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企画書リスト

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医療、現代社批判の学際的エッセイの翻訳出版
P02685 原著は医療と社会、文化との関わりを論じた学際的作品で現代批評として古典的価値を持つ。原著初版はすでに邦訳出版されているが専門家向けで難解である。今回、著者の序文が追加された新版を大学生、大学院生、一般読者向けに再翻訳し、大幅な脚注と解説を加え可読性を高めようとする企画である。欧米の歴史、文化、著者の思想的文脈、現代社会の視点から脚注(約390)と解説(30項目)を行っている。新版に追加された序文自体が著者の思想的深化のガイドであり学術的価値と再翻訳の意義を高めている。パンデミック、高齢化社会における医療と社会の在り方と生き方を根源的に考える書籍になる。
英語
P.304
1995年
試訳あり
絶滅した生物たちと、その絶滅を阻止すべく奮闘した人々の物語
P02686 今、毎年約4万種の生物が絶滅していると言われる。途方もない年月をかけて進化してきた生物種は、なぜ、どのようにして地球上から姿を消すのだろう。人間は、その絶滅にどのように関わっているのだろう。そして、ある生物種の最後の個体が息絶える瞬間に立ち会う時、人は何を思うのだろうか?本書はいくつかの絶滅した生物種について、その進化の歴史、繁栄、さらに絶滅に至るまでの道筋を丁寧に追う。そして、絶滅を阻止すべく必死に取り組んだ人々の創意工夫と情熱に迫る。読者は、生物種の誕生と死の物語に触れ、絶滅を間近で見た人々の思いを共有することにより、種の絶滅という遠い世界の事象を身近に感じるだろう。
英語
P.443
2024年
試訳あり
ボクシングの光と影:知られざる脳損傷の現実 
P02689 世界的に人気が高まるボクシングの舞台裏で、選手たちが静かに、しかし確実に直面している深刻な脳損傷の実態を描いたノンフィクション作品を紹介したい。近年、日本国内ではリング禍による重大事故が相次ぎ、2025年8月には東京・後楽園ホールで二人の日本人ボクサーが試合中の脳損傷で命を落とすという痛ましい悲劇が起きた。本書は、華やかな試合の裏で進行する見えないダメージを、最新の医学的知見、歴史的事例、そして選手・家族・医療従事者の証言を通じて包括的に明らかにする。ボクシングに関わるすべての人が知っておくべき事実を網羅し、競技存続と安全性向上のための行動を促す内容である。
英語
P.312
2021年
試訳あり
再掲 裏資源 リサイクルの幻想とごみの国際取引
P02697 サステナビリティは幻想なのか?先進国のごみが地球の反対側へ? 地球環境の改善という理想をちらつかせながら、石油化学産業はプラスチックの製造を加速し、さらなる消費を促している。次々と生産される電子機器、巨大船舶などごみの範疇を超えた廃棄物は私達の見知らぬ国へと姿を消す。豊かな国の消費経済が生んだ処理しきれないほどのごみは地球のどこかに送られ、そこで暮らす人々の生活を変え、健康を脅かしているのだ。そこでは、送る側、受け入れる側それぞれの利権が裏で取引きされている。受け入れ先の国々を訪れ、リサイクルされない資源の現状を生々しくレポートしたドキュメンタリー。
英語
P.400
2025年
試訳あり
健康寿命と認知症
P02711 脳トレよりも、もっと科学的にアプローチしたい。そんなあなたに朗報です! 第二の脳は、いったい身体のどこにあるのか。どうすれば健康な脳を手に入れられるのか。世界中に多くの視聴者を持つ人気現役医師が経験と科学に基づき脳と身体の謎に迫ります。
英語
P.245
2024年
試訳あり
再掲 量子コンピュータの〝量子〟とは?というあなたに贈るマンガ
P02714 2025年のノーベル物理学賞を量子コンピュータ技術につながる基礎研究が受賞した。なんだかすごそうだけど、そもそも〝量子〟というものがわからない。そんなあなたは、ある冒険家とともに量子宇宙を旅してみてはどうだろうか。本作は、理論物理学の第一人者が人気マンガ家とタッグを組んで、量子を直観的にわかりやすく解説した科学マンガ。ある冒険家が架空の世界を旅するなかで出会ったアインシュタインやシュレーディンガーから、じきじきに理論を教わるうちに量子のイメージができあがるというもの。『タンタンの冒険』のような雰囲気で高校生から楽しめる。
英語
P.160
2016年
試訳あり
〝銃弾〟でなく〝本〟で冷戦を戦ったCIAと出版人たちの物語
P02720 CIA(アメリカ中央情報局)といえば、〝暴力によって相手国を倒すスパイ集団〟というイメージが強い。だがそのCIAは東西冷戦期の1980年代に東ヨーロッパで、銃弾ではなく書籍出版によって民主化を密かに後押ししていた。イギリス人ジャーナリストが当時の資料と関係者に当たり、鉄のカーテンの向こう側でCIAと市井の人々が出版によって平和裏に自由を勝ち得ようと奮闘した姿を丹念に描く。まさに事実は小説よりも奇なり! スパイ小説顔負けの読後感を与えてくれる、手に汗握るノンフィクションを、グラスノスチ(情報公開)の始まった1986年から40年の節目の年である2026年に届けたい。
英語
P.384
2025年
試訳あり
アートと医療の融合:ホスピタルアートの現在
P02721 アートやデザインの力を医療現場で活用する「ホスピタルアート」の動きが世界的な規模で高まっている。アートセラピーという言葉は日本でも浸透しているが、本書では医療現場におけるより広義な芸術活動を取り上げ、主に米国での取り組みやそこから生じる課題を具体例と共に紹介していく。さらにホスピタルアートの指針と実践に関する組織的なマネジメントの在り方や病院の運営についても触れており、ホスピタルアートを体系的に取り上げた初めての書となっている。日本の医療現場においてはまだ模索状態である「ホスピタルアート」について理解を深める一助となるだろう。
英語
P.304
2015年
試訳あり
血縁よりも愛でつながる。配偶子提供で実現した幸せな家族の形
P02727 昨今大きな話題となっている精子提供を始めとする配偶子提供。なかでも近年「出自を知る権利」を巡り、生まれる子どもの立場で議論を進めるべきとの声が高まっている。そんななか、本書では配偶子提供で実現した幸せな家族の例を紹介。出自の告知を受けた子どもを含む当事者の実体験に加え、不妊治療に長年携わる専門家らの見解も読むことができる。出自の告知をどのように行うか、次々と課題が現れる不妊治療中のカップルのコミュニケーションについてなど、配偶子提供を検討する人にとって貴重な情報源となるのはもちろん、家族とは何かを問い直したいすべての人に価値ある事例と提言を届ける一冊である。
英語
P.123
2021年
試訳あり
祈りが政治を動かす――分断する信仰国家アメリカ
P02731 政治と宗教がかつてない形で結びつく現代アメリカ。その背後では、「霊的戦い」や「神の支配の拡大」といった宗教的言語が、宗教右派を中心に広く共有され、人々の感情と政治的行動を動かしている。本書は、こうした宗教的運動がどのように拡大し、民主主義を脅かす政治的力へと変化していったのかを、膨大な資料分析と神学的・文化的言説の精密な検証によって明らかにする。宗教を単なる政治的要素ではなく、社会的想像力を支える文化的力として捉え直すことで、分断と過激化が進むアメリカの現在を読み解く画期的な一冊。現代政治における「信仰の力」を理解するための必読書。
英語
P.292
2024年
試訳あり
再掲 私たちの生活を支えるもう一つの世界をあざやかに描き出す
P02740 注文ボタンを押すだけで商品が届き、スーパーの棚には欲しい商品が並んでいる。けれどそれらはどのようにして作られ、私たちの手元に届くのか。町のパン屋から最新の電気自動車のオートメーション工場まで、私たちの生活をあらゆる面で支えている見えない世界がどのように発展し、どのように消費者とかかわっているのか。またパンデミックでのマスク不足に見られるような弱点や現在の生産と消費のスタイルが引き起こす問題にどう対応していくのか。具体的な例を交えながら、生活の一部なのに目に見えない世界をわかりやすく生き生きと描き出す。今だからこそ読みたい、ユニークで興味深く、洞察にあふれる一冊。
英語
P.336
2025年
試訳あり
世界を形作ってきた樹木の驚くべき働きの時空を超えた物語
P02741 樹木はおとなしい受け身の存在ではない。気候を制御し、太古の地球で陸地の土壌と大気を作り、山火事を利用し、環境や他の生物と相互に関係し影響を与えてきたダイナミックな存在である。生命の進化の歴史と幾度か見舞われた環境の激変にしたたかに順応してきた多様性、香りや色素といった化学物質による菌類や昆虫、動物を使った生存戦略、人類の二足歩行や環境問題まで、樹木が環境にどのような影響を及ぼし、共進化してきたかを、地球の歴史という時間と、高山や砂漠、熱帯雨林まで世界各地をめぐる空間の旅で描き出す。身近でありながら知らないことの多い樹木について独自の視点で描いた、得るところが多く魅力的な一冊。
英語
P.320
2025年
試訳あり