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企画書リスト

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ノスタルジック・ディストピア~貧困を生きた少女~
P02461 埋もれるか、這い上がるか―薬物中毒の両親のもとに生まれ、貧困の生き地獄をさまよう子供時代を過ごした主人公の少女。子供の愛し方を知らない薬物中毒の両親を憎む一方で、少女は両親への愛情を切り捨てることができず、苦悩と葛藤の日々を送っていた。そんな少女を地獄から救い出したのは、社会の支援だった。絶望の淵を生き抜いて幸福をつかんだ結果、過去の自分を受け入れ愛することを学んだ少女は、現実社会の貧困に生きる子供たちが社会の支援と有意義な機会を与えられることこそが、さまよう子供たちを救う手段だと実感した。これは、子供時代に貧困の底辺を生きてきた1人の女性の回顧録であると同時に、社会への行動を促す啓発本となっている。
英語
P.287
2023年
試訳あり
ゴールデン・トライアングル、その真の姿とは?
P02486 東南アジアのゴールデン・トライアングルで働き始めた作者は、様々な出会いや奇異な体験を通して現地に溶け込んでいきます。同時に、金と権力から得られる快楽を知ってしまった彼は悪にも染まってしまいます。しかし、人の善に触れ友人の死を経験する中で自身の善悪のバランスの変化に気付いた時、彼は、闇世界からの逃亡を決断します。 この作品は、様々な問題を抱えた地域の現状や善悪を論ずる視点で描かれてはいません。普通の青年が実体験に基づき淡々と綴ったノンフィクションです。真っすぐで飾らない文章は、読者に現地の真の姿を疑似体験させつつ生きる事についても考えさせる力を持ちます。哀しみの中にユーモアもある魅力的な作品です。
中国語
P.256
2024年
試訳あり
認知症になった父の介護に向き合う医師の物語
P02494 高齢化は世界的な問題になり、もはや認知症は他人ごとではない。本書は、ある心臓外科医が約7年間にわたり、父の認知症に悩み、翻弄されながら死を看取るまでの様子を描いた自伝である。患者にとって最善のケアと自分ができる限界、愛と義務の狭間で揺れる様子をリアルに伝える。また父の状態に照らしながら、認知症患者の脳の状態を分かりやすく説明する。認知症を客観的に理解することで、患者の世界に寄り添いやすくなり、介護する側にとっても多大な助けになる、という医師らしい視点は非常に貴重である。認知症がテーマの海外作品に日本の読者が触れる機会は少ない。2024年、本書は中国語と韓国語で出版された。
英語
P.256
2023年
試訳あり
喜劇界の人気女性クリエイターが世に送り出したロングセラー本
P02499 日本でも関連の映像作品が多数、公開され、本国ではエンタメ業界で大出世した女性として知られる人の自伝です。当時、大ベストセラーとなり、今でもロングセラーです。働く女性たちにお薦めできる翻訳書です。軟らかさのなかに知性があり、さくらももこさんや清水ミチコさんを思わせます。話題はほぼ時系列ながら、洋服、美容、管理職の心得、業界裏話、男女差、LGBT、二大政党、インターネット、出産、育児などに鋭く切り込み、一人の都会人女性の本音が語られています。自虐や毒舌入りが入った明るい文体で、邦訳の際に業界ネタやスラングに配慮すれば、日本の読者にも受ける本だと思います。
英語
P.277
2011年
試訳あり
苦難と愛と芸術が彩るメキシコ女流画家フリーダ・カーロの人生
P02502 フリーダ・カーロは国際的にも有名なメキシコ現代美術の代表的する女流画家です。バスの衝突事故による重傷、小児麻痺の後遺症、浮気を繰り返す夫(メキシコ壁画運動の大家ディエゴ・リベラ)、4度に渡る流産(出産を断念)。こうした逆境に立ち向かいながら、奔放な愛に生き、芸術の才能を開花させ、自身の内面を見事に表した自画像を中心に独特の作風を打ち立てます。男性社会でもがきながら、誇り高く生き抜いた女性の生涯は、現代の女性の心をも見事に彩色するに違いありません。本書はフリーダの人生を赤裸々に描いた傑作小説です。
スペイン語
P.384
2021年
試訳あり
難病指定の視覚障害を持つ著者による、見えない世界の哲学的探究
P02566 難病指定の視覚障害により徐々に視力を失いつつある著者が、自身を待ち受ける失明後の世界を探究したエッセイ。視覚障害に関する歴史的・哲学的・文学的考察や、目の見えない人たちや専門家との対話も織り交ぜながら、様々な角度から「見えない世界」の実態に迫っていく。「見える世界」と「見えない世界」のはざまで不安や葛藤を抱えながらも、豊かな好奇心と鋭い感性、独特のユーモアをもって「見えない世界」を掘り下げ、そこでの生き方を模索する著者の姿勢と深い洞察は、読む人の視覚障害に対する知識や向き合い方のみならず、世界の捉え方や自己認識にも新たな次元を開いてくれる。
英語
P.368
2023年
試訳あり