在宅ワークで人気の翻訳の仕事!知っておきたい4種類の形態と仕事の内容

翻訳業と一口で言っても需要がある業種や職種は幅広く、また報酬も内容によって大きく異なってきます。

最近ではWeb周りの案件も増えてきていることもあり、在宅ワークとして働きたい方への間口が大きく開かれてきています。

今回は大きく分けると4種類ある具体的な翻訳の形態について説明しましょう。

出版系の出版翻訳

ほとんどの方が「翻訳」という言葉から思い浮かべるのがこの分野の仕事でしょう。

具体的には外国語で書かれた書籍などを日本語に翻訳する仕事が中心となります。

また最近では文芸作品以外の専門書や学術書、ビジネス本、あるいは時事やライフスタイルに関する書籍などの翻訳なども「出版翻訳」のジャンルに含まれることも多くなってきています。

そしてこの分野で翻訳を専門とする人を一般的に「翻訳家」と呼びます。多くの方に思い描かれ、憧れられる職業でもあります。

ただ出版翻訳家のみの活動で安定した生活を成り立たせることは簡単ではありません。コンスタントに仕事を受けることが難しいジャンルだと言えます。

出版翻訳の特徴とメリットやデメリット

出版翻訳の場合の収入は主に「印税」からの収入となります。一般的には6~8%だと言われています。

ただ最近ではWeb系のメディアが増えてきていることもあり、本そのものが売れなくなるという傾向が続いています。
それでもベストセラー本ともなれば一冊翻訳するだけでも相当の収入が期待できるのは大きな魅力ですね。

また 最近では印税ベースではなく、ページ数や文字数などを加味したうえでの買い取り形式で支払われることも多くなってきています。この場合、仕事を始める前に翻訳家としての収入が確定するという安心感はあります。

出版翻訳の場合は原書の雰囲気を壊さずに読者に読み物として楽しんでもらえる高い日本語力が求められる分野であることが特徴的です。

読者を引き込むような、ストーリーテラーとしての能力が必要なジャンル、このようにまとめることもできます。

映像関係などの放送やメディア翻訳

主に放送や通信関係で映画や海外ドラマ、ニュース番組などを翻訳する仕事となります。またこの映像翻訳には

  • ・翻訳した文字を文字として映像にのせる「字幕翻訳」
  • ・翻訳したものを台詞とする「吹替翻訳」

の2種類が存在します。

これ以外にも例えば海外のニュースなどを翻訳する場合には「放送翻訳」という呼び方が一般的に使われます。

また洋楽の歌詞の翻訳などは「メディア翻訳」と呼ばれることもあります。

映像翻訳を仕事として引き受ける際の注意点とメリットやデメリット

映像翻訳で注意したいのはスクリプト=台本の有無、となります。

筆者自身過去に某地上波番組のドキュメンタリー番組の映像翻訳を引き受けた経緯がありました。この時はスクリプトが存在しなかったため思ったよりも時間がかかってしまった苦い経験もあります。

この時はスペイン語から日本語への翻訳でしたが、スクリプトがない場合には自力でのヒアリング能力が大きく問われます。

またスペイン語に限らず英語の場合でもアメリカ英語とイギリス英語、オーストラリア英語など国によりイントネーションや使用する単語も異なりますので、受注する前にどの国のものであるのかは確認したほうがいいでしょう。

たとえスクリプトがあっても映画やドラマなどに日本語を乗せる字幕翻訳の場合は、英語が正しく完全に理解できる能力を問われることはもちろん日本語の編集能力も問われる仕事となります。

カットごとに挿入できる文字数が決められていますので、その中でシーンにふさわしいニュアンスを取り入れた言葉をアウトプットできる。言ってみれば「編集」能力も問われるのがこの映像翻訳の仕事です。

ビジネス翻訳とも呼ばれる実務翻訳は翻訳家デビューに向いているジャンルです

翻訳という仕事のジャンルの中で今現在最も需要が多く、これから在宅ワークで翻訳家を目指される方に一番向いているのがこのビジネス翻訳でしょう。

ビジネス文書がカバーする範囲はとても広くなります。

  • ・一般企業や官公庁で必要とする契約書
  • ・マニュアルや仕様書
  • ・パンフレットなど産業界ジャンルのもの

また分野としてはありとあらゆるジャンルで翻訳のニーズはつきることはありません。特許や法律、金融関係、医療関係や化学など、最近では特に通信やネットワーク、コンピュータ関係などの翻訳の仕事が多く見受けられます。

これらの機械やコンピューターなど専門的な分野に関しては「技術翻訳」と呼ばれます。

大きな需要が見込めるWebメディアやサイト翻訳

SNSなどのWebツールのユーザーが世界的に多くなってきている今、翻訳などの仕事もWeb関連のものが特に増えてきています。

Webメディア翻訳はホームページなど「サイト周りの」仕事だけではありません。 スマホ用にどんどん開発されるアプリやゲーム業界でも翻訳の仕事は増えてきています。

Web業界そのものの分野の広がりは大きく、今後もその分母はさらに拡大していく傾向にあります。

翻訳の仕事!知っておきたい4種類の形態~まとめ

在宅ワークとしての翻訳の仕事もこれだけの種類があります。 厳密に分けるとするともっと細かな分類もできますが、これから翻訳家デビューを考えている方は自分の向いているジャンルを探すことから始めましょう。

また最近の傾向としてTradosなどの翻訳支援ツールや機械翻訳の導入もすすめられていることから、翻訳納期もどんどん短くなっている傾向があります。

専門分野に関しては高い需要が存在します。 特に医薬や特許関係などは今後もさらに翻訳の仕事は増えていくでしょう。高品質な翻訳がスピーディーに行えるプロの翻訳者は依然として不足しているのが現状です。

翻訳業界で生計を立てていくのにできることは二つあります。

  • 1.契約社員や派遣社員として翻訳の仕事に携わる

あるいは

  • 2.フリーランスとして在宅で需要の高い専門分野もこなせる翻訳家を目指す

翻訳者として正社員の雇用はとても少ないので、契約社員や派遣社員で経験を積み、フリーランスに転向する方も多いです。

そのためには専門分野を勉強したり、常に翻訳スピードとクオリティにこだわった工夫をし続けることが大切。それを継続して続けることで翻訳家としてのゴールは見えてくると思います。

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