アメリア公式ブログ

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今年は花粉症がとても軽く終わって助かりました

本日は、アメリア会員の依田光江さんの翻訳作品をご紹介します!
コンピューターの頭のなかが覗ける一冊とのことです。



依田さんからご紹介文をお寄せいただきました。
よく聞く「人工知能(AI)」って、つまるところ、コンピューターのなかでは何をしているの? と思われたことはありませんか。その種の本を眺めてみたけれど、数式のオンパレードにくらくらして、とても歯がたたないとと思われたことはありませんか。
本書はまさに、そういうかたのための本です。

こういう本があるのですけど、ご興味はありませんか、と出版社さんから打診をいただいたとき、真っ先に調べたのは「数式が何個出てくるか」でした。「ゼロ個」だとわかったとき、わたしは前のめりになって「ぜひ訳させてください!」と返信していました。

数式を使わず、それでも、ちゃんと論理的な説明がなされていて、知的好奇心にばりばりに応えてくれます。ところどころに、AIに魅せられた技術者たちの泥臭い奮闘の物語が交ざっています。

自然言語で出題されるクイズに解答するまでの1、2秒間に、コンピューターは何を「考えて」いるのか、人類最強と呼ばれる囲碁の棋士を負かしたコンピューターは次の手をどうやって決めていたのか、「ダルメシアン」や「シュナウザー」など100種以上の犬種の画像をどうやって見分けているのか、などなど、コンピューターの頭のなかが覗けますよ。



数式は一つも出てこないそうなので、私も安心して手に取らせていただけそうです
依田さん、お知らせありがとうございます。今後のご活躍も応援しております

アメリア事務局 並木