリアンに?!へんな小学校生たちのへんな事件シリーズ
P02294 担任のジョーンズ先生の様子がなんだかヘン。エイリアンにのっとられた?!イジー小学校は事件ばかり。想像力豊かな子供たちが、学校の平和を守るため、エイリアン退治に乗り出します。 イギリスで大人気のシリーズ全8巻の第1巻です。英レッド・ハウス・チルドレンブック賞を受賞しており、他巻も名誉ある賞をいくつか受賞しています。小学4年生の語り口調で進むこの物語は、リアルな小学生の姿に近く、また風変りな登場人物が繰り広げる物語に、つい大人でも声を出して笑ってしまします。子供たちの想像の世界への没入感もあり、読書嫌いな子でもどんどん読み進めたくなるような作品です。
英語
P.176
2014年
試訳あり
多文化家族の少女の、家族、友達との関係を描いた成長の物語
P02297 日本で出版中の小学校高学年向けの書籍は恋愛や、友達関係を中心としたものが多く、多文化家族は話題になっていない。日本でも国際結婚の増加により多文化家族が増えている反面、多文化家族の子どもたちが注目されることは少ないようだ。彼らが、普通に生活しているのなら問題はないが、必ずしもそうでないだろう。髪の毛の色、肌の色の違いで少なからず周りとの違いを感じ、目には見えないプレッシャーを背負い、いじめなどの問題が起こる場合もある。本書では、多文化家族になった一人の少女が学校での出来事や家族、友達との関係を通して成長する姿をみせる。本書を通して日本の小学生が多文化家族について考える機会を持つことを願う。
韓国語
P.135
2021年
試訳あり
少年と犬の旅を通して家族を見つめ直す物語
P02325 主人公は10歳の少年。家を建てるために、両親はいつも遅くまで働いていて、家族揃ってゆっくり過ごす時間もない。彼は小さかった頃、家族が仲良く一緒にいたことを思い出して悲しんでいた。少年は一生懸命働いて稼いだ金で犬を買うが、お父さんに大反対されて、犬を連れて家出をし、おじいちゃんのいる北部の町へ行こうとする。長距離バスに乗るが、運賃が足りず途中の町で降りて自転車で目的地へ向かおうとするがたどり着けない。大切なのは家なのか、そこに住む家族なのか、それに気付かせてくれる子どもの大冒険が始まる。第一回アイスランド児童図書賞受賞、映画化作品。全文試訳あり。
アイスランド語
P.120
1986年
試訳あり
事件発生!秘密の大金を手にした子どもたち!お金の使い道は?
P02326 7歳の少女と少年が、パトカーに追われる車から投げ捨てられた古いカバンを拾います。警察に届けますが、古いカバンなら持っていても良いと言われます。そこで中を開けてみると大金が入っていました。母子家庭の少女は母親がお金に困っている事を知ります。また、世の中にはお金が必要な人が沢山いる事がわかって、二人はお金を人助けのために使うことにします。外国人、貧困、身体障害者や同性愛者、差別と偏見の社会を作者は子どもの目を通して鋭く風刺しています。そんな少女も母親の恋人を毛嫌いしていて、自分が人に偏見を持っていた事に気付きます。子どもたちの冒険と、少女の心の動きも読みどころです。全文試訳あり。
アイスランド語
P.125
1995年
試訳あり
少年四人のひと夏の友情物語
P02338 アイスランド児童図書賞受賞、映画化作品。レイキャヴィークの小さな区域を舞台に繰り広げられる四人の少年たちの冒険談を大人になった主人公が回想する。四人は正義の味方の騎士団を結成して、いじめっ子をやっつける。しかし、喧嘩をして一人が仲間から抜ける。次に騎士団は、火事で家を失った老女のためにお金を集めて家を建てる。仲間を抜けた少年は、なぜ友達がいなくなったのか、なぜ元に戻れないのか分からずに悩む。孤独な不良少年と一人暮らしの老女や、それぞれ家庭環境の違う子どもたちの心の動きが巧みに描かれている。友情と団結に拍手喝采する一方で、悲しい結末に胸が締め付けられる感動作。全文試訳あり。
アイスランド語
P.142
1992年
試訳あり