アメリア公式ブログ

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この週末、東京は暖かったですね。お花見をされた方も多かったのではないでしょうか。
さて、本日は、ノンフィクション分野の出版翻訳でご活躍の児島修さんから、訳書刊行のお知らせをいただきました。
児島さん、ありがとうございます

まず1冊目は、青土社さんから刊行された『Good to Go 最新科学が解き明かす、リカバリーの真実』です。



児島さんよりコメントをいただきました。
プロアスリートの経験もあるサイエンスライターが、「運動後の疲労回復」というテーマに深く切り込みます。豊富な取材や論文調査、自分を実験台にした体験リポートを通じて、「従来の定説や巷に溢れるさまざまなリカバリー手法には科学の裏付けがないものが多く、データや情報に振り回されるよりも、高精度のセンサーを備えた身体の声に従うことのほうが良い結果をもたらすことが多い」という納得の結論を導きます。スポーツで日常的に汗を流している方だけではなく、体調管理に興味のあるあらゆる人におすすめです!

「喉が渇いてからじゃ遅い!水分補給は早めに!」「捻挫したら、即アイシング!」「運動後は疲労回復にサプリメントを!」とか、
スポーツをやっている方はもちろん、スポーツをやっていない方でも、少しは耳にしたことはあるのではないでしょうか。
でもそういったアレコレ、実は科学的根拠が薄かったりするのだそう。(その裏には業界の思惑もあったりして…)

編集者は青土社の福島舞さん。この本を編集しながら、ご自身でも実践し、先日の東京マラソンでは、サブスリー(2時間54分59秒)を達成されたとか!すごすぎる~!
私なんか、まったく足下にも及びませんが、ぜひ参考にさせていただきたいと思いました。

続きまして、もう一冊は、東洋経済出版社さんから刊行された
『UCLA医学部教授が教える科学的に証明された究極の「なし遂げる力」
です。



こちらも児島さんからコメントをいただきました。
UCLAの心理学教授が、長年の研究に基づき、物事を継続させるための「7つの心理的力」を特定、それぞれを豊富な事例を交えながら詳しく説明していきます。「どんな行動でも、この7つに切り分けて対策を立てれば、継続できるはず」という心強い知識が手に入ります。仕事でもプライベートでも、多くの人の目標達成の場面に役立つ一冊です!

この7つの力というのは
目標を小さく刻む
コミュニティ
重要性を認識する
ルーチン化
夢中になる
ニューロハックス
簡単にする

だそう。

この7つの力を応用し、組み合わせることで、なし遂げる力をさらに高められるのだとか。
新年度にぴったりの一冊ですね。

児島さんの2冊、いずれも、すぐに何かを始めたくなるような、気持ちを前向きにするような本だと思いました。
ぜひどちらもお手に取ってご覧ください。

アメリア事務局 河原