『今日が人生最後の日』
2025-05-30
さて本日はアメリア会員の鵜田良江さんが翻訳を手掛けられたこちらの作品をご紹介いたします。
おかげさまで新しい訳書、ウリ・ルスト著『今日が人生最後の日』が刊行されました。
版元は『違国日記』など、数多くの女性系漫画を30年以上にわたり制作してきたシュークリーム。このたび世界の女性コミックスを日本へ紹介するShuCreamGWというレーベルを立ち上げ、その第一弾として本書が出版されました。新しい試みというだけあって、制作の過程は私にとって新鮮な驚きの連続で、貴重な経験になりました。
著者はオーストリア出身でベルリン在住、原書の出版社もベルリンのため「ドイツマンガ」なのですが、主な舞台は1984年のイタリア。当時17歳でパンク少女だった著者が、お金もパスポートも持たず、ウィーンを出発してイタリア半島の南に浮かぶシチリア島まで旅をするノンフィクションです。
無謀とも言える旅の途上には理不尽な出来事も待ち受けています。それでもウリはしっかりと自分を持ち、嫌なことは嫌だと闘い続けます。たとえその相手がマフィアだったとしても。でもやがて、イタリア史に残る大事件に巻き込まれることに。
11か国語に翻訳され、数々の賞も獲得した名作です。ついに日本語になったこの作品を、ぜひ手に取ってみてください。
版元は『違国日記』など、数多くの女性系漫画を30年以上にわたり制作してきたシュークリーム。このたび世界の女性コミックスを日本へ紹介するShuCreamGWというレーベルを立ち上げ、その第一弾として本書が出版されました。新しい試みというだけあって、制作の過程は私にとって新鮮な驚きの連続で、貴重な経験になりました。
著者はオーストリア出身でベルリン在住、原書の出版社もベルリンのため「ドイツマンガ」なのですが、主な舞台は1984年のイタリア。当時17歳でパンク少女だった著者が、お金もパスポートも持たず、ウィーンを出発してイタリア半島の南に浮かぶシチリア島まで旅をするノンフィクションです。
無謀とも言える旅の途上には理不尽な出来事も待ち受けています。それでもウリはしっかりと自分を持ち、嫌なことは嫌だと闘い続けます。たとえその相手がマフィアだったとしても。でもやがて、イタリア史に残る大事件に巻き込まれることに。
11か国語に翻訳され、数々の賞も獲得した名作です。ついに日本語になったこの作品を、ぜひ手に取ってみてください。
著者のウリ・ルストさんが17歳のときの体験を綴った本作。本書を通じて、私も追体験してみたいと思いました。
皆さんもぜひお手にとってお楽しみください😊
鵜田さん、お知らせいただきありがとうございました。
今後のご活躍も楽しみにしております。
事務局 K🐾