『世界の蛾』 | 【Amelia】在宅でできる英語などの翻訳の求人・仕事探しはアメリア

アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
最新情報やアメリア会員の方の
翻訳実績を綴ります♪

『世界の蛾』

2025-10-22

急に寒くなりましたね。夜に外出したとき、思わず手袋が欲しくなりました😅

さて本日はアメリア会員の矢能 千秋さんが翻訳を手掛けられたこちらの作品をご紹介いたします。

 

世界の蛾
 
矢野さんからコメントをいただきました。
蝶は好きだけど、蛾は苦手、という人が多いかもしれません。蝶と蛾ってなにが違うのでしょうか。どちらもチョウ目に属していて、「鳥が恐竜から派生した系統にすぎないのと同じように、蝶も色が鮮やかで昼行性の蛾の系統にすぎない」のです(本文p.10)。
蝶も蛾も重要な送粉者であり、蝶が昼行性で昼間に花を開く植物の受粉を担う一方で、蛾は夜行性で夜に花を開く植物の受粉を担っています。そう考えると、灯りに集まってくる蛾にも愛着がわいてきます。
昆虫好きな子どもから、ガーデニング好きな大人まで、初学者から専門の方まで楽しんでいただける図鑑です。蛾の送粉を助けるために、夜行性の花を植えた庭をつくることも環境保全に役立ちます。6度目の大量絶滅が迫っている、といわれますが、生態系で蛾が担っている役割を知ることで、わたしたち人間ができることが見えてきます。
少し値段が高めなので、買うのはちょっと、という方は図書館にリクエストしてみてください。
 
私もこれまで蛾は苦手でしたが、見方が変わりそうです。そして、蛾がこんなにも美しい存在だったなんて本当に驚きました。
 
蛾を愛するすべての人におくる決定版!
世界の蛾類105分類群を網羅し、形態や生態など、最新の知見に基づいた知識をこの1冊で。
多様で、美しく、驚異的な生態。奥深き蛾の世界を深く識る、唯一無二の図鑑!河出書房新社HPより)
 
ぜひお手に取ってお楽しみください⭐
 
事務局 K