『セルリアンブルー 海が見える家』上・下
本日はもう1作品、ご紹介いたします。
アメリア会員の金井真弓さんが翻訳を手がけられました。
コメントをいただきました😊
魔法青少年担当省でケースワーカーとして働く、まじめだけれど孤独で冴えない中年男性のライナス。彼の仕事は、「普通」と違う魔法生物の子どもたちが収容される児童保護施設の調査をして報告することでした。そんなある日、突然に最重要任務を命じられ、遠く離れた島へ一カ月の調査へ行くことになります。そこには問題児とされた魔法生物の子どもたちと、謎めいた施設長がいました。彼らとの出会いを通じて、ライナスの世界は変わっていきます。
YA小説+ファンタジー的な内容に、男性同士のロマンスが加わった、ちょっと不思議な物語です。差別や偏見と闘うことの困難さ、ルッキズムへの警鐘、多様性の尊重といったさまざまなテーマを扱いながらも、個性的で愛らしい子どもたちのキャラクターにほほ笑まずにはいられない、心温まる作品となっています。
ハニュウミキさんによる、上下巻をつなげると一つの絵になるすてきな表紙もポイントです。書店などでお手に取っていただけることを願っています。
不思議なお話のようですが、様々な要素を楽しめる作品のようで興味深いです。
上下巻を繋げると一つの絵になるというのも素敵ですね❗
早速、頭の中で繋げてみました😊
金井さん、ご連絡いただきありがとうございました⭐
今後のご活躍もとても楽しみにしております。
事務局 入江