『彼女の最初のパレスチナ人』
2025-10-30
本日はもう1作品ご紹介いたします😊
アメリア会員の大津祥子さんが翻訳されました。
自分にとっては初の、持ち込み成功案件です!
両親がパレスチナ人で自身はクウェート生まれ、 現在はトロント在住で弁護士でもあるという著者が、 独自の視点で移民や難民、 その子孫をとりまく状況と日々の喜怒哀楽、 パレスチナへの思いを描いたフィクションの短篇集(全9篇) です。
各作品には、 カナダの都市部在住でパレスチナや中東にルーツを持つ人物( 移民やその二世、三世)が描かれています。 主な登場人物の年齢は20~40代が中心で、 祖父母世代もいます。職業は、芸術家や大学の助教、医師、 薬剤師、弁護士、プログラマー等、男女共に多様で、 ガザ南部のラファから亡命した若者もいます。
70年前に国を追われた世代の話から2021年のガザ空爆までが 取り上げられる一方で、物語としてもご堪能いただけるかと。 くすりと笑えたり、 この世界のシステムへの絶望感で悶絶したりの全9話です。 本文には注記、あとがきにはパレスチナ史概略も含まれています。
私自身につきましては、 中東関連の本を訳したいと思って10年ほど前に出版翻訳の勉強を 始め、このたび実現いたしました。 多くの方々から長年にわたっていろいろとご指導、 刺激を与えていただき、改めて感謝いたします。
両親がパレスチナ人で自身はクウェート生まれ、
各作品には、
70年前に国を追われた世代の話から2021年のガザ空爆までが
私自身につきましては、
翻訳を学び始めた頃の夢を実現された努力と情熱がすばらしいですね!
大津さん、お知らせいただきありがとうございます✨
今後のご活躍もとても楽しみにしております。
事務局 S

