来週はまた台風の接近が心配です…お出かけの予定を変更される方もいらっしゃるかもしれませんが、8月の最終週を出来るかぎり楽しみましょう🌻
本日はもう一作品、アメリア会員の濱浦奈緒子さんの翻訳作品もご紹介いたします😊
いまや私たちの生活になくてはならないデジタルプラットフォーム。それをひとつの制度(インスティテューション)とみなし、経済(第Ⅰ部)、政治(第Ⅱ部)、社会福祉(第Ⅲ部)の理論で分析した書籍です。制度論がメインですが、プラットフォームのテクノロジーや、テック企業家の生い立ちや思想、プラットフォームをめぐる国際社会の現状など、さまざまな角度から楽しめる一冊となっています。
また、本書はデジタルプラットフォームがユーザーを搾取するという負の側面についても言及しています。読後はきっと、そうしたプラットフォームへの見方が変わるはずです。私は、Amazonとのつきあい方を考えさせられました。
本書が初の単訳書となり、一冊を訳しきる大変さを痛感しました。同時に、終盤にかけて前章までの点と点がつながり、一気に結論までもっていくという論展開の面白さも味わえました。読者の方にも同じような感覚を味わっていただけると嬉しいです。
初の単訳書とのこと、ご刊行本当におめでとうございます✨
濱浦さんから直々に教えていただいた論展開の面白さをぜひ沢山の読者の方に味わっていただけますように!
濱浦さん、これからのご活躍もとても楽しみにしております😆
アメリア事務局 並木