『恐竜最後の日:小惑星衝突は地球をどのように変えたのか』
2024-09-02
本日はもう一作品、アメリア会員の十倉実佳子さんが翻訳を手掛けられた作品をご紹介いたします✨
十倉さんからコメントをいただきました😊
本書のタイトルは『恐竜最後の日』ですが、 恐竜の絶滅だけでなく、 その後の世界や生態系がどのように再生を果たしたかという点にも 着目した1冊になっています。恐竜は個人的にも興味のあるテーマでしたので、 調べ物はあまり苦にならず、 カルチャーセンターで催された恐竜の講座や古生物学の講座に参加 したりもしました。そこでの学びも翻訳に活かせたかと思います。監訳者の田中先生によるあとがきも素晴らしいので、 恐竜や古生物に興味のある方にはぜひ手にとっていただけたら嬉し いです。
◆本文より
もし歴史がほんのわずかでも違う形で展開していたならば、絶滅における最悪の状態を脱したとしても、進化の末に私たち人間が誕生することはなく、爬虫類の鋭い爪が牛耳る世界で生きる哺乳類は、比較的小さい体のまま、フンフンと辺りを嗅ぎまわるだけの存在になっていたことだろう。
この壮大な物語は恐竜たちの苦難だけで終わるものではない。私は、滅亡する恐竜たちの陰に隠れて生き残った目立たない生物たちと、そんな彼らがのちに繁栄する様子にも焦点を当ててみたかったのだ。
(Amazonより引用)
もし歴史がほんのわずかでも違う形で展開していたならば、絶滅における最悪の状態を脱したとしても、進化の末に私たち人間が誕生することはなく、爬虫類の鋭い爪が牛耳る世界で生きる哺乳類は、比較的小さい体のまま、フンフンと辺りを嗅ぎまわるだけの存在になっていたことだろう。
この壮大な物語は恐竜たちの苦難だけで終わるものではない。私は、滅亡する恐竜たちの陰に隠れて生き残った目立たない生物たちと、そんな彼らがのちに繁栄する様子にも焦点を当ててみたかったのだ。
(Amazonより引用)
物語のような先史時代ノンフィクションとのことで、とても面白そうですね⭐
アメリア事務局 榊原