『カザモニカ 黄金便器のゴッドファーザー』
本日はもう1冊ご紹介いたします。
アメリア会員の脇本美穂さんの共訳書です😀
イタリア語から日本語への翻訳を手掛けられたそうです。
タイトルを拝見してフィクションかと思ってしまったのですが
渾身のルポ=ノンフィクションとのこと❗
脇本さんよりコメントをいただきましたのでご紹介いたします。
マフィアといえば、コーザノストラ、カモッラ、ンドランゲタのことだと思っていました。首都ローマにマフィアが?
この作品を読むまで、その存在をまったく知りませんでした。ローマ市民でさえ、最近まで知らなかったのですから、当然かもしれません。それでも「カザモニカ」でネット検索すると、彼らが投稿した動画や画像などが次々にヒットします。これは作品内に出てくるエピソードや彼らのライフスタイルを理解するのに、大いに役立ちました。ネットの世界では、彼らはちっとも隠れていなかったのです。フィクションではないかと思えてしまうくらい、かなり強烈なエピソードもあり、彼らの拠点に行き、突撃取材をした著者の勇気とジャーナリスト魂に感服するばかりです。
作品内でひんぱんに引き合いに出された映画「野良犬たちの掟」が好きな人には、ぜひとも読んでもらいたい一冊です。
「カザモニカ」で私も検索してみましたが、なんとも新鮮🤩
渾身の取材内容をぜひ読ませていただきたくなりました。
脇本さん、お知らせいただきありがとうございました✨
今後のご活躍もとても楽しみにしております😀
事務局 入江