機械翻訳、AI翻訳と切り離せないポストエディットとは? | 【Amelia】在宅でできる英語などの翻訳の求人・仕事探しはアメリア

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Google翻訳、DeepL、ChatGPTなど、機械翻訳(生成AIを使用した翻訳を含む)の日進月歩には目を見張るものがあります😳

「翻訳に興味がある」「翻訳業界の情報収集がしたい」「翻訳のスキルアップをしたい」などの理由でアメリアにご入会いただいた方も、「テクノロジーとの共存」は気になるテーマの一つだと思います。

 

機械翻訳(Machine Translation: MT)は翻訳速度の点で人間を圧倒しますが、その出力結果は必ずしも正確とは限りません。専門分野や文脈に応じた適切な翻訳かどうかを判断するためには、相応のスキルが求められます。

このような背景のもと、機械翻訳の出力結果を確認・修正する「ポストエディット(Post-editing: PE)」という業務が存在します。

 

アメリア事務局まで寄せられたご質問をもとに、3つのポイントをご紹介します❗

 

🔷アメリアご利用企業のご依頼により掲載している求人情報には、「翻訳」「翻訳チェック」「ポストエディット」など、さまざまな職種があります。全ての求人で機械翻訳が使用される訳では決してありません。必要なスキルや仕事内容を理解いただくことが大切です。

 

🔷「機械翻訳の使用が明記されている求人」以外での使用は、発注元企業の指示に沿ってご対応いただきますようお願いいたします。「使用禁止」などの規定を設けている企業もございます。トライアル(翻訳者採用試験)も同様です。

 

🔷「ポストエディット」案件において、機械翻訳の選定や入力を行うのは、一般的に発注元企業です。また、品質基準を一般化することはできませんので、「どこまでの修正が求められているのか」は、企業に直接ご確認ください。

 

アメリアも所属する業界団体である、一般社団法人アジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)が公開されているガイドラインも、ぜひご一読ください😊

発注者、受託者、作業者が共有すべき実践的な指針を提供し、品質、コスト、納期の最適なバランスを実現するための手引きとのことです。

「機械翻訳ポストエディットガイドライン」↗

 

以上、ポストエディットへのご理解を深めていただけましたら幸いです⭐

事務局 N