翻訳者になるために必要な資格と7つの条件

在宅で仕事ができる翻訳家と言う職業に憧れる方は少なくありません。ただいくら語学力があっても身近で翻訳者がいなければ分かりにくいのがその実態です。

そこで仕事として翻訳家デビューを考える方のために必要な条件について説明していきましょう。

翻訳で求められる基準判断が難しい英語力「英検準一級」+「TOEIC900点」はほんと?

一般的に言われているのは英検であれば準一級、そしてTOEIC900点が在宅翻訳家として仕事を始めるにあたって最低必要限なレベルだと言われています。

これは個人的な感覚ですがただ単に英検準一級に合格したというレベルでは多くの案件には対応できないと思います。

あえて厳しく言うのであれば余裕で準一級に合格できるレベル、あるいは英検一級の一次試験合格程度の読解力やライティング力は必要です。

TOEIC900点もひとつの基準としてよく語られています。もちろん専門分野にもよりますし例外はいくらでもあります。

もちろんこれらの基準に必ずしも達していなくてはだめということはありませんが、基準を満たしたからといってすぐに翻訳家としての仕事を始められると言うわけでもありません。

あくまで一つの基準値として考えるのは構いませんが、その点数だけがすべてではありません。翻訳というのは単純に英語を日本語に置き換える単純作業ではなく、分かりやすく伝わりやすい日本語をアウトプットできるライターとしての資質も重要になってきます。

翻訳の仕事で有利になるのはバックグラウンドを持つ人!セルフブランディング

英語能力の高い人は数多くいらっしゃると思います。

従って翻訳でより多くの仕事を受注するためにはそれ以外の部分で自分をどれだけアピールできるか?が大切なポイントとなってきます。

例えば大学での専攻が理工系だった場合や、過去に就職していた企業の業務で学んだスキルなどは間違いなく翻訳家としての高いアピールポイントとなります。

翻訳家としての仕事を目指すのであれば「高い英語能力は当たり前」の前提で、それ以外に自分がどんなストロングポイントを持っているのか、そしてそれをどうプレゼンできるかでえられる報酬も大きく異なってきます。

実際の翻訳作業で大切になってくるリサーチ能力

英語が好きで得意だから、と言うだけでは翻訳で安定した収入を得ることは難しくなります。

そもそも翻訳という仕事は言葉の置き換え作業だけではなく、それ以上に重要なのは調査力になります。

事前に文献やWebを調べて知識を得て、自分が引き受けた翻訳案件に対してどれだけ正しい日本語で表現できるか?また自分の考えた訳語がその業界で一番適切な言葉かどうかなどの判断も大きなポイントです。

一般的なライティングと同じで、出来る限りの深掘り事前調査無しでは読み手に分かりやすい翻訳はできません。 あともう一つ大切なことは資料として探す情報は「日本語検索」だけでは十分でないということです。

必要に応じて英語の文献やソースを見るのはもちろんですが、Web検索などもYahoo USAなど英語圏のソースも調べることでより質の高い翻訳が可能になります。 これらの調査能力を上げるために必要なこと、これは「経験」しかありません。

原語かと思わせる翻訳スキルは日本語に対する敏感さ

英語のスキルがいくら高くてもアウトプットする日本語のライティング能力が低ければあなたの翻訳は評価されないかもしれません。

頭の中で理解していてもそれを誰が読んでもわかりやすい日本語に置き換えるのは簡単な仕事ではありません。

特に日本語は表現が難しい言語です。句読点の使い方や一文の長さ、適切な言葉の使い方、主語と述語の呼応、などいろんな文章を読みながら常に勉強は欠かせません。

頭の中では100%英語部分を理解できていたとしても、それをどのような日本語でアウトプットするかは「日本語のライター」としての能力も求められるのが翻訳の仕事です。

ユーザーにとって読みやすく伝わりやすい文章を作ることを、常日頃から心がけることが大切です。

翻訳業界でもPCとITスキルは不可欠

翻訳という言葉から受けるイメージはあまりITには結びつかないかもしれません。

ところが実際にはパソコンなどを使うスキルは非常に重要になってきます。特にこれから翻訳家としてデビューして在宅で仕事をしていきたいと考えている方は「必須」ともいえるのがITスキルになります。

在宅で翻訳の仕事をして一般企業並みの収入を得るためには、仕事にスピード感が求められるようになります。

もちろん英語力が高ければ高いほど翻訳スピードは上がるかもしれませんが、そこで必要になってくるのは機械の力を借りて翻訳をするということです。

Google検索や機械翻訳、置換などを利用することによって翻訳業務を可能な限り効率化することが可能になります。

時間効率を最優先することで翻訳で得られる収入は変わってきますので、ITスキルに磨きをかけることは一つの重要なポイントかもしれません。

英日翻訳で求められる日本語能力

英日翻訳に限らず、翻訳仕事全般において日本語能力が占める割合はとても高くなります。

特にWebメディアでは「不特定多数の人が読む」ことを前提に文章を書く練習をする必要があります。

書籍などとは異なりWeb上の情報はほとんどの場合が無料です。

無料であるだけに、翻訳家が書いた文章に対して読み手が少しでもストレスを感じてしまうと、別のサイトに移動してしまいます。

そのためには最後まで読んでもらえる日本語を書くトレーニングをお勧めします。

例えば自身でブログを運用するなどしていれば、色々なツールなどを使って「自分の文章がどこまで読まれているか」を客観的に判断することもできます。

翻訳の仕事で大切な「生活と仕事を継続できる」安定した基盤

在宅ワークとして翻訳の仕事をする場合必要なのは「クライアントとの信頼関係」です。

継続的に仕事を受けることができれば収入も生活も安定するようになります。

逆に言えばどんな状況でも安定して仕事を継続できる基盤は最も重要なポイントとなります。

気楽なノマドワーカーとして世界各地を拠点にして翻訳家として生活していきたい!そんな希望を持っている方も少なくないでしょう。

ただし現実はなかなか甘くはありません。基本的にはどこにいても仕事ができるのがフリーランスの翻訳者ですが、継続案件などを持っている場合はやはりきちんとした仕事スペースで安定したアウトプットできるような環境づくりが大切になります。

翻訳の仕事で食べるための条件「まとめ」

ただ語学が得意だから翻訳の仕事がしたい、と考える方は多いかと思います。

そこで必要になってくるのは「翻訳の仕事で生計を立てて行く」という強い意志以外ありません。

圧倒的なスキルや経験があるなら別ですが、これからフリーランスの翻訳の仕事を探そうという方は、応募時に翻訳の仕事にかける意気込みなどもクライアントに伝わるようにすることが大切です。

今回のコラムではそのための条件を書いてみましたが、是非参考にしながら翻訳者デビューを目指してください。

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