翻訳チェッカーとは?仕事の内容や経験しておくことのメリット・デメリットを解説

未経験・初心者の方が翻訳者になろうと思っても、最初はなかなか上手くいかないことがあります。

「トライアルにまた落ちた……」
「求人が見つからない……」

このようなことで挫折してしまう前に、翻訳チェッカーという仕事にも目を向けてみましょう。

「チェッカーって何?」
「チェッカーの仕事にはどんなメリットがある?」

このように考えている方のために、翻訳チェッカーの仕事内容や魅力をご紹介します。

翻訳チェッカーとは

翻訳チェッカーとは、翻訳者の納品原稿を校正する仕事のことです。

ビジネスの現場では、1人が作業した後に別の人物が確認するというダブルチェックが当たり前です。どれだけ優秀な翻訳者でも、膨大な文章を翻訳し続けていたらミスが起きるかもしれません。

そこで、翻訳チェッカーが翻訳後の文章をチェックして、次のようなミスがないか確かめます。

  • ・誤字、脱字
  • ・訳抜け
  • ・誤訳
  • ・表記の揺れ

など。これによって、より品質の高い文章をクライアントに納品できるようになるわけですね。

翻訳チェッカーの仕事を請けるメリット

翻訳チェッカーの求人は通常の翻訳の仕事と同様に求人サイト等で募集されています。

それらの仕事を請けることでどのようなメリットがあるのか見てみましょう。

プロ翻訳者の仕事を見られる

チェッカーの仕事は必然的に、他人の翻訳を見ることになります。

未経験者・初心者にとっては、プロの仕事を間近で見られるわけですから、これほど勉強になることはありません。

お金をもらいながら勉強もできると考えれば、かなり大きなメリットだと言えるでしょう。

翻訳者への下積みになる

トライアルに落ちてしまい翻訳の仕事を得られなかった方でも、チェッカーとしての経験をしておくことで、次は翻訳の仕事につながることが期待できます。

プロの仕事を見て勉強できる他、チェッカーとして働いていたという経歴自体が有利に働く可能性もあります。

翻訳チェッカーの仕事を請けるデメリット・注意点

以上のように、翻訳チェッカーは通常の翻訳とは違った特徴・メリットがあります。

一方で、次のように気をつけたいこともあります。

報酬は翻訳よりも少ない

翻訳チェッカーはあくまでも文章を校正するだけのため、報酬は翻訳料の1/3~1/4と言われています。

この仕事だけで食べていくには、かなりのボリュームをこなさなければならないでしょう。ただ、同じ時間で、いちから翻訳するよりは多くの文章をチェックできるので、チェックのスピードをあげることで収入もあげることができるでしょう。

翻訳の仕事もチェッカーの仕事も、アメリアなら求人があります!

ここまで、チェッカーの仕事についてご紹介してきました。

チェッカーはあくまでも他の翻訳者が訳した文章を原文と照らし合わせてチェックするお仕事ではありますが、スキルアップなどの大きなメリットがあります。

これを経験しないのはもったいない話です。翻訳会社によっては、チェッカーの道を究めた専業のチェッカーを優遇している企業もあるので、翻訳に関わる職業のひとつとして選択肢に入れてみても良いのではないでしょうか。

アメリアには翻訳の求人が多数掲載されていますが、その中にはチェッカーの仕事もあります。

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