ずいぶん寒くなってきましたね。夕飯にはお鍋の登場が多くなりました。温かい湯気を見るだけで、ほっとします😊
さて本日はアメリア会員のいでさとみさんが翻訳を手掛けられたこちらの作品をご紹介いたします⭐
いでさんよりコメントをいただきました😊
児童書に関わりたいと十代から願い、一時期は編集プロダクションで仕事をして燃え尽きたことも。数十年を経て、ようやく翻訳者として児童書の送り手側になれました。
動物学者のドクター・ニックが動物たちへの尽きることない好奇心と愛を詰めこみ、かれらのことばを人間の口から再現させようという難題に挑んでいます。全ページにわたるカラフルなイラストを担当したのはスイス出身のエイドリアン・バーマン。思いきった色使いなのにどこか和風の渋みを漂わせています。動物たちの掛け合いと目で物語る表情に浸るひとときを、児童書の枠を超えてあらゆる年齢層のかたにお楽しみいただきたいです。
動物たちの発する原音を動画で探り、繰り返し聴きながら英文表記との整合性を追求しました。編集作業でもこの検証は続けられたはずです。本書は、鳥のことばがわかる先生の大ベストセラーののちに発刊されましたが、企画はそのかなり前から練られていました。
日本語版は原書より一回り大きく、子どもたちからの扱いにも耐える丈夫な製本。厚みのある用紙は指を傷つけるリスクも下げています。本作りへの思いも響いてくるたいせつな一冊です。
いでさん、初めて児童書をお手掛けになられたとのこと、おめでとうございます✨
思わず声に出して真似したくなる一冊です。
大人の方にもきっと楽しんでいただけるのではないでしょうか。
版元のゆまに書房さんのサイトでは詳しい紹介がありますので、ぜひアクセスしてみてください。
★サイト★
いでさん、このたびはお知らせいただきありがとうございました。
今後のご活躍も楽しみにしております。
事務局 K🐕