アメリア会員インタビュー




日本語でこの表現は正しいの? いろいろと調べる機会が増えました

坂田:星占い翻訳プロジェクトはmakoさん自身には、何か影響を及ぼしていますか?

:まず、人に気を遣うようになりました。本来は、割とポンポンと言ってしまうタイプなのですが、どこまで抑えて、どこまで言うかということを考えるようになりました。それから、文法書を引っ張り出す回数が増えましたね。それまではあまり見なかった類語辞典などの辞書も、よく見るようになりました。

坂田:人に指摘するわけだから、自分の発言に責任がある。きちんと調べて、自分で納得していないと書き込めないですよね。

:人に納得してもらうためには、それなりに下地を固めておかないと。こういう意味もあるけど、こういう意味もあるから、こっちのほうがいいとか。調べ方も一通りじゃなく、国語辞典も見て、インターネットも調べ、類語辞典も見るというようになりました。それから、自分の知らない表現ってありますよね。日本語でこの言い方は正しいかな? というのをよく調べるようになりました。

坂田:人が書いた文章って、あれって思うことがありますよね。

:人の頭の中から出てくる言葉って、自分で思いつかない言葉がいっぱい出てくるじゃないですか。

坂田:自分が書いた訳文は、それは自分から出てきているので、馴染みのある言葉ばかりなんだけれども、人から出てきた言葉って、それが正しくても自分の感覚とは一致しないこともありますよね。

:自分の好き嫌いもあるし。この言葉は嫌いとか、この接続詞は使いたくないとか、いろんな文章の癖があったりもしますよね。「私はイヤだなあ」と思う表現が、人はイヤじゃないかもしれない。自分がイヤかどうかにすごくこだわって指摘しているんじゃないかなと不安になることもあるんです。でも、参加者の数が多いと、正してもらえる機会も多い。「そんなことないでしょう」ってきちんと言ってもらっていますし、そういうやり取りがなければいけないと思います。だから、小さなこだわりをなくしてもらうという点で、とても役に立っています。自分の中だけでこだわっていた部分を削ってもらっているように思います。

坂田:サブリーダーとしても、実り多いプロジェクトというわけですね。ちなみに、アメリアの星占いの評判はいかがですか? よく当たるんでしょうか?

:みなさんから、「アメリアの星占いは当たる」と書き込んでいただいたり、私も自分が訳した月がたまたま当たっていたので、すごく信じているんですよ。私が訳したのは5月分だったんですが、『5月の終わりから6月にかけて良い話が来る』という運勢だったんです。ちょうどその時期に映像関係の仕事の話をいただいたりしたので、良いことが書いてある時は、みなさん信じてください。

坂田:アメリアの星占いというのは、星占い翻訳プロジェクト用に占っていただいているんですか?

:そうです。本当によく当たりますよ。みなさんも大いに参考にしてください!

坂田:最後に、makoさんの今後の目標を教えてください。

:映像の仕事ができるようになりたい! って感じですね。今年は、映像のお仕事の話をいただいても、実際に仕事になる直前でぽしゃったりということが何回かあったので、縁がなかったのかなと思う反面、でも今まではそれすらなかったので、一歩前進かなとか思ったりして。

坂田:だんだんチャンスが見えてきたという感じですか?

:そうですね。それから、チャンスを待つだけではなく、自分からもなるべく積極的に動いてはいるんですが、でもそういうときは討ち死にしていたりして……。

坂田:授業も続けて通っているんですよね。

:はい。2002年の後期も授業をとっています。

坂田:それから、アメリアのほうでも星占い翻訳プロジェクトのサブリーダーとして活躍されつつ……。

:トライアルに合格できるように頑張りたいと思います!

坂田:今日はどうもありがとうございました。

:こちらこそ、ありがとうございました。



 我らがアメリアWebサイトの星占い翻訳プロジェクト・サブリーダーmakoさんは、私の想像通り元気いっぱいの方でした。あの泉のごとく湧き出る活力(!)で、これからも星占い翻訳プロジェクトを盛り立てていってくださいね。それから、星占いに興味をもたれた方、あるいはmakoさんに興味をもたれた方、ぜひぜひ星占い翻訳プロジェクトに参加してみて下さい!

関連する会員インタビュー
映像翻訳