ご利用企業インタビュー

ブレインウッズ株式会社

大切なのはお客様目線で考えること

取締役社長の相田氏と専務取締役の笹波氏が2人でブレインウッズを立ち上げたのは2000年9月のこと。当初は、それぞれの得意分野や人脈を生かして、翻訳、Web制作、株式情報提供の3分野で業務を行っていました。その中で、最もニーズが高く、また仕事として一番好きだと思えたのが翻訳。業務内容は、次第に翻訳に一本化されていきました。

その後、通訳もできないか、あるいは映画のコンペティションに出品する作品の字幕を作ってくれ、と依頼が入るようになり、現在のような実務翻訳、映像翻訳、通訳の3本柱が出来上がったのです。

実務翻訳では幅広い分野の仕事を受注していますが、中でも多いのが、マーケティング、プレスリリース、マニュアル、ホワイトペイパー、パンフレットなど。分野や内容によって多少の違いはあるものの、共通して大事なのは“お客様目線
で考えて訳すこと”だと笹波氏は言います。

「登録翻訳者の方にとって、ブレインウッズがお客様なのではなくて、その先にあるクライアントがお客様なんです。そのクライアントがどこまで仕上を思っているのかを、弊社と翻訳者とで共有し、一緒にお客様に満足いただける品質のものを納品していきたいと考えています」

クライアントによって、求めるられる納品のスタイルはさまざま。正確に訳してくれれば、表記の統一や表現の仕方は社内の担当者が仕上げます、という場合もあれば、表記、言い回し、コピーライトまで、すべて完璧にして納品してほしいという場合もあります。

「クライアントごとに要望は違いますので、仕事をマニュアル化することはできません。ですから登録翻訳者の方も、その時々に応じて、細かく意識しながら一緒に仕事をしていける方が望ましいですね」(笹波氏)


ニーズに合わせて幅が広がる映像翻訳

一方、字幕翻訳では、映画、ドラマ、ドキュメンタリー、エンターテインメント系DVDの英日、韓日を主に受注しています。また、実務翻訳の実績とあわせて、商品販促用ビデオなどビジネス系の映像翻訳を依頼されることも多いそうです。

「最近はインターネットで映像を流せる時代になりましたので、海外の商品を日本で紹介するときに、英語版の映像に日本語の字幕やナレーションを付けるニーズも高まってきました。ナレーションの場合は、スタジオでの録音まで含めてお
引き受けしています」

また、ユニークなところでは、海外の映画祭に出品する際の日英字幕翻訳、能や狂言を解説する英語字幕制作なども請け負っているそうです。

フレキシブルな働き方で若手を育てる

現在スタッフは、社員2名、契約社員・パートなど週4、5日出勤するスタッフが7名、地方に住む在宅スタッフが4名の合計13名です。

スタッフは2週間前までに翌月のスケジュールを提出し、1週間前にはシフト表が決定されるしくみになっています。毎月のスケジュールを自分で立てられて、よっぽどのことがない限り希望通りのシフトで働けるということで、オンサイトで働きながら、翻訳のさらなる勉強の時間を取ることも可能なのです。

「オンサイトの翻訳コーディネーターは、ほとんどアメリアのJOBから募集させていただいています。また、特別なプロジェクト等で在宅翻訳者の増員が必要になったときも、アメリアから募集させていただくことが多いです。多くの方の応募をお待ちしております」(笹波さん)

にビジネス系の映像翻訳を依頼されるお客様は、字幕・吹替制作に関する情報が乏しい場合も少なくありません。

「字幕にすると情報量が減りますが、それをクライアントにご理解いただくのも重要なこと。弊社では実務翻訳者に全体の翻訳を依頼し、それを元に映像系翻訳者に字幕に落とし込んでもらう2段体制をとり、そのステップをご理解いただいて、最善の字幕翻訳を提供しています」(笹波氏)

中には「吹替DVDを3日で作ってくれ」といった無理な依頼もあったそうです。そこで、お客様から受けた質問に対する回答をまとめる形で、2008年4月より「映像翻訳・ローカライズ情報の森」というWebサイトをスタートさせました。翻訳者にとっても知りたい情報が詰まったサイトですので、ぜひご覧ください。




今から2年半ほど前、東京オフィスでオンサイトのスタッフとして働き始めましたが、諸事情により実家の岡山に戻ることになり半年で退社。岡山では派遣社員として働いていましたが、希望するような翻訳の仕事はなく……。そんなとき、社長から「在宅スタッフとして働いてみないか」と声をかけられました。

仕事の内容は以前と同じ、翻訳コーディネートとチェックです。相談やミーティングはスカイプとチャットを利用。価格設定や翻訳者の選定など、どんな小さなことでもいつでも相談・確認できるので不自由はありません。在宅だからできないこともいくつかありますが、オフィスのスタッフがカバーしてくれています。以前いっしょに働いていたメンバーも多いのでコミュニケーションもとりやすいです。

現在、在宅スタッフとして4カ月目。リラックスして、集中できる在宅での仕事環境をとても気に入っています。最初はコーディネートの仕事を在宅でできるのかなと心配でしたが、パソコンと携帯があり、オフィスにいる人の協力を得られれば、十分に機能するということを実感しています。



私がブレインウッズに入社したのは2006年1月。アメリアのJOBで映像翻訳チェッカー募集の求人を見つけて応募したのがきっかけです。最初は実務翻訳の担当でしたが、入社前は映像翻訳の勉強をしていたので、いずれは映像翻訳のほうへ進みたいと希望を伝えていました。

入社1年半の頃から徐々に、映像翻訳のチェックの仕事や、納期の長い字幕の翻訳をやらせてもらうようになり、2007年秋頃から本格的に映像翻訳の部署に異動の希望が叶いました。

思ったよりも早く希望の映像の仕事ができるようになり、非常に満足しています。また、実務の経験も積むことができたことも、将来的には在宅フリーランスで翻訳の仕事をしたいと考えている私にとって、ありがたいことだと感じています。オンサイトだからこそ得られる経験をもっと積んで、将来の夢に備えたいと思っています。