【アメリア】みんなで作るインタビュー8・global2j LLC紹介編
 
  みんなで作るインタビュー


 [インタビュー編]
読み物  
・global2j LLCさんへの質問を送ってくださったみなさん、ありがとうございました!みなさんからの質問にお答えいただいた「インタビュー編」です。


 第8回 global2j LLC
 
<第8回> 紹介編|インタビュー編 1  全2ページ

御社の登録翻訳者に必要なPCソフトは何ですか?“必ず必要なもの”と“所有していれば仕事の幅が広がるもの”を教えてください(りまさん)

PCソフトで必要なのは、Word、Excel、PowerPointです。弊社の場合、比率としてはWordが8割、残り1割ずつがExcelおよびPowerPointでの業務です。また、金融・経済翻訳の依頼主である金融機関や一般事業会社に納品する関係上、システムは一般にはWindowsを使用すると考えておけばよいでしょう。

その他、原文をPDFファイルで受領するケースもありますので、PDFファイルを迅速に受け取り問題なく開けるように、インターネット・PC環境を整備しておけばさらに安心です。翻訳者として、まずは翻訳力をつけることが第一ですが、受注と納品を円滑にするための環境整備も非常に重要です。翻訳業を成功させるために、環境整備もビジネスマナーの一つととらえ、翻訳の実力と両輪の関係にあるという意識を持ちましょう。


金融機関等のバックグラウンドがなくても活躍している方はいるということで励みになりました。ただ、実際に初心者として仕事の取得を目指していると、「トライアルに合格しても、職歴もかなり参考にされるので、それがないと仕事の受注は厳しい」とよく言われます。そこで、バックグラウンドがないというウィークポイントを補って仕事を獲得していくための留意点などあれば、ぜひお聞きしたいと思います。(HNさん )

確かに他社のトライアルに合格しても、なかなか実際の仕事がまわってこないという話を伺ったことがあります。弊社の場合に限って申し上げれば、トライアルの合格者については、過去の職歴はあくまでも参考程度であり、いかに高いクオリティの翻訳を納品できるかということを何よりも重視しています。また弊社では、可能な限りフィードバックをするようにしていますが、次回の翻訳にそのフィードバックが必ず反映されているか、また発注時の指示に注意深く従っているか、ビジネスマナーができているかなどを基準に、徐々に発注する仕事の分量を増やしていきます。

一方、せっかくトライアルに合格しても、前述のプロセスの中で弊社の期待するクオリティの翻訳をいただけない方や、翻訳力を向上させようという真摯な姿勢がない方には、残念ながら自然と発注量が減ってしまいます。まずは、ご自分の実力を客観的に見据え、受注した仕事は次回の仕事へのオーディションのような気持ちで抜かりなくリサーチをし、推敲を重ねて納品するようにしましょう。また、翻訳の実力に今ひとつ自信が持てない場合は、あせって翻訳会社に登録するよりも、まずは半年から1〜2年程度を準備期間として、確実に翻訳力を向上させる学習に専念しましょう。

金融翻訳のなかでも、特にどの分野の需要が高いのか、最近の傾向あるいは今後の予測があれば教えてください。(ワンダーブレッドさん)

常に需要がある基本分野は、「マクロ経済(指標・金融政策・財政政策)」、「相場(株式・債券・為替)」、「投資戦略」でしょう。経済状況により、需要の多い分野は変化していきますが、上記の分野は他のほとんどの内容にも関連する基本ですので、専門用語と基礎理論は必ず押さえるべきです。


また、現在の傾向のみで自分の専門分野を細分化しようとすると、経済状況が変わった場合に打撃を受ける危険性があります。基本分野を中心に金融・経済翻訳であれば慣れない内容でも上手にまとめ上げられる「器用な翻訳者」になることを最終目標にしましょう。そのためには、リサーチ力を磨くことも必要です。弊社では、常にクオリティの高い翻訳を納品する方には、新しい分野の仕事も安心して発注させていただいています。


書籍以外の媒体で(例えばテレビ等)、金融翻訳の勉強になるものはありますか。(Rain Dropさん)


日本経済新聞を徹底的に読むことが有効です。金融・経済翻訳の顧客が求める格調高い文章スタイルを学ぶことができますし、新しい専門用語も参考になります。


また、余力があればフィナンシャル・タイムズなどの英語の経済記事も読んでみましょう。


個人の性格による向き不向きはありますか。(雅さん)


一言で申しますと、「学ぶ」姿勢がある人が向いています。「学ぶ」とは「まねぶ」ということです。新聞や書籍などで日本語でも英語でもよい文章表現に巡り合った時や、翻訳講座を受講した時に、お手本を素直に「まねする」ことができる方は、翻訳力向上のスピードが速いです。反対に、「自分の翻訳でも、正しいのではないか」と頑なな姿勢でいると、せっかくの学びのチャンスを自ら逃すことになります。


また、年齢を問わず、次にあげる性格の人が向いているといえるでしょう。 ?素直な人(=翻訳技術を吸収しやすい) ?実行力のある人(=自ら翻訳学習を継続できる) ?柔軟な人(=顧客の要望をくみ取れる) ?注意深い人(=原文の細かい点を理解できる、顧客の指示に従える)
最後に、独学では独りよがりになりがちなので、身近でよい指導者や学習素材を探すことができればさらによいでしょう。


私は最近翻訳会社に登録して仕事を始めましたが、どこまで自分で調べて、どういったことは翻訳会社に尋ねてもいいのかがわかりません。時間があるときはよいのですが、特に急ぎの仕事の場合、翻訳会社に尋ねたほうが速いと思いながらも、こんなことを聞いていいものかと迷うことがあります。翻訳者が調べるべきこと、翻訳会社に尋ねればいいことのルールのようなものはありますか?翻訳会社の側としてのお考えをお聞かせください。(ジェミニさん)

まず、翻訳会社から発注時に特に指定がない場合には、出来る限り自分で調べ、翻訳会社に手間をかけないことが基本ルールです。依頼主のサイトや、サンプル資料、用語集などを翻訳会社が事前に入手していれば、翻訳者にその旨連絡しているはずです。もし、受注時にそのような参考資料を得ることが出来ない場合、文章スタイルについてはインターネットで探し出した同類の文書を参考にし、専門用語なども徹底的にリサーチしましょう。

効率のよいリサーチには、インターネット検索のコツをつかむ必要があります(具体的な検索のコツについてはここでは省略しますが、ご興味のある方は弊社 education@global2j.com に直接お問い合わせ下さい)。
ただし、翻訳の担当範囲や納期について指示が理解できない場合は、出来る限り早めに翻訳会社に確認し、トラブルを避けましょう。

 
学習方法についてご不明な方には、インタビュー編でもご案内しました弊社の翻訳者を対象とした学習方法のアンケート結果を送付いたします。件名を「アメリアインタビュー記事 学習アンケート結果希望」として弊社 education@global2j.com に直接お問い合わせください。

 
 
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