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情報誌・コラム
アメリア会員インタビュー
吉田 晋治さん
宮田
:さて、そうしてフェローで足かけ4年学んだあと、実務翻訳の講師としてデビューされたわけですよね。学校側からは、いつごろ打診があったのでしょう?
吉田
:フェローに入学して4年目の春に、学校の事務局の方から、廊下ですれ違いざまに声をかけられました。2年目から実務の仕事を始めていましたが、その件は学校側に伝えていなかったので、最初はただの冗談かと思いました。夏前にはどうも本気らしいと気づき、結局、秋口に了承して、翌年の春から教壇に立つことになりました。もともと人に何かを説明するのは好きでしたし、人に説明することで自分の中でもより明確になっていきますから。
宮田
:ものすごいスピード出世ですね! 授業の準備など、大変ではなかったですか?
吉田
:フェローの基礎講座では、「ベータ」というテキストを使っています。これはぼく自身、カレッジコースのときに勉強したものだったので、とくにこれといった準備は必要ありませんでした。ただ、どんな質問がくるかなと自分なりに考えたりはしましたね。あとは、授業の進め方をどうするか。なにしろぼくは"あがり症"で、人前に出ると何もしゃべれないですから。
宮田
:ええっ、信じられません! このインタビューでは、ごくふつうにお話ししていますよ。
吉田
:一対一なら大丈夫なんです(笑)。生徒として通学しているときは、自分が発表するのすら恥ずかしくて……。だから、なるべくしゃべらずにすむ授業のやり方はないかと考えました。
宮田
:なるべくしゃべらずにすむ方法ですか!?
吉田
:はい。そこで考えたのが、受講生のみなさんに1人ずつ前に出て、白板に訳文を書いてもらうやり方です。その訳文をもとにウンチクを語る、その方法なら自分でもできそうだと思いました。受講生さんが書いている間に、自分の考えをまとめるわけです。佐藤先生も、それに近い教え方をされていました。
宮田
:なるほど、いい作戦ですね。ところで、吉田さんは1972年生まれとお若いですから、受講生さんの中には年上の方もかなりいらっしゃると思いますが、年齢的な面などで苦労とかやりにくさを感じたことはないですか?
吉田
:それはとくにありません。受講生さんの年齢で区別する、というのも当然ありませんし。多少個性が強い方もいらっしゃいますが、とくに困ったことはないですね。
宮田
:クラスの年齢構成は、どうなっているのでしょう?
吉田
:昼間と夜の講座を受け持っていますが、昼間は20歳から40歳代、夜も20歳前から50歳代までとさまざまです。
宮田
:フェローで講師をされながら、コンピュータ、金融関係、契約書など実務翻訳の仕事をコンスタントに続けてらっしゃるのですよね?
吉田
:受講生時代から縁のあった翻訳会社からずっと仕事をもらっていますが、実は講師を始める前の年の秋から、一時的にその会社の社員にもなりました。その当時、2300ページもあるOSの解説書の仕事に携わり、600ページ分の翻訳だけでなく、他人の訳文のチェッカーもやっていたのですが、社員が1人辞めるので、どうしても会社に来てほしいと言われまして。講師を始めたときは翻訳会社とかけもちで、週1回、会社を抜けては学校に来ていました。
宮田
:会社でも、翻訳の仕事をされていたのですか?
吉田
:それが、翻訳の仕事も多少はあったのですが、大半は翻訳と関係のない仕事でした。会社にいるメリットをあまり感じられず、結局1年も経たないうちに辞めてしまいました。でも、今でもそこから仕事はもらっています。
宮田
:では、いい形でご縁が続いてるんですね。ところで吉田さんのお仕事時間は昼間でしょうか、夜でしょうか?
吉田
:夜はほとんど仕事をやりません。最近は、地元の図書館にコンピュータを持ちこんで、仕事をすることが多いですね。基本的に家ではあまり仕事ができない体質なので……。だから、図書館の開館時間とともに仕事を始めて、閉館時間とともに仕事を終えるという感じです。
宮田
:図書館で仕事をしていて、不便なことはないですか?
吉田
:ぼくの仕事の場合、インターネットで調べたりする必要はあまりないので、まったく問題はありません。辞書類も用語集もすべてコンピュータに入ってますし、原文もPDFファイルだから、コンピュータさえあれば大丈夫なんです。
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