『格差の自動化』
2021-09-30
最近我が家の愛犬が太ってしまって(私の責任なんですが…)、お散歩に行くと「ちょっとぽっちゃりさんね」と言われることも。少し食事制限しつつ、お散歩をがんばる毎日です。
さて本日はアメリア会員のウォルシュあゆみさんが翻訳を手掛けられた作品をご紹介いたします。
デジタル化・自動化行政への流れは今後益々加速する。しかし、私たちは、誰がどんな意図をもって政策をたて運用していくのかを注視しなければならない。法執行機関から医療機関、社会サービスに至るまで、サービスの縮小だけでなくアメリカの機関は貧しい人への罰則を強化し、人種問題も浮上してきている。不平等格差を強力に自動化することでハイテクな監視システムがいかに不正を助長していくのか。本書は、小さな政府が効率化のためにハイテクツールを使ってどのように貧しい人々を益々困難な状況に追いやっているかを明らかにし、効果的な反撃、解決の糸口をさぐる。
(人文書院HPより)
デジタル化、自動化は確かに人々の生活を便利にしますが、一方でそれらがどういったリスクを与えることになるのか。
日本でも議論が進むきっかけとなりそうな一冊です。
ウォルシュさん、このたびはお知らせいただきありがとうございました。
今後のご活躍も楽しみにしております。✨
アメリア事務局 河原🐕🐾