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本日は純という言葉がぴったりなラブストーリーのご紹介です

サンザシの樹の下で [DVD] サンザシの樹の下で [DVD]
(2012/01/11)
チョウ・ドンユィ(周冬雨)、ショーン・ドウ(竇驍) 他

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こちらのDVD&ブルーレイの吹替翻訳を
手がけられたのが木村佳名子さん。

本作は、文革時代の禁じられられたの物語。
とても特徴的なのは「とても静かで美しい作品」(以下「」は木村さん談です)の
ほぼ全編にわたってプロパガンダ放送や会話、集会の声が
背景音として流れ続けていたことなのだそう。

2人を常に取り囲むこの時代特有の言葉にならない圧力や
人の目を感じさせる演出とはいえ、物音ではなく人の声の場合には
通常はすべて訳すことになるのだそうです

 「耳を澄ましても聞き取れず、ネイティブに依頼しても聞き取れず、
  歴史資料を探しまくって作るしかないと取り掛かった時に、
  「ME(効果音)にほとんど入っていました」と制作のかたからメールが…
 (MEトラックに入っている音は、基本的にそのまま使います。つまり翻訳不要)」


制作の方が「天使に見えました」と仰る木村さん。
いやはや本当に、実際に作ることになったら
これはもうもんのすごい大変なことになりますよね

確実に観客に影響を与えるものであっても、普通に見る側からすると
はっきりと意識されることは少ないように思える背景音。
ですが、翻訳者の方をこんなにも悩ませるものなのですね

超豪華キャストの大胆な大作の一方で『あの子を探して』や
『初恋のきた道』(←ピンクの上着とおさげのチャン・ツィイーの笑顔が
忘れられない)などなどピュアで繊細なラブストーリー作品も
多くのファンに支持されているチャン・イーモウ監督。

本作も、このときにしかありえないような、
二度とは捉えられないみずみずしい2人の思いに
胸を掴まれる名シーンがあります。ぜひご堪能ください

お仕事情報のお知らせと一緒に現場の声をお寄せくださる木村さん。
プロ意識、映画への愛情が濃縮されていてワクワクしつつ、
とても勉強になります。いつもありがとうございます。

またのご連絡を楽しみにお待ちしています


アメリア事務局
中川