【アメリア】対談の部屋1-5子育てママ・パパに向けてエールを送る!
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対談の部屋
<第1回>   全5ページ

第1回 「ただいま子育て奮闘中!」
5.子育てママ・パパに向けてエールを送る!

佐藤
 文芸翻訳家の亀井先生に言われたことがあるんです。「子供は必ず大きくなって、小さくはならない。どんなに苦しくても、手が放れれば自分の時間がとれるから、頑張ってください」と。その言葉がすごく励みになりました。
 それから、子供というのは、ほっておいても育つんです。親にやりたいことがあって、それをやるんだと決めてしまえば、子供もそれに合わせて育ってくれる。それがある面で子供の教育にもなる。そんな気がします。それに、どのような分野でも、育児と仕事の両立の問題はつきまとうものです。別に子育てがあるから、仕事ができないとか、翻訳の仕事との両立が特に難しいということは全くないと思います。


安瀬
 僕は亀井先生が翻訳なさった「もし、赤ちゃんが日記を書いたら」という本がすごく参考になりました。そこに書かれているのは赤ちゃんから見た日常なんです。まるっきり自分たちとは風景が違っていて、それは子供の立場にならないと見えてこない。親子の関係は変わりようがないものですが、自分がもう忘れてしまっている子供の気持ちを想像させてくれるんです。その本は、0歳から4歳まで年齢によって分かれているので、子供の成長に合わせて読むと面白いですよ。
 子育てというけれども、結局、自分育てですよね。子供に理屈ひとつ教えるのにしても、自分が納得しているかどうかが重要。子供に「これをしちゃいけない」というときに、何故してはいけないのか自分が納得しているかどうか。子供を育てると同時に、親が育たなければならない。子供と一緒に育っていくのが一番ですよね。そう考えると、結構楽しいですよ、子育てって。


塩冶
 第一に言いたいのは、「がんばり過ぎないで!」ということです。無理なら休めばいい、翻訳にも子育てにも、それぐらいの気持ちで取り組むのが良いのではないでしょうか。それから、先生方ふたりの子育て談、楽しく聞かせていただきました。現在は“父親不在の家庭”という言葉を耳にすることがありますが、先生方にとっては別世界のことですね。子供を世話しながら仕事や勉強をするのは、自分の体験からして大変なことだとわかっていたので、先生方のお話が、子育ての“苦労”よりもむしろ“楽しさ”や“発見”の多いことに、なんだか勇気づけられた気がします。
『忙しいと怒りっぽいママ』より『忙しくても楽しいママ』と子供たちに言われるよう、がんばりましょう!


いかがでしたか? 子育てパパのふたりの先生方は本当に自然体で、少しも無理をしていない。むしろ子育てに積極的に関わっていらっしゃる姿が、とても楽しそうで、羨ましくなりました。佐藤先生のようにプラス思考で、安瀬先生のように自分のやりたいこともちゃんと楽しみながら、大いに子育てをエンジョイしましょう!
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