アメリア会員インタビュー

在宅ワーク成功のキーは「集中力」!

岡田 :いよいよ独立してフリーランス翻訳者としてお仕事を始めた福永さん。数年前に出産されたということで、現在は子育て中ですね。

福永 :はい。5歳になる娘がいます。産後は1年間育休をとりましたが、その後は保育園に通っています。独立後もそのまま保育園に通えたので助かりました。

岡田 :運が良かったですね! 都内の保育園は競争率が高いですから。

福永 :そうなんですよ。私も心配になっていろいろと確認したんですが、自営業になってもフルタイムで仕事をしていれば保育を継続できるということで……。本当に安心しました。

岡田 :オフィス勤務から在宅の仕事に変わり、子育てを含め生活はどう変わりましたか?

福永 :最初は不安でした。オフィスにいた頃は、すぐに誰かに相談できる環境でしたが、在宅になると話し相手すらいない。でもそのうちにだんだんとそんな環境にも慣れていきました。もともと一人で根を詰めて仕事をするのが嫌いではないので、今はなかなか快適です。保育園に定時にお迎えに行けるのもいいですね。以前は延長の時間にかかってしまい、子どもも寂しかったようですが、今ではいつも5時30分にはお迎えに行っています。子どもと向き合う時間も増えました。

岡田 :お子さんもうれしいでしょうね。 朝、登園後はすぐにお仕事ですか?

福永 :はい。デスクに直行、そのままずっと仕事です。

岡田 :それはすごい。私も在宅ワークですが、家事が気になることもしばしばです。お掃除や洗濯、電話もあれば、宅急便も来る。雨が降ると洗濯物がもうたいへん(笑)。

福永 :確かに気になりますよね。電話やチャイムに出ればセールスだったり。子どもが散らかした部屋が気になることもあります。でも仕事を始めたら、あえてそこは見ないように背を向けて集中(笑)。

岡田 :完全に切り替えられるんですか?

福永 :切り替えて集中していると思います。机が良くなかった時期はごちゃごちゃが気になって、外出して仕事することもありました。でもリビングの一角に新しいワーキングデスクを置いてからは好調です。家事や育児の負担が増えるのではと心配した頃もありましたけど、主人がよく理解してくれて、以前と変わらず家事も分担できています。

岡田 :ご主人の理解と協力は心強いですね。お子さんが帰ってからはどのように過ごされていますか?

福永 :帰宅後、子どもはしばらくはお気に入りのテレビ番組を見ています。その間に私はきりのいいところまで仕事を済ませ、それから食事をして子どもを寝かせています。場合によっては子どもが寝てから仕事をすることもありますね。

岡田 :ということはオフィス勤務の頃よりお仕事している時間が長い時も?

福永 :よくあります。でもそれが気持ちの負担になることはないですね。自分のペースで配分、調整できるのがいいんだと思います。オフィス勤務の頃もいつも締めのある仕事をしていたので、締め切り仕事に慣れていたのかもしれません。

岡田 :在宅ワークにはメリットもデメリットもありますが、福永さんは上手にバランスをとりながらお仕事をしていますね。どうやら決め手は集中力のようです。私も見習わないと(笑)。

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