アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
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翻訳実績を綴ります♪

本日はもう1作品ご紹介いたします

アメリア会員の佐々木紀子さんが翻訳された1冊です。



~内容紹介(Amazonより)~
愛でてよし食べてよし。

近年注目される食用花(エディブルフラワー)。人類はいかに花を愛しつつ食べてきたのか、その意外に豊かな歴史を追う。分子ガストロノミーや産直運動などの最新事情、菊、桜などを使う日本の食文化にも言及。

レシピ付。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。


佐々木さんからコメントも頂戴しました↓

「近頃ちょっとしたブームになっているエディブル・フラワー。でも野菜と思われているブロッコリーは実は花だし、薔薇やスミレからバナナの花まで、昔からさまざまな花がキッチンで使われてきました。

『食』の図書館シリーズの1冊である本書は、食用花の歴史をたどり、世界の地域ごとに紹介するもの。古代エジプトやギリシャ、聖書の時代から、現代の分子ガストロノミーまでもカバーしています。

美しい写真つきで目に楽しく、食欲もそそられる。日本の平安時代に行われていた重陽の節句の宮中行事『菊の着綿(きくのきせわた)』にまで言及していて、著者たちの博識ぶりに驚きます。レシピもつき、花を食べてみたくなること請け合い。

翻訳もとても楽しく進められました。古代ナワトル語が出てきたりして苦労しましたが、調べ甲斐のある仕事でした」


エディブルフラワーがのった料理を想像すると、ついおしゃれフレンチになってしまいましたが、実は古代からの長い歴史があるのですね!

佐々木さん、翻訳作品をお知らせくださりありがとうございます。
またどうぞよろしくお願いいたします。

アメリア事務局 相澤