『いのちは贈りもの』 | 翻訳者ネットワーク アメリア|40年以上の実績と翻訳の求人・スキルアップ支援

アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
最新情報やアメリア会員の方の
翻訳実績を綴ります♪

フランス語と英語の翻訳でご活躍の河野万里子さんから

訳書が届きました。

 

サブタイトルにもありますが、ホロコーストを生きのびた少女の

なまなましい体験を綴った本書、読み始めたら、とてもやめられなく

一気読みしてしまいました。

 

自由を奪われ、明日の我が身がどうなるのかもわからないまま、

強制収容所を転々とさせられる日々。

父親が捕虜にとられたことで、奇跡的に少しだけ幸運にめぐまれたと

いう自覚や、「生きるためには、考えなければならない。何をしたほうが

いいのか、しないほうがいいのか。いちばんいいのはなにか、より悪くない

のはなにか…」という思考を、10歳ほどの少女が持ってしまう・・・という

ところに、戦争の恐ろしさ、残酷さを切実に感じました。

 

ただ、この本ではそんな状況にありながらもわが子を守ろうと奮闘する

母の姿や、極限状態にあっても助け合う人と人とのふれあい

人間の人間らしさも描かれていて、暖かい気持ちにもなれました

 

多くの方に、ぜひ読んでいただきたい作品です。

 

河野さんから、この本を題材とした児童文学評論家の野上暁さんとの

トークショーのご案内もいただきました。

8月24日夜7時から、神保町のブックハウスカフェで行うそうです。

 

チラシもまだできていないとのことで、ブックハウスカフェのFacebookにも

案内は出ていないようですが、ご興味がある方はぜひご参加ください。

 

アメリア事務局 室田